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当たり前だが…日本の冬は、寒い。とくに釣り場は風を避ける場所が少なく、季節風をモロに受けるので体感温度がさらに低く感じ、余計に寒く感じる。
その一方で屋内はどうだろうか？ 確かにエアコンをはじめとした暖房器具をガンガンに使えば、暖を取るのはそれほど難しくはない。ただ、ここ最近のエネルギー問題が影響して来年からは電気代が大幅にアップする予定だし、石油由来の燃料はすでに影響を受け、昨年よりは明らかに高い。そう、来る今冬は屋内ですら、これまで同様の温かさを得ることが容易ではない状況なのだ。
そこで今回は釣り場ではもちろん、お家でのリラックスタイムも優しい温かさでヌクヌクと過ごせるFREEKNOT（フリーノット）の防寒アイテム｢レイヤーテック モコルームソックス｣と｢レイヤーテック モコレッグウォーマー｣、そして｢レイヤーテック モコハラマキ｣の3点を詳しくご紹介したい。素材の特長を含めた解説は、ハヤブサのアパレル企画販売を担当する山口氏にお願いした。
体温＝遠赤外線を吸収して輻射熱を発生する｢光電子®｣
まずはイメージ写真を見た印象だが…女性用？
｢そういうわけではないです。フリーサイズなので、女性はもちろん男性もお使いいただけます。ただ、これらの商品は弊社ウェブサイトからのオンライン販売と、全国の東急ハンズでの店頭販売のみという限定商品なので、普段から釣具店にいらっしゃることがない女性でも、手に取っていただきやすい商品であることは間違いないと思います｣と山口さん。
確かに、釣りをしない女性がこれらの商品を買うためとはいえ、1人では釣具店には入りづらいかもしれない。その点、東急ハンズならばヘンな疎外感（？）を感じることもなく、気軽に買い物ができるというものだ。
これら3点の商品にはすべて｢光電子®｣という素材が使われていて、ご存じの方も多いかもしれないが、フリーノットがリリースする数多くの防寒アイテムに採用されている。ちなみに読み方は｢こうでんし｣で、人体から出る遠赤外線を吸収して熱を輻射し、保温するという仕組みらしい…山口さん、詳しくお願いします！
｢光電子®の繊維には高純度の微粒子セラミックスが練り込まれていて、このセラミックスが人体から放出される体温＝遠赤外線を吸収し、再び遠赤外線を輻射して人体に戻すんです。この『体温放出→光電子®が吸収→遠赤外線輻射→人体が輻射熱を感知』というサイクルが着用している限りは延々と続き、人体を保温することができるのです｣。
光電子®は体温に近い心地よい温かさが持続する｢保温タイプ｣
つまり、吸湿発熱素材のように運動することで汗（水分）が発生して初めて熱が生まれるというのとは違い、着用するだけで前述のような保温サイクルができあがるということだ。キャッチフレーズの｢ジッとしていても温かい!!｣というのは、こういう意味だったのか！
｢吸湿発熱素材は熱を発する｢加温タイプ｣ですが、光電子®は人体から発生した体温を利用する｢保温タイプ｣なので、正直なところ熱くなりすぎるほど温かいということはありません。ただ、人体に優しい快適な温かさが持続するので、自宅でヌクヌクしながら過ごしたい、冷え性対策として着用したいという使い方には適していると思います｣と、山口さん。なるほど、刺激的なほどの発熱はないが、心地よい温かさが持続するのは、お家時間にはピッタリかもしれない。
低刺激で肌触りがよすぎるから一日中着ていたい｢モコ｣
｢さらに、光電子®と並んで注目していただきたいのが、3点の商品の名前にも含まれている｢モコ｣の存在です｣と、ちょっと食い気味に迫ってくる山口さん。モコモコしていて温かいというイメージを連想させるためのネーミングかと、勝手に思い込んでいたのだが…。
｢もちろん、そういったねらいもありますが、光電子®同様に弊社が防寒アイテムに採用している素材のひとつで、『タクテルモール』というマシュマロのように柔らかい原料が使われています。空気を含みやすいのが特長で、その空気を体温が温めることで保温効果が期待できるんです。加えて化学繊維にもかかわらず、肌に対する刺激が少ないのも利点のひとつですね。ニット帽などは長時間着用し続けると頭皮やおでこがかゆくなったりすることがありますが、これは化学繊維の硬さが肌に刺激を与えることで起こるんです｣確かに、これはニット帽あるあるかも…。場合によってはかぶれたみたいになることもある。
｢しかし、タクテルモールを使用したモコは肌触りが柔らかくて刺激がほとんどなく、一日中着用していたいと思わせるくらいの心地よい着心地をご提供できると思います｣と熱弁してくれた山口さん。なるほど、光電子®とモコというダブル構造で、保温＆快適な着心地を追求しているわけだ。
｢素材の配置としては全体的にモコを使い、内側の部分に光電子®を織り交ぜることで効率的に保温サイクルが発生しやすくなるように工夫しています。遠赤外線による保温は前述の通り体温が源になっていて、これは遠赤外線ヒーターや焚き火で暖を取ることも、基本的には同様のコンセプトです。身体の芯から温まりやすいので釣り場のような野外はもちろんですが、オフィスやお家といった屋内ではさらに効果が期待できる商品ですので、ぜひともお試しください｣。
エネルギー問題にも直面する世知辛い今だからこそ
優しい温かさの｢光電子®｣!!
今年は例年と比べても寒くなるのが早く、さらに冒頭でも記したようにエネルギー問題にも直面するというダブルパンチで、いろんな意味で寒さが身にしみる冬になりそうな予感。それでも光電子®を採用した山口さんおすすめの｢レイヤーテック モコルームソックス｣、｢レイヤーテック モコレッグウォーマー｣、｢レイヤーテック モコハラマキ｣の3点セットがあれば、ジッとしていても温かい冬が過ごせるかもしれないぞ！
【光電子】ジッとしていても温かい!!【解説】冬の釣りを快適にするフィッシングウェア
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