INDEX
「魚を釣りたい」「子供に魚を釣らせたい」・・・「だけどやったことないし、道具もないし・・・」と、興味はあるものの諦めてしまっている方はいませんか? たまたま知り合いに釣りに詳しい人がいるラッキーな方はチャンスもありそうですが、そんなつてもない方は難しい。かといって、思い立って海水浴場や漁港に出かけてみても、どこで釣りをしたらよいかも分かりませんよね。実は、そんな未経験者でもお手軽に釣りを楽しめる施設「釣り公園」という場所があるのをご存知ですか? 充実した環境で、場合によっては手ぶらでもOK(全ての施設ではない)。海釣りだけでなくニジマスなどが釣れる淡水の施設もあるのです。
今回、まずはお試しで釣りとふれあうきっかけに、「海釣り公園」を例に利用方法をご紹介します。
1.まずは近所にある釣り公園をチェック!
まず手始めに、「どこに・どういった釣り公園があるか?」インターネットで調べてみましょう。最近はどこの施設も比較的丁寧で分かりやすいWEBサイトを準備している場合が多いのです。「場所」「料金」「営業時間」だけでなく、「どのような魚が釣れるか?」「竿やリール、ライフジャケットなどの道具をレンタルできるのか?」「エサは売っているか?」など、気になる情報は事前にチェックできます。
もし分からないことがあれば、直接電話で確認してみるとよいでしょう。釣り未経験、釣り初心者ということを恥ずかしがらずに伝えておけば、丁寧に説明してくれるはずです。
2.釣りに出かける準備をしよう!
施設の情報、釣れる魚、準備するものなどが大体イメージできたら、実際に出かける準備に取りかかりましょう。
全て道具をレンタルするのであれば、釣りをすること自体は可能です。しかし、その他にも持っていくと便利なものもありますよ。
釣り道具
・リール
・水汲みバケツ:海水を汲み上げたり、魚を入れておくバケツ
・タモ(=網):魚が釣れたときに魚をすくう網
・魚つかみ(=フィッシュグリップ):魚をつかむトングのような道具
・仕掛:こちらは購入の必要がある場合がほとんど
・エサ:こちらは購入の必要がある場合がほとんど
釣りのために持っておくと便利なもの
・ビニール袋 :ゴミを入れる、魚を入れる、道具をまとめておくetc
・ハサミ :釣り糸を切る
・ペンチ :魚にかかった釣り針を取る・・・口の中にかかって指で取りづらいときのためや安全のため
・クーラーボックス :魚だけでなく飲み物・食料のため・・・魚を入れる発泡スチロールが売っている場合もある
・割り箸 :エサをエサカゴに入れる際に便利
・古新聞紙 :汚れ物の対処になにかと重宝
1日快適に遊ぶためのもの
3.釣り公園に行ってみよう!
釣り公園に着いたら、まずはじめに「受付(売店を兼ねている場合もあり)」で利用料金を支払いましょう。1日券の場合もあれば、時間制で料金が異なることもあるので、その日のプランや都合に合わせて支払いを済ませましょう。
次に、道具をレンタルする場合はその旨を受付の方に告げ、注意事項を伺いつつ、道具を借ります。不安があれば、遠慮せずに使い方も聞いておきましょう。きっとスタッフが丁寧に教えてくれるはずです。また、その他必要なものがあれば、売店で合わせて購入しておくことをお忘れなく。
利用料金を支払い、道具も手に入れたら釣り場へ移動・・・とその前に、広い敷地の中でも「最近よく釣れているポイント」や「釣りがしやすい場所」など、それぞれ場所によって特色があるので、そのあたりもスタッフに聞いてみるとよいでしょう。
ちなみに、受付付近には園内のマップもあるので、売店やトイレ、休憩所の場所など、気になる場所はチェックしておくことをお忘れなく。
4.釣りのマナーや注意点
さて、受付も済ませ釣りの場所(=実際に釣りをする場所)を決めたら、さっそく移動です。釣り場所に入ったら、道具の準備を始めましょう。
もし混雑していたら、場所に入る前に隣の釣り人に入ってもよいか一声掛け、挨拶をしてから入ると安心。上手くコミュニケーションを取って、道具も邪魔にならないように広げましょう。竿・リールや仕掛、水汲みバケツ、エサなど、釣りに直接関係のあるものは足元に、クーラーボックスやその他の荷物は、少し後ろ(離れたところ)に置いていたほうが釣りの邪魔にならずに済みます。(※ただし、くれぐれも紛失や盗難には注意が必要です) 釣り竿は長いので、地面に置くと誤って踏んでしまう可能性があります。通路の邪魔にならないように配慮し、手すりなどに立てかける場合は、倒れないように気をつけて準備をしましょう。
準備ができたらいよいよ釣り開始!!狙う魚にあったエサと釣り方で頑張って釣ってみましょう!
とその前に、もう少しだけ釣りたい気持ちを抑えて、マナーや注意点についても見ておきましょう。
【ゴミ袋を準備していますか?】 ゴミは一箇所にまとめ必ず持ち帰るか、園内備え付けのゴミ箱に捨てましょう。 |
【お魚は食べる分だけを持ち帰り、釣り過ぎないようにしましょう!】 小さな魚は優しくリリースを。(弱った魚はリリースしても生き延びませんのでご注意を) |
【周囲の釣り人の邪魔にならないように、荷物はまとめていますか?】 イスやクーラーボックス、場合によってはテントなど大型の荷物は特に注意しましょう。 |
【危険な魚を要チェック!】 事前に確認しておくとともに、知らない魚が釣れたら素手で触らないようにしましょう。 |
【エサは日陰やクーラーボックスの中など、涼しいところで管理しましょう。】 地面にこぼれたエサは放置せず、釣りが終わったらゴミとして拾うか、海水で洗い流して帰りましょう。 |
【後編】 釣れてから編に続く
※当記事では、魚種や釣りジャンルを特定しないため、仕掛の準備や釣り方などの詳細は割愛させていただきます。
※準備や釣り方については、対象魚ごとに解説した「今月狙いたい魚」をご参照下さい。