レインウエアは雨天時だけ着るものではない
これからすぐに迎えるとても鬱陶しい季節。
そう、梅雨がやって来る。釣り人は雨が降ったから釣りに行かない、ということはない。貴重な休日は常に晴れるとは限らないし、大好きな釣りであるから多少の雨でも喜んで出かけるだろう。渓流などはむしろ雨だからこそ魚の活性が上がり、好釣果に恵まれることは少なくない。雨の日のほうが釣り人が少なく、狙った釣り場に入りやすいから釣りに行く、という人もいるだろう。
そんな雨の日の釣りに欠かせないアイテムが、レインウエアだ。レインウエアは、もちろん雨を防ぐのが大きな目的だが、雨が降っているときだけ着るというものではない。晴れていても風が冷たいときや、ときにはハチや蚊、アブなどの害虫や、鋭い棘を持った木の枝などからも体を守ってくれる。渓流などで転倒したときには、大怪我から守ってくれるかもしれない。船では、水飛沫はもちろん、強い日差しから守ってくれる。
レインウエアに求められる性能とは？
さて、レインウエアに求められる性能には、どういったものが考えられるだろう？
第１に、風雨をしっかりと防いでくれること。
第２に、内部が蒸れずに快適なこと。
第３に、動きやすいこと。
第４に、耐久性があること。
第５に、デザイン。カッコイイことだ。
１や２は、レインウエアとしてはごく当たり前の機能だろう。これは最低必須条件である。
３は、釣りはある意味スポーツ。釣り場まで移動し、ロッドを振り、リールを巻き、魚とやり取りする。その動きを妨げるようであれば、釣りで使用するレインウエアとしては失格だ。
４は、前述のように、害虫や、岩や木の枝などから体を守ってくれることが重要である。また、せっかくよいものを購入しても、すぐに破れてしまっては意味がない。
５は、釣りは趣味である。どうせ着るのであれば、カッコイイほうがいいに決まっている。
このほど、フリーノットブランドから、そんな性能を満たす、これから迎える雨の季節にぴったりのアイテムが登場した。「BOWSUI/3 ストレッチレインスーツ」と、「NITENGO ストレッチレインスーツ」である。 以下、その優れた機能の数々の一例を紹介しよう。
最上位モデル「BOWSUI/3 ストレッチレインスーツ」と、
機能性と汎用性の高さを追求した「NITENGO ストレッチレインスーツ」
BOWSUI/3 ストレッチレインスーツ
「BOWSUI/3 ストレッチレインスーツ」は、レインブレス３レイヤー透湿防水素材を採用した最上位モデル。雨風から身体を守る高い撥水性を誇り、防水性と蒸れを放出する透湿性も兼ね備える。最大の特長は生地のストレッチ性。ハードな使用にも耐える厚みでありながら、モデル名にもあるようにアングラーの動きを妨げない高いストレッチ性も持つ。
細部にもこだわっており、動かしやすさと着心地を高める立体設計の袖口や、ライフジャケット着用時に開閉しやすいよう高めの位置に配置されたジャケット両サイドポケットなど、すべてが釣り仕様となっている。
レインウエアといえば、一般的には春、夏、秋の３シーズンに使用するイメージだが、この「BOWSUI/3 ストレッチレインスーツ」は、フリーノットシリーズのミドラーやダウンと組み合わせれば冬でも快適。快適な高機能レインウエアだからこそ、オールシーズン使用していただきたい。
NITENGO ストレッチレインスーツ
もうひとつの「NITENGO ストレッチレインスーツ」は、レインブレス2.5レイヤー透湿防水素材を採用し、軽量コンパクトで汎用性の高さを追求したモデル。耐久撥水性を持った表生地の裏側に防水透湿コーティングを施し、肌に触れる面は特殊プリントをすることでベタつきを軽減。
３層生地と比べて裏地がないため、軽量かつソフトで、コンパクトにまとめることが可能となっている。
デザイン的特長として特筆すべきは、袖が途中から脱着できて半袖になること。体は濡れたくはないが、腕は濡れてもよいといった蒸れの激しい真夏の雨天時などでも快適だ。
このように、釣り具として非常に重要なレインウエアであるが、実際は案外蔑(ないがし)ろにされがちなアイテム。だが、自分の体にまとうアイテムだからこそ、お気に入りの普段着のようにいい物を選びたい。水が浸透してくる、湿気で内部がビショビショ、動きにくいなど、粗悪な物は釣りに集中できないばかりか、釣り人の体力を奪い、最悪の場合には命の危険にさえさらされることもある。
つまりレインウエアは、釣り人にとっては竿やリール、そしてハリなどの仕掛類と同じく、釣りには欠かせない大変重要なアイテムなのだ。
