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キャンプといえば焚き火!! というほど人気ですが、本当に焚き火を楽しむには冬が一番です!! 寒いからこそ、焚き火の暖かさに心も身体も癒されますよ。そして、冬のキャンプのメリットは蚊に刺されない! これも快適さのひとつです。
昨年(2022年)の年末、クリスマスイブが土曜日だったので、クリスマスキャンプ(クリキャン)を家族で過ごすべく、千葉県の勝浦市にある「RECAMP勝浦」というキャンプ場にお世話になりました。今回はそんな冬キャンプの「食」を中心とした過ごし方(?)を、1泊2日のキャンプの流れにそってお届けします。
キャンプはキャンプ場につく前から始まっている!?
今回一緒に過ごす娘たちとは、勝浦の朝市で待ち合わせをしました。
勝浦の朝市は「朝市発祥の地」だともいわれていて、新鮮で美味しい食材が並ぶトコロ。しかし、食材をゲットしようと訪れたものの、あいにく前日が大荒れの天気だったため、店舗数が少なく…勝浦の朝市で食材がそろいませんでした…。代わりに早めのお昼ご飯を「お食事処 いしい」で。アジのなめろう定食をいただきましたよ。
お食事がくるまでは「何を買うか?」「近くにスーパーがあるよ!」「足りない食材はそこで調達しよう!」など、作戦会議です。予定がすでに狂っていますが(笑)、もうキャンプは始まっています! この考える時間からワクワクさせられるのです。
そしてキャンプ場へ…。チェックイン13時に到着しました。
お食事処 いしい
住所:〒299-5234 千葉県勝浦市勝浦159
TEL:0470-73-7153
HP:なし
今回はオートキャンプの電源付きサイトで、広々とした場所を予約しました。
とりあえずは、寝るためのテントを2つと食べたりするところのスクリーンタープを1つ建て、テーブルやイスなど全てが完成したのは15時半。まだ明るいですが、寒さに備えて焚き火の準備に取り掛かりました。これを済ませたら、さぁ、キャンプの醍醐味へ!
わが家の冬キャンプはこんな流れ!
焚き火や料理を楽しみ、電源付きで快適に!
無事に設営が終わって、焚き火の炎で暖まりながらキャンプスタートです。
燻製を待っている間、温泉にイベント!
寒いときのキャンプは洗い物を少なめに、お手軽に! ということで、折りたたみスモーカー(燻製器)を活用しています。スモーカーで1番下の段にスモークウッド、真ん中にベーコン、1番上の段にカマンベールチーズを乗せ、スモークウッドに火をつけて蓋をして2時間ほど待つだけです。待っているだけで、香りがとてもいい香燻が出来上がります。
そして、こちらのキャンプ場には温泉(予約制)が付いているので、燻製が仕上がる待ち時間の間に、温かい湯で身体を芯まで温めました。温泉から上がると時刻は17時半。すっかり日が暮れていました。
この日はクリスマスイブということでイベントもやっていて、キャンプファイヤーやスウェーデントーチとともに、サンタさんがいました。
スウェーデントーチに以前から興味があったので、間近で見ることができてラッキー! ご存じの方も多いかもしれませんが、「スウェーデントーチ」とは切り込みを入れた木の幹を垂直に立て、その切り込みに火を点けて燃やす焚き火のコト。煙突効果でよく燃え、安定して長時間炎が持続するので料理にも最適なんです。機会があれば、私の今後試してみたいことのひとつに加わりました。
メインイベント夜ご飯!
身体が温まるお鍋にデザート
さて、お腹が空いてきたので自分たちのサイトへ戻り、夜ご飯の準備です。
今回は電源付きサイトを予約したので、IHコンロを使います。ずっと保温で食べられるから身体が暖まる! ということで「寄せ鍋」をディナーのメインにしました。
いろいろな具材を入れて鍋が温まるまでに、先ほどスモークをしたベーコンとカマンベールチーズで乾杯です。香りよくとても美味しくできました!
