オモシロ釣り商会 No.8 「おつまみ」で魚が釣れる!?
身近な食材で楽しむ新発想の穴釣り

世の中にはまだまだ知らない釣りがある?
新しい、そしてオモシロい釣りを探求している僕、オモシロウくんが、日々仕掛開発にいそしみ、さまざまな釣りに触れている仕掛の開発担当からユニークな釣り方を聞き出し、釣り好きのみんなにお届けする当「オモシロ釣り商会」。開発担当者だからこそ知っている情報を、あの手この手(?)で、つぶさに聞き出してみるよ!

01_ 中川くん

そんな第8回の今回は、開発課の中川さんから「おつまみをエサにした穴釣り」の釣り方を教えてもらったヨ。コンビニやスーパーで手軽に買えるおつまみで、本当に魚は釣れるの!? そんな素朴な疑問を抱きつつ、実際に4種類のおつまみで釣り比べてみると、それぞれに違った特徴が見えてきたんだ。果たして、一番魚が釣れたおつまみとは……? そんなオモシロい釣りを紹介してもらうヨ~。

「おつまみをエサにした穴釣り」ってな~に?

02_ 釣りイメージ

Oくん

「中川さん、今回は『おつまみをエサにした穴釣り』ってことだけど、本当におつまみで魚が釣れるの?」 

中川さん

「釣れるよ(笑)。もちろん、どんなおつまみでもいいというワケじゃないんだけど、魚がしっかり反応してくれるものは意外とあるんだ」

中川さん

「そもそも穴釣りは、堤防や漁港のスリットや敷石、消波ブロックの隙間なんかに仕掛を落として、その中に潜んでいる魚をねらう釣り。仕掛を遠くまで投げる必要もないし、基本は穴へ落としてアタリを待つだけだから、初心者でも楽しみやすい釣りなんだよ。
今回の釣りは、そのエサにコンビニやスーパーで手軽に買える『おつまみ』を使ってみるっていうモノなんだ」

03_ 釣り場(スリットなど隙間)イメージ
穴釣りといえば定番の消波ブロック。堤防と消波ブロックが接している岸壁の隙間や、竿で届く範囲内の穴でも十分チャンスあり!

Oくん

「普通の釣りエサじゃなくて、おつまみを使うのがこの釣りのポイントなんだね!」 

中川さん

「そういうこと。今回の実釣では、『ちくわ』『イカ燻』『チーズ鱈®』『あたりめ』の4種類を使って試してみたよ。どれも身近なおつまみだから、コンビニやスーパーですぐに手に入るし、虫エサのように扱いに困ることもない。エサ付けもカンタンだから、釣りを始めたばかりの人でも気軽にチャレンジできるのがイイトコロだね。
それに、『こんなおつまみで本当に釣れるの?』という半信半疑な気持ちでトライして、実際に魚が釣れたときの驚きは、この釣りならではの面白さだと思うよ」

※「チーズ鱈®」は、株式会社なとりの登録商標です

Oくん

「魚が釣れるのはもちろんだけど、『どのおつまみが一番釣れるんだろう?』って試してみるだけでも面白そうだね!」 

中川さん

「そうなんだ。実際に4種類のおつまみを使ってみて、それぞれの特徴や使い分けも見えてきたから、そのあたりも詳しく紹介していくね」

04_ おつまみ4種
コンビニで購入したおつまみ。実際には5種試してみたものの、右端の「干し芋」は少々粘りがきつく、エサにはちょっと不向きだった…

どんなトコロで釣る?シーズンは?

05_ 釣り場全景

Oくん

「ところで、どんな場所へ行けば楽しめるのかな?」 

中川さん

「基本は堤防や漁港の足下、消波ブロック周りだね。穴釣りだから、魚が身を隠していそうな隙間を探りながら釣っていくよ。
ねらう魚はカサゴソイ、アイナメ、メバルといった根魚(ロックフィッシュ)がメイン。こういう魚は普段から岩陰や消波ブロックの隙間に潜んでいることが多いから、穴釣りとの相性がいいんだ」

Oくん

「穴ならどこでもいいの?」 

中川さん

「同じように見える穴でも、魚が入っている穴とそうでない穴があるから、アタリがなければ次の穴へどんどん移動することが大切だね。1つの場所にこだわり過ぎず、テンポよく探っていくのが釣果を伸ばすコツなんだ」

Oくん

釣れるシーズンはいつごろなの?」 

中川さん

「基本的には1年を通して楽しめる釣りだけど、魚の活性が高い春から秋はとくにおすすめだね。
それと、この釣りは短時間でも楽しめるのがイイトコロ。釣りエサを用意しなくても、コンビニやスーパーでおつまみを買ってそのまま堤防へ直行したり、海辺のキャンプなんかで余ったおつまみ(食材でもOK)でちょっと試してみるといった手軽さは、この釣りならではだと思うよ」

タックルや道具はこんな感じ

08_ 釣りの手元寄り

Oくん

「OK! じゃぁ、次に道具のことも教えて!」 

中川さん

「この釣りに特別なタックルは必要ないよ。基本はショートロッドや穴釣り専用ロッドに、スピニングリールを組み合わせればOKなんだ。
ロッドは1m前後スピニングロッドが使いやすいね。そしてリールは1000~2500番前後のスピニングタイプがおすすめ。キャスティングをしないなら、ベイトリールを使うのもアリだよ。自宅にブラックバス用のタックルやベイトリールがあるなら、それをそのまま代用してもイイね。そしてライン(道糸)は、ナイロンの3~5号を目安にするとイイよ」

09_ タックル(置き)

Oくん

「仕掛はどんなものを使うの?」 

中川さん

「穴釣りなら、『ブラクリ仕掛』が定番だよ。3~4号くらいを用意しておけば大丈夫。あとは、おつまみをエサとして付ければ準備完了だ!
普段の釣りなら虫エサやオキアミなどの釣りエサを用意する必要があると思うけど、この釣りならそんな煩わしさが必要ないね」

Oくん

「思った以上に気軽な釣りなんだね!」 

中川さん

「そうなんだ。家にあるタックルを活用できるし、エサの準備や持ち運びもラク。『ちょっと釣りに…』と思ったときに始めやすいのが、この釣りの魅力だね」

10_ 仕掛一式
各種ブラクリ。手軽に穴をねらうなら3~4号サイズがオススメ

【参考タックル】

●ロッド

1m前後のスピニングロッド

●リール:

1000~2500番前後のスピニングタイプ
※キャスティングしないならベイトタイプもアリ

●ライン(道糸)

ナイロン 3~5号

仕掛

ブラクリ仕掛 3~4号