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いよいよ島に到着

父島到着時
小笠原諸島のエリアに入ると船内放送が流れ、さらに父島・二見港に近づくと、下船のアナウンスが流れます。そして船が着岸すると、席ごとに下船が始まります。自分の席番号の放送があったら、自席から下船口に向かいタラップを渡り、靴底を洗って(貴重な生態系を外来種から守るため)上陸します。
港には多くの島民が出迎えてくれます。宿泊施設によっては、宿名が書かれたプレートを持って迎えに来てくれています。ダイビング業者の方も、受付のために港へ来ています。
乗船前に手小荷物を預けた場合は、船の後方方面で受け取りを行います。引換券が発行されていますので、それを見せて受け取ります。

母島へ行く手順
母島へ行く方は、乗り場は停泊した「おがさわら丸」の後方方向(降りて右側)に移動し、乗船受付に向かいます。乗船手続きは11:00から。乗船開始は11:45ごろから行われ、出港は12:00です。母島到着後は昼食を食べられる店が営業していない場合もあります。時間は少ないですが父島で弁当などを購入しておくと安心です。

父島、母島どちらの島でも、到着後はすぐに宿へ行きチェックインを済ませます。あとは、自身のプランで楽しみます。
私が父島で滞在するときは、港にてレンタカーの受け取り手配をし、車へ荷物を載せて宿へ。宿で荷をほどき、すぐに釣りの準備をして沖へと出掛けています。




島で楽しめる釣りと遊漁船事情

釣りは、オカッパリなら島のいたるところで可能です。メッキ、アオリイカ、ロックフィッシュねらいができます。通行人やほかのアクティビティを行っている方の迷惑にならないように周囲に注意し、「港では漁船の近くではやらない」「禁止箇所には入らない」など、ルールを守って楽しみましょう。
さらに、大型魚をねらうロックショアゲームや磯釣りも楽しめます。母島では渡船を利用した磯での釣りが人気です。母島での釣りは、父島と母島の移動時間の関係から釣り時間は少ないですが、忘れられない大型魚との出会いが期待できます。
船釣りではカンパチ、イソマグロ、大型根魚、キハダなどの大物釣り、港付近ではライトゲームが一般的です。公式に遊漁船でお客さんを募集しているところは多くありませんので、かなり前から予約が必要です。普段は漁業を営み、予約が入ったときのみ遊漁に対応する船もあります。ただし、つながりがないと個人で手配するのは難しく、そのような船に乗るには釣具店のツアーに参加するか、釣具店からの紹介になるでしょう。
大物ねらいのジギングをやる場合、父島、母島ともに遊漁船は多くないため、早めの計画と予約をしておきましょう。


時間に余裕を持って!最終日の過ごし方

父島から、竹芝旅客ターミナル行きの「おがさわら丸」の出港は15:00。受付は13:00から出港30分前まで。最終日もお昼過ぎまでなら、各アクティビティを楽しめます。出港受付の直前までアクティビティを楽しみ、素早く片付けをして乗船し、船でシャワーを浴びるという方も少なくありません。
もしくは、この日は片付け、お土産購入などの予定にして、のんびり過ごす方もいます。宿ごとにチェックアウトの時間が異なるので、確認して対応しましょう。
一方、母島へ行った方は、12:00発→14:00着で父島に到着する「ははじま丸」に乗らなくてはなりません。
ちなみに父島から宅急便で荷物を送り返す方は、9:00~11:00の間で、港にて受付が行われます。船に預ける「手小荷物」は、乗船2時間前から1時間前に受付してくれます。


乗船受付が開始されたら、書類を窓口に出し発券してもらいます。その後、行きと同様に席ごとに乗船していきます。

乗客が全て乗船し、船が出港準備を行なっているタイミングで、港では航海の安全と再会への願いが込められた太鼓が演奏されます。そして出港してからは、小笠原名物である「船の並走によるお見送り」があるため、多くの方がデッキに出てその時間を楽しみます。遠く離れた島ならではの感動的なお見送りです。

小笠原諸島への旅は、船で24時間、5泊6日と聞くと長く感じるかもしれません。しかし、実際に訪れてみると、その時間はあっという間に過ぎていきます。帰りの船では、「もう終わってしまうのか…」と感じ、きっと多くの方が「また来たい」と思うことでしょう。それほど、この島には大きな魅力があります。
透明度抜群の「ボニンブルー」と呼ばれる濃紺の海、豊かな海洋生物、そして手つかずの自然…。ぜひ一度、当記事を参考に、この世界自然遺産の島に足を運んでみてください。きっと忘れられない旅となるでしょう。


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レポーターREPORTER
子どものころに父親の影響で釣りと出会い、23歳から長年に渡り釣り雑誌の編集者に。現在は釣りのWEBマガジン、釣りライター&カメラマンの仕事をしながら、ソルトウォーターフィッシングをメインにしつつ、淡水から海外での釣りも楽しんでいる。
