こんにちは! 本当に掃除が苦手です! 「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。
家事のなかでも苦手なことってありますよね。ぼくが苦手なのは掃除、洗濯、皿洗い、トイレ掃除、風呂洗い……ぜんぶやん。
とくに苦手なのは掃除なのですが、今回はこのさかなからしっかり学びたいと思います。
見た目は普通の熱帯魚?
おちょぼ口でキュートなカラーリング、ホンソメワケベラ。
人懐っこくてダイビングをしていても人間によってきます。
なぜ寄ってくるかというと…。
さかな界の「掃除屋」さん!
ほかの魚に付いた寄生虫を食べるんです。
魚の身体を「掃除」していることから別名クリーナーフィッシュとも呼ばれます!
お掃除するときは決まりごとがありまして……。
ワンツー!ワンツー!はじめるよ!
「今からお掃除するよっ!」
と、くねくねホンソメダンスを踊るとウツボやハタ、大きな魚たちの方から寄ってくる!
気持ちよさそうにエラや口の中についた寄生虫を食べてもらいます。大きなサカナの口に入っても食べられないのは、よっぽど腕のいい掃除屋さんなんですね。
(ときどき、間違って食べられるそうです)
そんなホンソメワケベラですが人気者すぎて……!?
ニセモノに気をつけろ!!
人気すぎてニセモノ登場かーーい!! 見た目はそっくりのニセクロスジギンポ。
コイツはずる賢いさかなで、ホンソメワケベラのふりをして掃除ではなく、ウロコやヒレを食いちぎります!
もちろんちゃんと見分け方もあって、まずは泳ぎ方が違います。あとは口の位置が下向きにあれば偽物です。
この記事を読んでる方の中でウロコやヒレがある方は、間違わないよう気をつけてくださいねー! じゃあまたね!
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レポーターREPORTER
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
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