Kiss FM KOBE×HEATコラボ企画 初めての「釣って、さばいて、食べる」
アウトレット隣接の釣り堀体験

まだまだ猛暑が続いていた9月中旬。
9月10日にオープンした『釣って食べて遊んで学ぶ。体験型教育施設「KAIKENの釣り堀」』を訪れた神戸市在住の4歳の男の子ユウマくん一家。何と、大型の商業施設（アウトレットパーク）内に釣り堀があるというのです!?　お父さんは釣りを少々、お母さんは子どものころに釣りをしたような…、そしてユウマくんは初めての釣りということですが、お魚が釣れれば釣った魚を食べられるということでチャレンジすることに。
（ユウマくんは「カニカマを釣ったことがある」と言っていました…（笑））

そんなユウマくん一家の「釣り堀初体験」の1日を追ってみました。

「KAIKENの釣り堀」に到着！

ユウマくん一家が「KAIKENの釣り堀」に到着！　場所は三井アウトレットパーク マリンピア神戸の敷地内にある神戸市立水産体験学習館「さかなの学校」のすぐ近くです。
到着してまずビックリしたのがその景色のよさ！　瀬戸内海、淡路島、明石海峡大橋、ヨットハーバーを見ながら釣りができる好立地にありました！

 

当日は初めての釣りということもあり、興奮冷めやらぬ感じのユウマくんでしたが、安全のためライフジャケットをスタッフさんに着させてもらっているときは少々緊張していたよう…。ただ、ユウマくんだけがライフジャケットを着たこともあって、少し優越感を感じていた様子でした。

釣りをしたことがないのに、いきなり「海や川に釣りにいこう！」というのは少しハードルが高いですね…。その点「KAIKENの釣り堀」は、手軽に・気楽に・手ぶらで行ける釣り堀で、仕掛がセットされた釣り竿とエサ、バケツを貸してもらえるので、初心者でも安心して釣りを楽しめる施設です。
コンテナに海水を入れて釣り堀として利用している当施設は、1つのコンテナには「アジ・サバ」が、もう1つのコンテナには「カンパチ（シオ）・メジナ（グレ）・イシダイ」などの未利用魚（大きさが不ぞろい、漁獲量が安定しない、調理に手間がかかるなどの理由で市場に出回らない魚のこと）が泳いでいました。

ライフジャケットを着用したら、早速、釣り座への階段を上り、スタッフさんからエサの付け方や釣り方を教えてもらうユウマくん。しかし、コンテナ内（釣り堀の中）を映してあるモニターが気になり、目線は幾度となくモニターにいってしまいます…。そんな様子をお父さんやお母さんから注意される一幕も（笑）。（モニターではタイミングがよければエサに食いつくお魚が見られるかも？）
それでも、スタッフさんからの「お魚がエサを食べたときにはこのウキは水中に沈んでいきますよ」といった説明を受けて、ユウマくんもお魚を釣ったときのイメージができたのか、笑顔で受け答えしていました。

教えてもらった通りにできるかな？
ユウマくん、初めての釣りスタート

スタッフさんに「ウキが沈んだらリールを巻いて、リールを巻くとお魚は上がってくるよ」と教えられたユウマくん。早く釣りがしたいと思う気持ちが全面に出たのか、そわそわ…。実際に仕掛を水面に落とす方法や竿の持ち方を教えてもらい、いよいよ初釣りがスタートです。
果たしてユウマくん、お魚を釣ることはできるかな？？？

 

人生で初めての釣りということもあって、ユウマくんは恐らく緊張と興奮が入り混じっていたことでしょう。お父さんもお母さんも興味津々といった面持ちでユウマくんの様子を見ていました。そんななか……ウキが沈んだ！！！

ウキが沈むのを確認すると同時に竿に重さを感じたユウマくん。教えてもらったようにリールを巻く……予定でしたが、「手前に回すんだったかな？　奥に回すんだったかな？」とアタフタ…。なかなか思うように上手く巻けなかったようですが、それでも必死に巻いて、初のお魚をゲットしました！！！

初めて釣ったのは約20㎝のアジ！　「ヨッシ！」ユウマくんはとっても興奮し、喜んでいましたよ！　もちろん、お父さんとお母さんも同様に。
…ところが、少し様子の変なユウマくん。実は生きたお魚を近くで見たのが初めてとのこと!?　ピチピチと動くお魚が怖かったようで、お魚からできるだけ離れようとしていました（笑）。すかさず一緒に大喜びしていたお父さんが側に来ると、少し安心し怖さもなくなったのか、ホッとした表情を浮かべ楽しそうにしていました。

無事にユウマくんが釣ったあとは、大人たちにバトンタッチ。教えられたとおりにハリにエサ付けし仕掛を落として、お父さん、お母さんも見事にお魚をゲットです！
短い時間ながら釣りの面白さを味わったユウマくん一家は、締めくくりにお母さんの釣ったイシダイを持って、明石海峡大橋をバックに記念の家族写真を撮影したのでした～。