バス釣り春夏秋冬！その刻を釣る コンディション抜群の「津久井湖」
秋のおススメポイントと釣り方を紹介！

みなさん、「津久井湖」に行ったことはありますか？　行かれたことがある方は、きっと、そのコンディションのよさにビックリされたはずです。
バスフィッシングのメジャーレイク津久井湖に毎週のように通っている私が、「通っているけどなかなか釣れない…」「これから津久井湖に行ってみたい」といったアングラーの方に向けて、（自身の経験から）津久井湖で外せない秋のポイントとボート店さんを紹介したいと思います。

津久井湖とは

「津久井湖」は神奈川県相模原市緑区にあるダムで、バスのコンディションはすこぶるよく、数釣りで楽しむもよし、ビッグサイズねらいも可能なフィールドです。相模湖の下流に位置していますが、相模湖よりも人的プレッシャーが少なくバスの状態がよいのが特徴です。

秋のおススメポイントと釣り方1

まず紹介したいのが「名手ワンド」です。

このエリアは津久井湖で一番大きくカーブした地形がある場所です。上流から流れてくる水がカーブすることで、インサイド（内側）とアウトサイド（外側）といった異なる地形ができ、その地形変化の付近はバスが集まりやすいポイントとなります。どちらがいいということはなく、その日の状況を見て魚を探すのがよい釣果を上げる方法です。
また、上流から流れが当たる場所に「立木＋崩落」のストラクチャーがあるので、ねらうポイントが分かりやすいのも特徴です。

釣り方はカバーネコやスモラバ、テキサスなど、根掛かり回避能力が高い釣り方（リグ）を駆使し、目に見えるカバーやストラクチャーなどをねらうのがおススメです。

秋のおススメポイントと釣り方2

次に紹介するのは、通称「6番」と呼ばれるエリア。中流域にあるちょっとした岬です。

この岬の特徴は近くにエアレーションがあるということ。このエアレーションが動いていると、6番の岬または岩盤に流れが当たるため、バスのエサとなるベイトフィッシュが集まりやすいといった理由です。
「岬＋エアレーション」という津久井湖ならでは特徴で、1級ポイントになっています。

このエリアでは、広く探るためにヘビキャロがおススメ。ヘビキャロはシャッドテール系のワームを使用し、ボトムをしっかり感じながらゆっくりとズル引きしてください。

秋のおススメポイントと釣り方3

最後に紹介するのは「大沢ワンド」。津久井湖でもっとも有名といっていいエリアです。

大沢ワンドの入り口付近は岬になっているので、ワカサギなどが群れで溜まることが多く、それらをねらっているバスを見つけることができます。大きな崩落（＝地形変化・ストラクチャー）もあるのでバスは確実にいるのですが、連日アングラーにねらわれているため釣るには工夫が必要です。
また、最奥には川（流れ込み）があり、大沢ワンド内の水をフレッシュにしてくれています。

ここでの攻略におススメなのは、スピナーベイトやスモラバなどのカバーに強い釣り。根掛かりを回避するとともに、カバーにしっかりコンタクトするように心掛けると、釣果を上げやすいですね。

津久井湖のレンタルボート店は4つ

津久井湖には4つのボート店があります。上流から「沼本ボート」「津久井観光ボート」「中村ボート」「矢口釣具店」さんです。最上流の沼本ボートさんでは津久井湖の水量の増減によって、減水している場合には営業ができない場合がありますので、事前に確認が必要です。

沼本ボート
津久井湖の最上流にあるのが沼本ボートさんです。貯水率が下がると営業が困難になってしまうので事前に確認が必要です。
リザーバーは最上流から見ていくとその日の状態が分かりやすいので、エリアをサーチする場合はこちらのボート屋さんがおススメです。

津久井観光ボート
チャプターや津久井湖オープンなどが開かれているボート店さんです。津久井湖の中流域にあるので、上流・下流ともにポイントに向かいやすいのが特徴です。

中村ボート店
中・下流域に位置し、矢口釣具店さんの向かいにある「中村釣具店」さんが営むボート乗り場ですが、現在お店は営業していないので、直接ボート乗り場まで行く必要があります。朝は早めの出船ができるので、釣りの時間を長く取りたいアングラーにおススメです。

矢口釣具店
道路沿いにある矢口釣具店ではレンタルボートを借りることもできます。お店で情報を収集してから釣りに向かうことができるので、バス釣り初心者の方にもおススメです。

注意すべきローカルルール

津久井湖にはいくつか「水温計」が浮かんでいます。水温系の周りは冊で囲ってありますが、その中へのキャストは禁止となっています。そして、ダムサイト上にも立入禁止の看板があるので注意してください。また、バスを保護する目的で、津久井観光ボートから出船する場合はアラバマリグの使用は禁止となっています。

津久井湖のコンディションは素晴らしく、各ボート店さんが協力することでワカサギの繁殖をはじめ、フィールドが維持されています。また、ボート店がそれほど多くないことで、バスの逃げ場がなくなるほど釣り人で溢れることがなく、程よい状態でバス釣りを楽しむことができるといった環境です。
津久井湖に行ったことがない方は、ぜひ訪れてはいかがでしょうか。

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