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繊細なアタリを捉えて掛けるゲーム性の高さと、釣ったあとの極上の食味で大人気の「船フグ釣り」。涼しくなる秋口からはサイズもねらえ、ますます盛り上がるシーズンを迎える。
そこで今回は、ビギナーからエキスパートまで納得の使いやすさと釣獲力を凝縮した、ハヤブサの「ふぐカットウ仕掛」シリーズについて、商品開発課の四元氏に話を伺ってみた。
迷ったらコレ!完全フルセットの「コンプリートセット」
今回登場するラインナップの中で、これから始める初心者の方にまずおすすめしたいのが「ふぐカットウ 寄せ寄せコンプリートセット」だ。

四元さん:「入門者の方が迷わずすぐに釣りができるよう、仕掛(チラシ1段)とシンカーが一体になったフルセットです。 パッケージを開けて道糸をスナップに結び、固定糸をハサミで切って本体を取り出すだけでセッティングが完了します。シンカーを通すなどの煩わしい作業を極力なくし、箱から出してエサを付ければ、直ぐに釣りができるように作りました」
パッケージを見ると、このコンプリートセットと、あとで紹介する「ふぐカットウ仕掛 チラシ式 1段鈎1セット(G271)」「ふぐカットウ 寄せ寄せシンカー 1個入(P585)」の3つが同じ水色になっている。これには何か理由があるらしい。

四元さん:「実はこのコンプリートセットに入っているのが、水色パッケージの『ふぐカットウ仕掛 チラシ式 1段鈎』と『ふぐカットウ 寄せ寄せシンカー』の組み合わせなんです。なので、釣具店さんで替え仕掛や追加のシンカーを探すときも『同じ水色を選んでおけば間違いないですよ』という意味で、ビギナーの方でもひと目で直感的に選んでいただけるように色を統一しています」
こだわり抜いた「仕掛」ラインナップと使い分け
当シリーズは、替え仕掛やシチュエーションに応じた単体仕掛も充実している。まず「ふぐカットウ仕掛 チラシ式 1段鈎1セット」と「ふぐカットウ仕掛 チラシ式 2段鈎1セット」の違いや使い分けについて教えてもらった。


四元さん:「チラシ式は3本の小バリに、カットしたエビエサを散らして付けるタイプです。ひと口サイズのエサがふわふわ漂うので、低活性なフグでも口を使いやすく、エサバリそのものに掛かってくることも多いのが強みですね。
『1段』は東京湾の“湾フグ”で定番のレギュレーションに対応したモデル(東京湾での船フグ釣りはカットウバリが1本と定められている)で、『2段』は関西圏などで主流のタイプです。2段はカットウバリに段差(ハリスの長さをそれぞれ2cm・4cm)を付けているので、ハリ同士が絡みにくく、上下の広いタナをカバーできてダブルヒットもねらえますよ」

チラシバリ自体も…何というか、かなり強烈なフォルムのハリが使われている。

四元さん:「落とし込み釣りなどで使われる『ダブル胴打』の極太バリを採用しています。大型フグの鋭い歯でも絶対に折れませんし、太軸にしたことでシャクったときにエビの身が切れにくく、エサ持ち(ホールド力)が格段にアップしています。また、あえてパイプを入れない仕様にしたことで枝が柔軟に動き、エサ付けがひじょうにやりやすいのも特長です」

そしてもうひとつ、こちらも東京湾で定番の仕様である「ふぐカットウ仕掛 親鈎式 1段鈎1セット」の特長とは?
四元さん:「こちらはアルゼンチン赤エビなどの胴体を1匹丸ごと、真っ直ぐ付けるタイプです。2ヵ所にケンが付いたロングシャンクバリを採用していて、エサのズレをしっかり防ぎます。
さらに、親バリは管付きバリを採用し、直結びしていても約330度の範囲で動かすことができるのも特長です。これだと、エサを付けるときに下のカットウバリが指に刺さったりすることなく、安全にエサ付けができるようになっています」

ところで、チラシ式も親バリ式も、エサバリからカットウバリまでの距離に「決まり」があるそうだ。
四元さん:「どちらも一番下のハリからカットウバリのハリ先まで『指4本分(約7cm)』という、伝統の黄金比を踏襲しています。フグに警戒心を与えず寄せられて、アワセたときに一番掛かりやすい絶妙な長さなんです」

アピール&疲れにくさを両立した「ふぐカットウ 寄せ寄せシンカー」
シンカーとしてパーツ売りしている「ふぐカットウ 寄せ寄せシンカー 1個入」は中通し式だが、形状やカラーリングにかなりのこだわりがあるようだ。中通しの穴もかなり大きく見える!?


四元さん:「まず形状ですが、上が細くなった『バレット(弾丸)型』を採用しています。フグ釣りは3~5秒おきに空合わせを入れる“タイミング釣り”を繰り返すのが主流のため、一般的な丸型オモリだと引き抵抗が大きく、1日中シャクると手首が痛くなってしまうんです。しかしこのバレット型なら、水切れが抜群で引き抵抗がひじょうに軽く、1日中快適に集中して釣り続けられます。
さらに、六角(ヘキサゴン)形状なので船上で転がりにくく、指でつまみやすいのもポイントです」
四元さん:「そして、穴径を3mmという大口径にしています。太ハリスで作られた仕掛のチチワもスルッと通せるので、現場でのシンカー交換が驚くほどスムーズに行えます」
カラー展開も4色あって、かなりキラキラとアピール力が高そうだ。
四元さん:「フグは視覚が発達していて、キラキラしたフラッシングに強く反応します。3面にそれぞれ異なるホロシールを貼ることで見切られにくくしているほか、生物学的にフグが認識しやすい波長といわれている青・緑系に着目した『青夜光』カラーなど、徹底的に釣果へ直結するカラーをラインナップしました」




