記事協力:【ハヤブサキッズ】
INDEX
● サビキ釣りとは…? 意外と知らないサビキのルーツ
・そもそも「サビキ」ってなに?
・釣れる魚をちょっとご紹介
● 釣具屋さんへGO! とその前に… 釣り道具についてちょっとお勉強
・サビキ釣りタックル解説
・サビキといえば「擬餌(ぎじ)」 いろんな擬餌ラインナップ!
・サビキ釣りに持っていくものは?
「釣りをしてみたいけどやり方がわからない…」 そんな釣り未経験の方に、ゼッタイおススメなのが堤防からの「サビキ釣り」! いろんな魚が釣れる可能性は高いし、なんてったってお手軽でかんたん。
というわけで、初心者でも気軽にトライできる、サビキ釣りのハウツーをご紹介します。
サビキ釣りとは…?
意外と知らないサビキのルーツ
そもそも「サビキ」ってなに?
古い話ですが、「さびき」の語源は「さびく」という江戸時代にはすでに存在した動詞の名詞形「さびき」ではないか? という説があります。「さびく」とは、釣りの仕掛を大きく引っ張る動作で、ルアーフィッシングをする方にとっては「しゃくる」動作に近いと思っていただければいいでしょう。
サビキの釣りバリ(仕掛)のルーツは、エビなどのエサを刺してマダイを釣るカブラバリ(紀州カブラ)といわれています。「カブラバリ」とは、今でいうジグヘッドのようにハリのチモトにナマリを鋳込んだもので、これが紀州から高知に伝わりアジやサバを釣る疑似餌として商品化されたそうです。この商品化された「土佐カブラ」と呼ばれる鳥の羽を使用した、いわゆる毛バリのようなものがさらに進化し、ナマリ部分が取れ、ハリと疑似餌の組み合わせになったのが「サビキ」のもとだということです。
ハリと疑似餌の組み合わせは「擬餌バリ」と呼ばれますが、この擬餌バリを5~6本ぶら下げて、大きく魚にアピールするようにしゃくり、アジを釣るのが「サビキ仕掛」というわけです。
※詳しいお話は、HEATの過去記事でもあつかっていますので、ぜひそちらもご覧ください。
「目指せ!擬似餌マスター 第1回 來田仁成さんに聞く サビキのルーツと普及・流行のきっかけ」
釣れる魚をちょっとご紹介
さて、堤防釣りで、船釣りで、親しまれている「サビキ釣り」。いったいどんなお魚たちが釣れるのでしょう? 釣り方うんぬんより先に、まずは(堤防からの)サビキ釣りで釣れる魚をご紹介します!
サビキ釣りは周囲にエサを撒くため、本当にいろいろな魚が寄ってきます。何が釣れるかわからないところもサビキ釣りの魅力。むつかしく考えずにまずは釣具屋さんへGO!!
釣具屋さんへGO! とその前に…
釣り道具についてちょっとお勉強
「サビキ仕掛」は釣具屋さんの店内のどこに置いてあるのでしょう? 竿やリール、ルアーやウェアなど、たくさんのアイテムが並んでいるため迷いますよね。そして、いろいろな釣具に目移りもしてしまいますが、釣具屋さんに入ったら、まずは「堤防仕掛」コーナーを探しましょう!
サビキ釣りタックル解説
サビキ釣りは、ハリがいくつも付いている「サビキ仕掛」とエサを撒くための「エサカゴ」が必要です。また、サビキの仕掛にはエサカゴが一番上に付くタイプ(上カゴ式)と一番下に付くタイプ(下カゴ式)があります。釣りに慣れていない方は、仕掛が絡まりにくく扱いやすい下カゴタイプがオススメです。
<サビキ仕掛の一例>
サビキといえば「擬餌(ぎじ)」
いろんな擬餌ラインナップ!
擬餌にはたくさんの種類があります。ピンクやミドリ、キラキラと光るものまでさまざま。いったいどんなタイプがあるのか? また、どんな時にどの擬餌を選ぶといいのでしょうか?
たくさんありすぎて迷ってしまいますので、基本的にはオーソドックスなものを選んで、少しずつ釣りに慣れてきたら、状況に合わせて、いろいろとこだわってみるといいかもしれませんね。
参考までにちょっとだけ見てみましょう!
<スキン系>
<魚皮(ぎょひ)系>
サビキ釣りに持っていくものは?
釣りにはいろいろな道具が必要ですが、サビキ釣り特有の道具は何でしょうか? ここでは、サビキ釣りをする際に最低限必要な道具を紹介します。
いかがですか? ここまでは主に、「サビキ釣りとは?」「準備の前」のお話でした。
次回後編では、いよいよ釣り場での準備からスタートです。今回ほどは難しくありませんので、引き続きぜひご覧くださいね。