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オーナーの案内で磯場へ。南紀の海を楽しむ
おすすめの磯ポイントへ
キャンプ場で設営を終えたら、いよいよ待ちに待ったフィッシングタイムです。「くじらロックキャンプ場」の大きな強みの1つが、前述の通りオーナーのミッキーさん自身も現役のアングラーであるということ。エントリーしやすい周辺の磯場について、とても詳しく、そして丁寧に案内してもらえました。

現場のリアルな地形や潮通し、そのときどきのベイトの状況などを熟知したオーナーからのアドバイスは、遠方から初めて訪れるアングラーにとって何よりも心強い味方となります。どこに魚が着きやすいかというポイント選びのコツを聞くだけでも、一気に期待感が高まります。

夕マズメの磯釣りに挑戦
オーナーの教えを胸に、タックルを準備して磯場へと立ちます。変化に富んだ磯の足下へルアーを落として根に潜む魚をねらってみたり、潮通しのよい磯の先端から遥か沖へと遠投してみたりと、あれこれと戦略を組み立ててキャストを繰り返す時間は、格別の高揚感がありました。

今回はあいにく自然の気まぐれに阻まれ、目を見張るような釣果には恵まれませんでしたが、黒潮がもたらす豊かな海の気配を肌で感じる、とても濃密な釣行となりました。
釣り人を魅了する南紀の海のポテンシャル
私の釣果は一歩及びませんでしたが、南紀の海は本来極めて魚影が濃い1級のエリアです。くじらロックキャンプ場の公式インスタグラムには、日々ここで竿を出しているオーナーがキャッチした、素晴らしい魚たちの写真が数多くアップされています。
オーナーから提供してもらった写真とともに、当キャンプ場の目の前でねらうことができる代表的なターゲットをご紹介しましょう。
ライトゲームで小気味よい引きを楽しませてくれるアジやメバルはもちろん、起伏に富んだ磯場ではアカハタやカサゴといったロックフィッシュ(根魚)がねらえます。
さらに、エギングでアオリイカをねらったり、波しぶきが舞うダイナミックな磯では大型のヒラスズキに挑戦したりと、多彩なターゲットとの出会いが楽しめるフィールドです。

写真提供:@kujira_rock

写真提供:@kujira_rock

写真提供:@kujira_rock
旅の締めくくりは南紀の絶景ツーリング
翌朝、キャンプ場をチェックアウトしたあとは帰路につきましたが、ここからが機動力抜群なバイクの本領発揮です。軽量な車体のバイクは、ふと気になった脇道の先へもストレスなく立ち寄ることができ、ルート上の魅力を余すことなく体感させてくれます。
「橋杭岩」へ立ち寄る
まず立ち寄ったのは、串本の代名詞とも言える道の駅「くしもと橋杭岩」です。海中に規則正しく1列に並ぶ巨大な岩柱の列は圧巻の一言。こちらは道の駅に隣接しているため、ツーリング中の休憩がてら気軽に立ち寄るのに大変便利で、絶景をバックに愛車を止めて一息つくには最高のロケーションとなっています。

この不思議な景観は、かつて地下深くから上昇してきたマグマが泥岩層に貫入し、そのあと、柔らかい泥岩部分だけが長い年月をかけて海の波に削られ、硬い火成岩の柱だけが橋の杭のように残ったことで生まれたそうです。まさに黒潮の海とマグマが作り出した、地球の歴史を感じるダイナミックなアートです。
道の駅 くしもと橋杭岩
住所:〒649-3511 和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1549-8
TEL:0735-62-5755
HP:https://kumanokanko.nankai-nanki.jp/kushimoto/
休館日:無休
営業時間:9:00~18:00(4~9月) 9:00~17:00(10~3月)
「高池の虫喰岩」を訪ねる
さらにここから少し内陸へ足を伸ばし、古座川沿いにある「高池の虫喰岩」へ。こちらも道の駅に隣接しているため休憩を兼ねた立ち寄りがしやすく、沿岸から山間部へのルートを、軽量なバイクならではの軽快さで巡ることができます。

目の前に現れるのは、風雨に削られて無数の穴が開いた巨大な岩壁。これは、岩に含まれる塩分が結晶化して表面を削り取る風化現象が原因で、何万年もの歳月をかけて、この蜂の巣のような独特の迫力ある姿が形作られたそうです。
まるで生き物のように迫る岩壁を眺めていると、気の遠くなるような時間の流れと、大自然の神秘に圧倒されました。
高池の虫喰岩
住所:〒649-4103 和歌山県東牟婁郡古座川町池野山705-1
TEL:0735-72-0015(道の駅「虫喰岩」)
HP:https://kozagawakanko.jp/tourism/151/(古座川町観光協会)
バイクの機動力と、釣りの静かな興奮、そしてキャンプの癒やし。これらが三位一体となった和歌山ツーリングは、日常を忘れさせてくれる特別な旅となりました。
素晴らしい絶景スポットへのアクセスがよいことはもちろん、キャンプ場にはオーナーが常駐しているという心強い安心感があります。また、同じライダー・釣り人として、実践的なアドバイスや設営のサポートまで温かく提供してくれる「くじらロックキャンプ場」は、まさにバイク×磯釣りキャンプの魅力を120%引き出してくれる最高の拠点でした。
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レポーターREPORTER

バイクにキャンプ道具と釣具を積み、日本を1周した経験を持つアウトドアライター。旅を通じて、各地の自然やアウトドアフィールドの魅力を肌で感じ、また、バイクという機動性を活かし、一般的なキャンプ場や釣り場だけでなく、道なき道を進んだ先に広がる秘境にも足を運びました。予期せぬ悪天候や困難に直面することもありましたが、そこで培った知識と経験をもとに、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと考えています。
実体験に基づいたリアルな情報とともに、「外へ一歩踏み出すきっかけ」を提供できればと思います。
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@ke_kke_ (URL: https://www.instagram.com/ke_kke_/)
