海上のち料理、ときどきキャンプ!? 南房総鴨川でアジ釣り！
釣って、食べて、料理して…冬も楽しく釣りに行こう！

1月に人気の「船よし」というお店へアジフライを食べに行った際、「フィッシャリーナ鴨川でもアジが釣れるんだよ」って話を小耳に挟んだのがきっかけ…。しかも、ここのところマイボート釣りを楽しめる海況ではなかったこともあり、久しぶりに堤防からアジ釣りをしようかなと思いたったワケです。
そんな、南房総鴨川でアジ釣りを楽しみ、現地で美味しいものを食べ、釣魚料理を堪能した模様をお届けします。

1年中アジが釣れる!?「フィッシャリーナ鴨川」へ

私が訪れた千葉県鴨川市にある 「フィッシャリーナ鴨川」は、ボートや船が艇置（ていち）する港湾施設です。釣り場所が制限されており、釣りをしていい場所とそうでない場所がありますので、注意をして釣りを楽しみましょう。駐車場はフィッシャリーナ鴨川に停められます。

こちらの釣りスポットは地元の釣具屋さんが「1年中アジが釣れるよ」と言うほど、アジ目当ての方で賑わっています。近くにはトイレがありますし、隣には「Kamogawa SEASIDE BASE」という施設もあって、朝食やランチ、カフェも楽しめるのでオススメです。

期待とは裏腹に（？）アジ釣りスタート

さっそく「アジ釣りスタート！」と言いたいところですが、実は私が現場に着いたのが6時半ごろ。あれ？　みんなバケツいっぱいにアジを釣って帰り始めている??　「もう、釣れる時間終わったよ～」とおじさんに言われて…ガーン…出遅れた。でもそのおかげで、釣り場所は確保できました（笑）。

そういえば釣具屋さんも「時間帯によるけど1年中アジが釣れるよ～」って言っていたなぁ、と。既に時合いが終わったのかと少し不安ではありましたが、久々のオカッパリ。のんびりトリック仕掛の釣りを楽しむことにしました。

最初はセットになっているものを使うと、手軽で便利だと思います。竿にリールと仕掛をセットし、ライフジャケットも着用！　「さぁ、釣れるかなぁ？」と釣りをスタートしてみました。しかし、7時前に帰って行ったおじさんの言う通り、もう、アジが回っていないのか…、1時間経っても釣れません。あきらめて帰るのには早いしなぁ…。

「そうだ、ちょい投げをしてみよう！」そんなことを考えていたら……、釣れ始めたんです。ラッキー！　たまたまアジが回ってきただけかもしれませんが、アジ釣りはハマるときが突然くるからやめられませんね。
ついでに、ゲストでヘダイもきてくれて嬉しいですね～。3時間ほど楽しんで終了としました。

釣りで冷えた身体には、美味しい食事処がGOOD！

無事にアジが釣れてくれ楽しんだあとは、隣の施設の「Kamogawa SEASIDE BASE」へ。
施設内のLAYER BAKERYで写真を撮り忘れたのですが…、サクッとしてとても美味しいクロワッサンと、お土産屋さんの隣にあるCOSTAコーヒーをテイクアウトして外のベンチでいただきました。寒い冬、ホットコーヒーは温まりますね。

そして、さらに帰り道には「鴨川食堂」でラーメンもいただきましたよ。冷えた身体に熱々の 鴨川担々麺が沁み、美味しかったです。

釣果をありがたくお料理に

当日釣れたアジはなかなか嬉しいサイズです。ヘダイは4尾釣れたのですが、食べる分だけお持ち帰り。自宅に戻ってから、釣果をさっそく調理することにしました。

まずは定番の「アジのなめろう」です。アジを3枚におろして、生姜と味噌と薬味を包丁で叩いて食べる、千葉県の郷土料理は欠かせません。

ヘダイとアジの刺身も合わせて、なめろうの出来上がり！

ヘダイがメインみたいになっていますが、実は、まだまだ出会ったことのない魚がいるなかで、ヘダイはわが家では初めての魚。そんなリスペクトの意味を込めて「でん」と真ん中に（笑）。釣って食せる楽しさは嬉しいですね～。脂が乗っているのにさっぱりして美味しいお刺身でした。
アジは間違いなく美味しいですね～。

そして、アジといえば「アジフライ」も外せないですよね。釣りたてのアジフライはぜひ食べてもらいたい逸品です。ふわっとしていて、本当に味がいいんですよね！

さらに、「ヘダイの塩焼き」もいただきました。こちらもお刺身同様、クセもなく上品な味でしたよ。

アジ釣りに出掛けて、ゲストのヘダイにも出会えて、釣りのあとに現地の美味しいものを食べて、釣った魚を料理して、美味しくいただけて……。寒風吹きすさぶこの季節、なかなか船に乗って釣りに出掛けられない日が多いなか、とても幸せな時間を満喫することができましたよ。
寒さに負けず、楽しい釣りへ出掛けてみませんか？

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