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初夏の五島沖は、タイラバでマダイや根魚をねらいながら、状況次第ではジギングで青物も期待できる面白い時期です。
今回は、TikTokで釣りのLive配信をしている「釣り初心者の釣り部」のみなさん4名を乗せて福江島沖へ出船。釣行中もLive配信を行いながら、タイラバとジギングでマダイ、カンパチ、根魚などをねらってきました。
当日の海況や魚の反応、魚種ごとのヒットパターンに加え、配信を通して船上の盛り上がりを共有しながら楽しんだ、6月の五島沖での実釣の様子をお届けします。
6月の五島沖はどんな状況?当日の海況とねらい
6月の五島沖は、春から夏へと季節が移り変わるタイミングです。日によって海の状況は変わりますが、マダイ、アオナ(アオハタ)などの根魚、そしてカンパチなどの青物まで、幅広い魚種がねらえる時期でもあります。
この日は、TikTokで釣りのLive配信をしている「釣り初心者の釣り部」のみなさん4名を乗せて福江島沖へ出船しました。釣行中もLive配信を行いながらの釣りで、船上のメンバーだけでなく、画面越しの視聴者の方々とも一緒に釣果を楽しむような雰囲気でした。

朝のうちはまずタイラバを中心にマダイや根魚をねらい、潮の動きや魚探の反応を見ながら、必要に応じてジギングも入れていくプランです。
この日のタイラバは、底付近をゆっくり丁寧に見せるというより、着底後すぐに少し速めの巻きで追わせて、一気に食わせるイメージが合っていました。回収中の早巻きにもマダイがアタってくる場面があり、普段よりスピーディーな展開を意識したことが釣果につながりました。
一方で、ベイト反応や青物の気配が出た場面では、ジグに切り替えることでカンパチなどをねらうことができます。最初から1つの釣り方に絞るのではなく、その日の潮や水深、魚の反応を見ながら釣り方を組み立てることを意識してスタートしました。
タイラバとジギングを使い分けて探る
当日は、まず水深のあるポイントからスタートしました。Live配信中ということもあり、アタリが出た瞬間や魚が見えた場面では自然と船上も盛り上がります。潮の流れや船の流され方を見ながら、タイラバがしっかり底を取れる重さを選び、マダイや根魚の反応を探っていきました。
五島沖はポイントによって水深や潮の流れが変わりやすく、同じ仕掛や同じ重さのままでは釣りにくい場面もあります。そのため、潮が速いときは重め、緩いときは操作しやすい重さを選びながら、できるだけ底取りが安定するように調整するといった具合です。
タイラバでは、着底後すぐに巻き始めることに加えて、今回は少し速めの巻き速度を意識してもらいました。ゆっくり見せるというより、マダイに追わせてスイッチを入れ、そのまま食わせるイメージです。アタリがあっても慌ててアワセず、巻きのリズムを崩さないことも大切なのです。
一方で、魚探にベイト反応が出たり、中層にも魚の気配がある場面ではジギングに切り替えて探っていきます。タイラバとジグを使い分けながら、状況に合わせて釣りを組み立てていきました。
具体的な使い分けと探り方

タイラバでは、着底後すぐに巻き始めることを意識。底付近を長く見せるよりも、テンポよく探ることで魚の反応を引き出せました。とくにマダイは、やや速めの巻きに好反応を示し、巻き上げ途中や回収時にアタる場面も見られました。
一方、魚探にベイト反応が映った場面や青物の気配がある場面ではジギングを投入。タイラバだけでは拾いきれない反応を探ることで、カンパチなど青物へのチャンスも広がりました。
魚種や状況によって反応する釣り方は変わります。その日の海況や魚の動きを見ながら、柔軟にアプローチを切り替えることが釣果につながった1日でした。
魚種ごとに振り返る当日のヒットパターン
マダイの反応

マダイをねらうには、水深や潮の速さに合わせてヘッドの重さを調整し、底を取り直しながらテンポよく巻いていくと、追いかけてきた魚が一気に食ってくるようなアタリが出ます。
このとき大切だったのは、ゆっくり巻き過ぎないことでした。通常はスローな一定巻きが効く場面も多いですが、今回はやや速めの巻きに反応がよく、回収中の速巻きにマダイが当たってくることもありました。お客さんにも、アタリがあっても慌てず、そのまま巻き続けてもらいました。スピードを落とし過ぎず、追わせた流れのまま食わせることで、フッキングにつながった場面がありました。

