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アユと聞くと、「美味しい魚」や「釣り師の憧れ」といったイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実際に、アユは川魚でありながら臭みが少なく、骨も比較的柔らかいため食べやすく、贈り物としても喜ばれる魅力的な魚です。
そんなアユですが、実は初心者でも比較的手軽にねらえる釣り方があり、今回はその楽しみ方についてご紹介します。
アユを釣る前に…

アユのシーズンは一般的に夏から秋にかけてですが、釣りをする際にはいくつか注意点があります。まず、アユは漁業権によって管理されており、解禁期間が地域ごとに決められています。そのため、事前に漁業協同組合などの情報を確認することが重要です。
また、釣りをするには遊漁券の購入が必要で、多くの場合は近隣の釣具店などで入手できます。
こうしたルールがあるために、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、今後も美味しいアユを味わい、釣りを楽しむうえで欠かせない大切な決まりです。釣行前にしっかり確認し、ルールを守って楽しみましょう。
「アユイング」のタックルと誘い方

「アユイング」は古くから釣り人に愛好されている「友釣り」と異なり、アユをルアーでねらう比較的新しいスタイルの釣りです。専用タックルをそろえれば、初心者でも楽しみやすいのが魅力です。
ロッドは7~9ft前後のライトアクションのスピニングロッド、リールは2000番程度にPEライン0.3~0.6号を組み合わせ、リーダーとしてフロロカーボンを結束します。ルアーはアユ型の専用ルアーを使用します。
誘い方の基本は、流れに対して斜めに軽くキャストし、ラインテンションを保ちながら自然に流すことです。ルアーは底付近を意識しながら流れに同調させ、本物のアユのように見せることが釣果アップのポイントとなります。
時折りロッドで小さくトゥイッチを入れ、縄張り意識の強いアユを刺激しましょう。強く動かし過ぎず、「自然に流しながら違和感を与えない」バランスが釣果を左右します。流れのヨレや石周りなど、アユが着きやすいポイントを丁寧に探ることが成功のカギです。
アユが着く石を見極めるのが釣果アップのカギ

「流れのヨレや石周りが重要」と前述しましたが、ここでさらに意識したいポイントが「黒い石」です。
川の中で黒っぽく見える石は、実は表面に“苔がしっかりと付着している”サインであることが多いのです。アユはこの苔を主食として成長する魚であるため、エサ場となる良質な苔が付いた石周りには、自然と魚が着きやすくなります。そのようなことから、ただ石を見るのではなく、「どの石に苔が付いているか」を見極めることが、釣果を伸ばす大きなポイントになります。
また、さらに注目したいポイントが「石の大きさ」です。大きな石ほど縄張りとしての価値が高くなり、そこを占有しているアユも、比較的サイズがよい傾向があります。つまり、“黒くて大きい石”ほど好条件がそろっているといえるでしょう。
こうしたポイントを丁寧に探り、その周囲を意識して攻めることで、数釣りだけでなく良型のアユに出会える確率も高まります。川の状況を観察しながら戦略的にねらうことが、アユイングの醍醐味といえるでしょう!!!

これまで解説してきたように、「アユイング」は専用タックルと基本的な操作を覚えれば、初心者でも楽しみやすい釣りです。
とくに釣果を伸ばすため重要なのは、流れのヨレや石周りといったポイント選びに加え、苔の付いた「黒い石」を見極めることも大切です。アユは苔を食べて成長するため、こうした場所は有力なポイントとなります。
川の様子を観察しながら魚の居場所を探し、状況に合わせて攻略していくのもアユイングの面白さのひとつ。ルールとマナーを守りながら、ぜひアユイングならではの楽しさを味わってみてください。
企画・記事協力:FISHFRIENDS
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レポーターREPORTER
広島の太田川で、アユルアーをしています。尺アユを目指し、日々その軌跡を積み重ねています。


