まだまだ残暑が続く暑い日は、夜の海でアジングにチャレンジしてみよう！ | FISHFRIENDS×HEATコラボ企画 | p1

INDEX

● アジングとは？
● ナイトアジングに適したポイントと釣り方
● 夜釣りの注意点
● 釣れたあとは料理も楽しみのひとつ

暑い夏の余韻が続き、まだまだ日中の釣りがおっくうな時期。せっかく日中に釣りをしたいと思っていたのに何だか暑くて出掛けづらい…でも釣りがしたい！　ならば、夕涼みがてらに夜の海に出かけてみてはいかがでしょう！
といったワケで、意外にお手軽なアジングと夜釣りの注意点を紹介します！

アジングとは？

アジ釣りといえばサビキ釣りが代表的な釣り方ですが、コツさえつかめば、初心者でも意外と手軽にアジングを楽しめます。

そもそもアジングとはワームやルアーを使ってアジを釣る方法。夜がメインの釣り方です。
アジングにもいろいろな釣法がありますが、アジングで代表的なスタイルといえば「ジグ単アジング」。ジグヘッドというオモリとハリが一体になったものにワームを付けた仕掛で釣ります。このワームが海の中でフワフワと動いて、ベイト（アジのエサとなるプランクトンや小魚）の役割を果たしてくれます。

使用するタックルですが、ロッドは6～7.6ft前後（できれば専用ロッドがおススメ）、リールはスピニングリール1000～2000番、ラインはナイロンライン0.6号前後、ジグヘッドは1gをベースとして使ってみましょう。ワームのカラーはクリア系のラメ入りやグロータイプ、サイズは1.5～2.0in（インチ）がおススメです。

アジングに慣れてきたら使用するタックルを自分なりにアレンジしてみてください。

ナイトアジングに適したポイントと釣り方

次にアジングをする釣り場。おススメは常夜灯がある港がおススメです。常夜灯の灯りに集まってくる小さな生き物（プランクトンなど）をねらってアジが集まってきます。常夜灯があると足下も明るいので初心者でも釣りやすいですね。なので、常夜灯が照らしている所や、その周りをねらってみましょう。

釣り方としてはポイントに目がけてキャストし着水したら、表層をゆっくりただ巻きでOKです。反応がなければ再度キャストして、1、2、3…とカウントしながらジグヘッドを沈め、自分がねらいたいレンジ（層）まで落としましょう。カウントを取ることによって、アジが表層、中層、底層（ボトム）のどこにいるか判断できます。そしてねらいのレンジからゆっくりただ巻きでOK！　慣れてきたら竿先でチョンチョンと動かしてみたり、アクションをかけると釣果UPにつながります。

夜釣りの注意点

いくら常夜灯があって足下が明るいからといっても、夜の港は暗く日中よりも視界が狭まっていたりと、注意しなければいけないことが日中よりも増えます。そのためヘッドライトなどのライト類を忘れずに、そしてライフジャケットは必ず着用するようにしましょう。
（日中でも安全のためにライフジャケットは着用しましょう）

また、近くに先行者（釣り人）がいる場合は挨拶をし、人の近くで釣りをする際は一言声を掛けましょう！　そして、ヘッドライトなどの光はなるべく海面には当てないように！　魚がびっくりして逃げてしまいます。同様にほかの釣り人が近くにいれば、その付近の海面や人に向けて光を当てないように注意しましょう。
そのほか、夜間の港には貨物船などの船が停泊していることがありますので、作業の邪魔になるような場所での釣りや立入禁止の場所での釣りはやめましょうね。

あと、夜はゴンズイやウミケムシなどの毒を持った生き物も活発に行動します。毒を持った魚や知らない魚が釣れた場合は、必ず素手では触らず、フィッシュグリップ（魚つかみ・魚バサミ）を使用しましょう。

06_　やす-11 — 釣れた魚は素手で触らず、フィッシュグリップ（魚つかみ・魚バサミ）を使用すると安全

07_　やす-10 — 釣れた魚は素手で触らず、フィッシュグリップ（魚つかみ・魚バサミ）を使用すると安全

夜釣りを快適に過ごすには、服装も重要です。夜は日中と違い日差しがないので「半袖短パンスタイルでいいやー」って思う方もいるかと思いますが、できるだけ肌は隠すことをおススメします。夜の海は蚊や虫がたくさんいたりして刺されることもあるのです。快適に過ごすためにも夜でも帽子、服装は長袖かアームカバーなどを着用して防虫対策をしておきましょう。
防虫スプレーや蚊取り線香などは100円均一ショップでも安価にそろえることができるのでおススメです。