ちなみにクリスマスイブだったので、テントの中に自宅で毎年飾る木製でできたサンタさんも飾って少しだけクリキャン風に。
さらに、乾杯とともに鍋が温まるまでもう一品。スキレットに気持ち多めのオリーブオイルとニンニク、キノコとお肉をサッとと炒めて、ハーブソルトでアヒージョっぽい味付けの品が完成! 美味しくいただきながら、お酒も進みます。
そうしている間に、お手軽なIHコンロを使っていろいろな食材を入れた、とても味わい深いスープの鍋の完成です。外で食べている魔法なのか? 「今まで食べた寄せ鍋で一番美味しいね」と言いながら、こちらも美味しくいただきました。
そしてデザートには、クリスマスイブだったのでケーキの代わりにフルーツの盛り合わせも買っていました。スーパーに寄ったからこそ出会った嬉しい1品です。しかもこれで598円だったかな? こんなてんこ盛りのフルーツを置いてくれているとは、クリスマスイブに感謝です(笑)。
食後はまったり…
いやいや、まだまだ続きます!
キャンプの夜はまだまだ続きます…。
食後は焚き火をしながらナスのホイル焼きを堪能。ナスをアルミホイルで包んで、焚き火の中に入れるだけです。
ナスの皮はまるこげになって、中のナスはトロトロ。これで完成です。お好みで醤油をかけていただきます。アツアツ、フワフワで美味しかったですよ。
ようやくひと段落
星空にお腹も心も満たされ…就寝
食事がひと段落した21時ごろには、焚き火ではなく炭火をメインに身体を温めます。
それにしても、さっきあんなに食べたのにキャンプというのはお腹が空くのです(笑)。身体が温まるのでカップラーメンまで食べちゃいました~。
そしてそのころには、空には星がたくさん。携帯でもこんなに写るほど冬の空はとてもきれいです。別腹を満たし、星空を愛でながら時刻は22時。ようやく消灯しました。
ところで、電源付きサイトにしたのにはもうひとつ理由が。何かと寒い冬のキャンプを快適にするために、自宅から布団乾燥機を持ってきました。21時にこちらを寝袋にセットして、寝袋をホカホカに温めておくのです。お陰で心地よい疲れも手伝って、暖かく快適に爆睡できましたよ。
朝食は手早く、片付けも元気に!
さて、次の日の朝も天候に恵まれました! 爽やかな空気に包まれながらの目覚めです。今回は1泊2日なので、朝ご飯のあとにはもう片付け! ということで、かんたんにハムとチーズを入れたホットサンドを手早くいただきます。
自然の中での朝ご飯は気持ちがいいですね。ホットサンドならあっという間にできるし、美味しいし、最高です!!
朝食後は11時チェックアウトなので、すぐに片付けスタート!
勝浦でのキャンプだったので、片付けが終わったら勝浦タンタンメンを食べに行くよ~と宣言して、元気に片付けをしました(笑)。片付けのあとは、本当に毎回とてもお腹が空きますね!
片付けのあとは反省会?
ご当地「勝浦タンタンメン」で締めのご飯
無事に片付けを終え、開店30分前の11時に到着したのが勝浦タンタンメンで有名な「江ざわ」というお店。さすが人気店! (順番が)12時ごろになります~とのこと。待っている間も、キャンプの反省会!? 写真交換などなど、キャンプのあとの会話にちょうどいい時間です。
待たずに食べても美味しい勝浦タンタンメン。待ってまで食べると、本当に美味しく感じます。今回は上坦々麺をいただきました。
ちなみに「勝浦タンタンメン」とは、普通の坦々麺とはちがって、醤油ベースのスープにラー油がたくさん使われていて、具材はみじん切りの玉ねぎとひき肉が入ったものが一般的です。そして、地元の海女さんや漁師さんが、寒い仕事のあとに冷えた身体を温めるために定着したメニューだそうです。
締めくくりはご当地の食で、前日に引き続いてお腹を満たし、これにて1泊2日のキャンプも終了~となりました。
江ざわ
住所:299-5215 千葉県勝浦市白井久保296-8
TEL:090-4410-5798
HP:なし
キャンプは向かう道中からキャンプ場、そして帰り道まで、すべてがワクワクします。そして、自然の中でのご飯はやはり美味しいですね~。
冬のキャンプが寒いのは当然ですが、その寒さに打ち勝つための食(笑)、寒さを忘れるほどの楽しい時間と焚き火、きれいな星空が魅力です。当記事が参考になるかどうか分かりませんが、冬のキャンプもいかがでしょうか?
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レポーターREPORTER
千葉県市川市と館山市の2拠点生活。
栄友丸という船名でカヤックフィッシングとマイボート釣りをし、キャッチ&イートを楽しむアングラー。キャンプや温泉旅行も大好きなアクティブ派。
インスタグラム:
@eiyumaru_357 (URL: https://www.instagram.com/eiyumaru_357/)