エサの違いで魚種やサイズは変わるのか?
ブラクリを使って穴釣り検証!!

ブラクリに使うエサ

さて、ここからが本題。誰でもかんたんに用意できるブラクリ仕掛のエサ6種類をご紹介しましょう。ハリの通し方も写真付きで解説するので参考にしてみてください。

アオイソメ

06_ アオイソメ
頭にチョン掛け

「アオイソメ」は根魚全般に好まれる万能エサです! 同種の魚でも大型個体は食性が変わるので30cmまでのサイズがよく釣れます。
アピールポイントはクネクネとした動きと体液。鮮度を維持するためにも持ち運びはエサ箱に入れるといいでしょう。暑さに弱いので夏は保冷が必須になります。どの釣具屋さんにも基本的に置いてあるので、比較的かんたんに入手することができます。

イカの短冊

07_ イカの短冊
端をチョン掛け

「イカの短冊」「ブラクリ仕掛でカサゴを釣るならこれ!」って言いたくなるほどよく釣れるエサです。
アピールポイントはニオイと水中でのフワフワとした動き。スーパーなどに売っているイカを切り、塩をふって締めたら完成! エサ持ちもよくコスパ最強エサです。

ハリに通しやすいので初心者の方には一番オススメです。私はジッパー付き保存袋にまとめて持ち運んでいます。

08_ 塩
締めるときにオススメの塩、市販の塩でも大丈夫です

ホタルイカ

09_ ホタルイカ
眉間から胴にハリ先を通します

「ホタルイカ」はちょっと大きな根魚ねらいたい! そんなときに使うエサです。内臓ごとハリに通すのでニオイの集魚力は抜群! 胴体と足が分裂しやすいのでエサはこまめに交換する必要があります。
釣具屋さんに冷凍パックが販売されているので、釣りに行く前日に解凍しておくといいでしょう!

10_ ホタルイカのパック
必要分だけ解凍して使います。余りは冷凍保管でOK

魚の切り身

11_ 魚の切り身
皮側にハリを出します

「魚の切り身」は小魚を捕食する根魚に有効です。ポイントは皮付きの状態で使用すること! 水中でキラキラと光るのでいいアピールになります。身が崩れやすいのでエサはこまめに交換しましょう。
スーパーに売っているサバやイワシの切り身を短冊状にして塩で締めたら完成です! こちらも私はジッパー付き保存袋で持ち運んでいます。

モエビ

12_ モエビ
尾にチョン掛け

「モエビ」は甲殻類を捕食する根魚をねらうときに使用します。とにかく鮮度が重要! エビがぴょんぴょん跳ねる動きがアピールになります。釣具屋さんで購入する際には、バケツとエアレーションを用意しておきましょう。できれば釣行の直前に購入することをオススメします。

カニ

13_ カニ
ふんどしの下にチョン掛け

「カニ(岩ガニ)」は甲殻類を捕食する大型の根魚をねらうときに使用します。アピールポイントは足の動き。ゆっくりと沈めて泳いでいるように見せましょう。
基本的に釣具屋さんで1杯(匹)単位の購入が可能です。季節にもよりますが堤防で捕まえることもできるので、自力で用意することも可能です。脱走が得意なのでエサ箱もしくはパックに入れて持ち運ぶといいでしょう。