カンパチの反応

カンパチはジギングに切り替えた場面で反応がありました。魚探にベイトの反応が出たタイミングや、潮が動き始めたタイミングでジグを入れると、底付近から中層にかけてアタリが出ました。
カンパチは掛かってからの引きが強く、ヒットした瞬間に青物らしい重量感があります。乗船した方もやり取りを楽しみながら、慎重に巻き上げていました。タイラバだけでは拾いきれない魚の反応も、ジギングを入れることでチャンスが広がります。とくに青物の気配がある場面では、ジグを使ったテンポのよい探り方が有効だと感じました。
根魚の反応

根魚はタイラバでもジグでも反応がありました。マダイをねらって少し速めに巻いているなかで、時折りアオナやカサゴ類などが交じり、五島沖らしい多彩な釣果になりました。
根魚は底に近い場所で食ってくることが多いため、底取りの精度は大切です。ただし、今回は底を長く探るというより、着底後すぐに巻き上げて、根掛かりを避けながらテンポよく反応を拾っていく流れでした。
根が荒い場所では根掛かりにも注意が必要です。底を取りっぱなしにするのではなく、着底を確認したらすぐに巻き始め、魚に見せながらもルアーを止め過ぎないことを意識してもらいました。

根魚が釣れると、船上の雰囲気も和みます。マダイやカンパチとはまた違った楽しさがあり、五目釣りのような面白さを感じられるのも6月の五島沖の魅力です。
多彩な魚種が反応!にぎやかな船上に
この日の船上は終始にぎやかな雰囲気でした。みなさんそれぞれに魚の反応があり、マダイをねらっているなかで根魚が釣れたり、ジグに切り替えたタイミングでカンパチがヒットしたりと、最後まで何が食ってくるか分からない面白さがありました。

船上では、誰かにアタリが出るたびに自然と声が上がり、魚が見えるとさらに盛り上がります。この日はLive配信をしながらの釣行だったため、釣れた瞬間の反応や魚の引きも、船上のメンバーだけでなく視聴者の方々と一緒に共有できたのが印象的でした。
みなさんそれぞれの釣果を振り返ると、魚種によって反応したタイミングや釣り方に違いがありました。マダイはタイラバの少し速めの巻き、カンパチはジグでの誘い、根魚は着底後すぐに巻き上げるテンポのよい探り方が釣果につながりました。同じ海域であっても、魚によって反応する釣り方は変わります。その違いを感じながら釣りを組み立てていくことで、より多くのチャンスを作ることができたと思います。
初夏の五島沖で感じた魚の動き

今回の釣行では、マダイ、カンパチ、根魚と魚種豊富な釣果に恵まれました。そのなかで印象的だったのは、魚の活性が全体的に高かったことです。
実際に、マダイは広いレンジまでルアーを追う場面が見られ、青物もベイトの動きに合わせて回遊している様子が確認できました。また、根魚の反応も安定しており、魚種を問わずチャンスの多い状況だったと感じます。
6月の五島沖は、春から夏へ移り変わる季節です。水温の上昇とともに魚の動きも活発になり、その日の状況に応じてさまざまな魚との出会いが期待できます。今後さらに夏が進めば、魚の活性やベイトの状況も変化していきます。釣り方だけでなく、海の変化そのものを観察しながら組み立てることが、この時期の五島沖を楽しむポイントだと感じました。
今回の釣行では、マダイやカンパチ、根魚など、五島沖らしい多彩な魚たちとの出会いを楽しむことができました。魚種によって反応する釣り方やタイミングは異なりますが、その日の状況に合わせて探り方を組み立てていくことも、オフショアフィッシングの面白さのひとつです。
五島列島・福江島沖は、マダイだけでなく青物や根魚もねらえる魅力的なフィールドです。初夏から夏にかけては、さまざまな魚との出会いが期待できる季節でもあります。
その日の海の変化を感じながら、多彩なターゲットをねらう。改めて五島沖のポテンシャルの高さと、オフショアフィッシングの奥深さを実感した1日となりました。
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レポーターREPORTER

五島列島福江島を拠点に、船長として日々海に出ながら、タイラバやジギングを中心としたオフショアフィッシングを案内している。季節ごとに変わる海の状況や魚の動きを見ながら、お客さんと一緒に五島の海を楽しむのが何よりの楽しみ。現場で得た気付きや、その時季ならではの釣りの面白さを実釣ベースで発信している。
