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宇和海の高級ゲスト
食べて美味しい魚
– マハタ・オオモンハタ・イトヨリ・アマダイ など –
宇和海でたまに顔を見せてくれるのが「マハタ」。ジギングではなかなか食わないような厳しい状況でも、タイラバなら食ってくることがあり、ぜひねらいたいゲストです。また、同じくハタ系の「オオモンハタ」なども釣れます。
ハタ類はすぐに刺身で食べるとそれほど旨味がありませんが、1週間ほど冷蔵庫で熟成させると、本当に美味しい刺身になります。また、鍋にはとても優秀な具材で、素晴らしい出汁と食味がありますのでオススメです。

そして、宇和海の泥底エリアでは「イトヨリ」や「アマダイ」も釣れます。どちらも食べるととても美味しい高級魚。ボトムを意識している魚なので、ドテラ流しで底を引きずる「ずるラバ」でもよく釣れます!

引き応え抜群な青物
– ハマチ・カンパチ など –
青物である「ハマチ(ブリの若魚)」もタイラバの好ターゲット。宇和海ではよく釣れますし、瀬戸内海でも夏場にヤズ(ブリの幼魚・若魚)クラスが回遊してきます。中層まで早巻きするとよく釣れ、回収中にヒットすることも多くあります。ジグには見向きもしないのに、タイラバだと狂ったように食ってくるときがあるから不思議です。


ハマチほどは釣れませんが、同じく青物として「カンパチ」も宇和海では釣れます。カンパチは食味が大変よいので嬉しいゲストですが、引きがハマチ以上に強烈なので、大型は取れずにラインブレイクすることもあります。

ちょっと厄介!?でも美味しいゲスト
鋭い歯が厄介…フグ類
– ショウサイフグ・サバフグ・トラフグ など –
タイラバアングラーにとって最も頭の痛い、まさに「超・厄介なゲスト」と言えるのが“フグ類”です。タイラバの要である「ネクタイ」を鋭い歯で容赦なくボロボロにかじっていきます。
「アタリがあったのに乗らない…」と回収してみると、お気に入りのネクタイが見る影もなく千切られている絶望感は、タイラバあるあるです。
瀬戸内海で初夏から秋によく釣れる「ショウサイフグ」は、食べて美味しい魚ではありますが、猛毒があるので要注意。必ず免許を持っている人にさばいてもらうようにしましょう。

さらに厄介なのが、夏に瀬戸内海に入ってきたり、宇和海でよく釣れたりする「サバフグ」。この魚にいたってはネクタイをかじるどころか、PEラインをかじってスッパリと噛み切っていく、本当に許しがたい大迷惑なゲストです…(魚にその気はないでしょうが…)。仕掛ごと失うのは、精神的にもお財布的にも大ダメージですよね。


また、春の産卵期には瀬戸内海でもごく稀に「トラフグ」が釣れることがあります! こちらは言わずと知れた超高級魚で、釣れると最高に嬉しいゲストです(もちろん免許を持つ人にさばいてもらいましょう)。

タイラバを奪っていく厄介者…
– エソ・サメ・エイ・サワラ・タチウオ など –
ベイトフィッシュが入っているときによく釣れる「エソ」。瀬戸内海では30cmまでの可愛らしいサイズがほとんどですが、宇和海には60cmくらいあるゴツい個体が多く、ギザギザの歯でタイラバを奪っていく迷惑な存在…。
骨が多くて食べづらいものの、すり身にすると絶品! さらに、肛門から尻尾側は小骨がないため、実は刺身でも美味しい魚なんです。

なぜか潮止まりの時間帯、底付近でよく釣れるのが「サメ」や「エイ」。意外にも、小さいサメは湯ざらしにすると美味しく、アカエイも50cmくらいまでなら料理しやすく煮物にすると美味なんです。
ただし、大きい個体が掛かってしまうとタイラバタックルでは太刀打ちできず、ラインブレイクしてタイラバを持っていかれるため、やはり迷惑なゲストと言わざるを得ません。

また、「サワラ」や「タチウオ」といった歯が鋭い魚もよく釣れます。とくにタチウオは、瀬戸内海でも秋になるとよくバイトしてきて、タイラバのロストにつながってしまいます。どちらも大変美味しい魚のため、無事にキャッチできればとても嬉しいのですが、ハラハラさせられるゲストたちです。


そのほかタイラバは何でも釣れる!
今回ご紹介した魚以外にもサバ、アジ、チヌ、イラ、コブダイ、イイダコ、スルメイカ、コウイカ、そしてハモ、マトウダイ、オジサン、ヒラ、ミシマオコゼなど、本当にたくさんの魚(?)がタイラバにはバイトしてきます。




前述した通り、本命のマダイをねらいつつも、「次は一体何が釣れるんだろう?」というワクワク感が大きな魅力の「タイラバ」。タイラバはひじょうに優秀なルアーで、多くの種類の魚が釣れる面白い釣りです。嬉しかったり、ときには厄介だったりする多彩なゲストたちですが、釣れたときはガッカリせず、ぜひ持ち帰って美味しく食べてみてくださいね!
さて、冒頭のクイズの答え合わせです! 当記事に登場したタイラバのゲストは……なんと全部で“41種類”でした!
(ホゴ、ウッカリカサゴ、アコウ、アイナメ、キス、マゴチ、ワニゴチ、オコゼ、ホウボウ、ヒラメ、シーバス、グチ、ニベ、クログチ、マハタ、オオモンハタ、イトヨリ、アマダイ、ハマチ、カンパチ、ショウサイフグ、サバフグ、トラフグ、エソ、サメ、エイ、サワラ、タチウオ、サバ、アジ、チヌ、イラ、コブダイ、イイダコ、スルメイカ、コウイカ、ハモ、マトウダイ、オジサン、ヒラ、ミシマオコゼ)
みなさんの予想は当たりましたか?
「私はここに載っていない、こんな珍しい魚をタイラバで釣ったことがあるよ!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね!
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レポーターREPORTER

瀬戸内海タイラバYouTuberの「つりばか3号」です。名前のとおり瀬戸内海にてマイボートのタイラバをしており、その様子を動画にしてYouTube配信しています。魚探を利用した釣りが得意で、魚探データから海図を作ったりしています。タイラバのノウハウや、魚探の使い方、海底地形と釣れるポイントの関係などについて発信したいと思います。
YouTube:【高松沖タイラバ】つりばか3号のフィッシングドキュメンタリー
