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松浦・鷹島ならではの海の幸を味わう
道の駅で出会ったご当地食材をキャンプ場へ持ち込み、景色とともに楽しむのが今回のスタイルです。昼は人気のブリ丼、夕食は揚げたてのアジフライとアジフライサンド、翌朝は鷹島マグロを刺身、マグロ丼、出汁茶漬けを味わいます。
同じ海の幸でも、食べ方を変えることでさまざまな美味しさに出会えるのも楽しみのひとつです。
海を眺めながら味わう人気の「ブリ丼」
設営を終えたら、待ちに待った昼食です。道の駅「松浦 海のふるさと館」で購入した人気の「ブリ丼」をいただくことにしました。
400円とは思えないほどたっぷりと乗ったブリは、新鮮そのもの。ほどよく脂が乗りながらもくどさはなく、噛むたびに旨味が広がります。シンプルな味付けだからこそ、素材のよさがしっかりと伝わる1杯でした。


目の前には青い海。潮風を感じながら味わうブリ丼は、お店で食べるのとはまた違う美味しさがあります。「この景色も、ごちそうなんだな…」そんなことを思いながら、ゆっくりと昼食を楽しみました。
揚げたてだから味わえる「松浦のアジフライ」
夕食は、道の駅「松浦 海のふるさと館」で購入した「アジフライ」です。「アジフライの聖地」として知られている松浦市内には、アジフライを提供するお店が数多くあります。今回は、その本場のアジフライをキャンプ場へ持ち込み、自分で揚げて味わいました。
フライパンに油を注ぎ、温まったところでアジフライをそっと入れると、「ジュワッ」という心地よい音とともに香ばしい香りが広がります。きつね色に揚がっていく様子を眺める時間も、キャンプならではの楽しみです。


まずは揚げたてをそのままひと口。外はサクッと軽い衣、中はふっくらとした身。噛むたびにアジの旨味が口いっぱいに広がり、「やっぱり揚げたては違う」と思わず笑みがこぼれました。
そして、そのままの美味しさを堪能したあとは、もう1つ楽しみにしていた 「アジフライサンド」を作ります。軽く焼いたバゲットに千切りキャベツを敷き、揚げたてのアジフライを乗せます。仕上げはマヨネーズ、マスタード、はちみつにレモンを絞った自家製ソース。爽やかな酸味とはちみつのやさしい甘みが、アジの旨味を引き立ててくれました。
サクッと香ばしいバゲット、シャキシャキのキャベツ、ふっくらとしたアジ、そして自家製ソースが絶妙に調和しボリュームも満点。同じアジフライでも、そのままとサンドでは違った美味しさが楽しめ、ご当地食材を自分好みにアレンジできるのもキャンプならではの醍醐味。
海を眺めながら味わった揚げたてのアジフライとアジフライサンドは、今回の旅を象徴する、忘れられないキャンプ飯になりました。


道の駅の食材で楽しむ「鷹島マグロの朝御飯」
翌朝は少し早起きして朝食の準備です。クーラーボックスから取り出したのは、前日に道の駅「鷹ら島」で購入した冷凍の「鷹島マグロ」。ちょうどよい具合に解凍されており、まずは何も手を加えず「刺身」でいただきました。
口に運んだ瞬間、思わず笑みがこぼれる旨さ。脂がしっかりと乗っているのに、しつこさはまったくありません。濃厚な旨味と上品な甘みが口いっぱいに広がります。

次は、炊きたての御飯にたっぷりと乗せて「マグロ丼」に。持参したお気に入りの茶漬け用のタレ、ゴマ、小ネギ、刻み海苔、ワサビなどお好みの薬味を加えます。薬味の香りが加わることで、マグロの旨味がさらに引き立ち、箸が止まりませんでした。


そして最後のお楽しみ。半分ほど残しておいたマグロ丼に、熱々の白だしベースの出汁をかけて、「出汁茶漬け」にしました。フワっと立ち上る出汁の香りと、マグロの旨味が重なり合い、一気に上品な1杯へ。さらさらと食べられるのに満足感は十分です。
どれも、思わず出たひと言は「ばりうま」。1つの食材を、刺身、マグロ丼、出汁茶漬けと3通りで楽しめる。キャンプだからこそ味わえる、贅沢な朝食になりました。

旅の締めくくりは、本場で味わうアジフライ
撤収を終えたあとは、キャンプ場からほど近い人気店「海道」へ。今回の旅の締めくくりとして、本場の「アジフライ定食」をお店でいただくことにしました。注文を受けてから揚げられるアジフライの衣は軽く、中はふっくら。前日にキャンプ場で味わった揚げたてとはまた違う、専門店ならではの絶妙な揚げ加減です。


どちらが美味しいということではありません。海を眺めながら自分で揚げて食べるアジフライには、その時間や景色も含めた美味しさがあります。一方で、お店ではプロならではの技で仕上げられた、本場の味を楽しめます。どちらも松浦だからこそ味わえる、贅沢な1品でした。

海道
住所:〒859-4303 長崎県松浦市鷹島町神崎免91-7
TEL:0955-48-2950
HP:https://www.instagram.com/kaido_2950/
今回のキャンプ旅では、「道の駅で食材を調達し、その土地で味わう」という楽しみ方を改めて実感しました。松浦で人気の「ブリ丼」と「アジフライ」、そして「鷹島マグロ」。どれも地元ならではの美味しさがあり、キャンプという自由なスタイルだからこそ、より贅沢に味わうことができた気がします。
キャンプ飯というと、手の込んだ料理をイメージする方も多いかもしれません。もちろん、それもキャンプの楽しみのひとつです。しかし、その土地でしか出会えない食材を道の駅で探し、景色を眺めながらシンプルに味わうだけでも、十分に特別な時間になります。旅をしながら、その土地の食文化に触れる。そんなキャンプ旅も、きっと新しい楽しみ方になるはずです。次のキャンプでは、目的地をキャンプ場ではなく「食べたいもの」から選んでみるのも面白いかもしれません。松浦・鷹島には、そんな旅を楽しませてくれる魅力がたくさん詰まっていました。
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レポーターREPORTER

オートキャンプが大好きな九州在住の50代のオジサンです。おもに九州地方のキャンプ場へ、愛車を自由に転がしながらキャンプを楽しんでいます。グループやファミリーキャンプの際は、私が作った料理が美味しいと喜んでもらえるよう、日々キャンプ飯の勉強をしています。その分、ソロのときは手抜きしまくりですが(笑)。「手軽に本格的」がモットーで、これまでの経験で喜んでもらえたメニューの紹介や九州地方中心のおすすめのキャンプ場の紹介など、何か少しでもみなさんにオートキャンプでの楽しみを伝えることができればよいかな…と思ってます。
【肩書】
・日本オートキャンプ協会インストラクター
(日本オートキャンプ協会九州支部:https://jac-kyushu.com/)
