INDEX
世界自然遺産「小笠原諸島」は、国内でありながらアクセスに最も時間を要する場所です。東京・竹芝から約24時間の船旅が基本となります。しかし、だからこそ手つかずの自然と透明度の高い海が今も残されています。釣りにおいてもさまざまな釣りモノを楽しめ、忘れられない思い出を作ることができる島です。
前編では、船や宿の予約方法、荷物の準備、事前予約が必要なものなど、渡航前に知っておきたい基礎知識をご紹介しました。今回の後編では、「船内と島でどのように楽しむか」をご紹介しましょう。
さぁ旅の始まり!あとは船旅を楽しむだけ

前編では、おがさわら丸に乗船するところまでを紹介しました。
さて、無事におがさわら丸へ乗船したら、あとは到着を待つだけなので、ひと安心。すぐに指定された席(部屋)へ向かいます。船内では階段での移動があるので、持ち込める制限内の荷物(2個まで)は、持ち運びしやすいようにまとめておきましょう。
特2等寝台、2等寝台、2等和室は、それぞれにスーツケースなどの大型荷物を置いておくスペースがあるので、そちらに収納します。
また、船内で使用する着替えや洗面具、サンダルなどの履き物をスーツケースに入れている場合は、エコバッグやトートバッグにまとめておき、取り出して自分の席へ用意しておくとよいでしょう。一息つき、船が港を離れたら旅の始まりを実感できるはずです。船旅を楽しみましょう。





船内レストランは、竹芝→父島発では、お昼、夜、朝に利用可能。父島→竹芝は、夜、朝、昼が利用可能です。展望ラウンジでは軽食や飲み物を購入できます。オープン時は船内アナウンスが流れます。船内には売店、カップラーメン等で使用するお湯、自動販売機もあります。




あとは、それぞれ24時間の船旅を楽しみます。東京湾は船の往来が多いことから、竹芝から東京湾口まで3時間ほどかけてゆっくり抜けます。多くの方が外部デッキで景色を楽しんでいます。東京湾内であれば、外部デッキに出れば携帯電話は使用できますが、東京湾から出てしばらくすると携帯電話の電波は届かなくなります。
そのあとは、展望ラウンジで仲間とお酒を飲んだり、自分の席で本やダウンロードしておいた動画を楽しんだりと、思い思いの時間を過ごすのがよいでしょう。

2025年からは、「低軌道衛星Starlinkを活用した有料Wi-Fiサービス(4000円 ※2026年7月現在)」も開始されています。こちらは、船内にあるポスターのQRコードからアクセスし、クレジットカード決済などで使用可能です。



そして夕方、八丈島の横を通過し、夜は満天の星空を楽しみ、シャワーを浴びて就寝。深夜、デッキへの扉は閉鎖され、翌朝7時半に扉が開きます。
ちなみに、おがさわら丸は大型船のため、激しく揺れることは少ないですが、船酔いが心配な方は酔い止めを服用しておくことをおすすめします。
※「酔い止め」は、用法・用量を守って服用してください

