お魚大好き「かわちゃん」こと川田一輝さんがお届けする、ほのぼのイラストコーナー!
第23弾となる今回は、釣り人にお馴染み、上品で淡白な白身が美味しい「タチウオ」のお話。 では、どうぞ~!
釣り人にはお馴染みのタチウオ!
ワインドやテンヤなどはちょうど今ごろがハイシーズン。夜の海沿いはさながら電気ウキのイルミネーションです。
釣り人じゃなくても、タチウオのお刺身に塩焼き、お吸い物。上品な白身は食べても美味しいですよね。
今回はそんなタチウオの「名前の由来」について2つ紹介しましょう!
立ち泳ぎしてるから「立ちウオ」説!
背ビレを波打たせて静かに泳ぐ姿は、嵐山の竹林のよう…。
立ち泳ぎしているので魚群探知機に映りにくく、姿が分からないことから、別名「ユウレイウオ」とも呼ばれます!
刀のようだから「太刀ウオ」説!!
ギラギラ光る細長いボディ!
尾ビレも腹ビレもない変わったフォルムは、まるでサムライの振り回す太刀のよう。
英語でもCutlass fish(カットラスフィッシュ)やSaber fish(サーベルフィッシュ)と呼ばれます。
イラストで指差して爆笑してるお姉さーん!
あなたの指先にも実は…。
指先にタチウオがっ??
タチウオはウロコのない魚!
ギラギラの光沢、グアニン(タチ箔)が代わりに体を守っています。
このグアニンは昔、マニキュアやアイシャドウ、化粧品や模造真珠にも使われていました。
魚はサワレナイ…なんていうあなたの指先にも、実はタチウオはいるのかもしれませんね!
レポーターREPORTER
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
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