こんなところに根魚が!?
手軽にねらえる!堤防の穴釣りポイントを紹介

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どうも! 花よりカサゴのHAZEKINGです!
ブラクリ仕掛でお手軽に根魚が釣れる人気の「穴釣り」。これまでテトラの隙間をねらった釣行をご紹介してきましたが、実はほかにもポイントがたくさんあります! そこで今回は、根魚の習性に合わせた「堤防における穴釣りで釣れる場所」を紹介したいと思います! こんなところが!? というような思わぬ場所も紹介しますので必見ですよ。

また、「使用する竿やリールについて知りたい!」「穴釣りのエサはどうしよう?」という方には、別の記事で解説しているので、そちらも合わせてご覧ください。

釣ってよし!食べてよし!カサゴをねらう穴釣りのススメ

エサの違いで魚種やサイズは変わるのか?ブラクリを使って穴釣り検証!

穴釣りとは?

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穴釣りとは、おもに「ブラクリ」と呼ばれるオモリとハリが一体になった仕掛を使用する釣法です。おもなターゲットは「根魚」。暗い環境を好む根魚は、明るい時間帯には岩やテトラなどの割れ目に身を潜めてじっとしています。そこに仕掛を落として釣り上げるのです。

キャストする必要がないので比較的かんたんで、とくに初心者の方にオススメです。また、コツさえつかめば1日で10尾以上釣ることもできるので数釣りも楽しめますよ。

堤防のポイント紹介

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安全のため固型式ライフジャケットと滑りにくいシューズを着用しましょう

それでは穴釣りのポイントを紹介しましょう。時間帯によって根魚は移動するので、各ポイントを使い分けると釣果が伸びやすいですよ。また、テトラ帯や岩場に比べると、堤防は足場がしっかりとしているので比較的安全です。
ただし、海に転落するリスクは釣りには付きもので、危険があるのも事実です。安全対策としてライフジャケット滑りにくいシューズの着用は徹底してくださいね。

岸壁

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堤防の岸壁にはたくさんの生物が付着しています。時期にもよりますが、おもにフジツボカラス貝、海藻などが密集しています。それらの隙間には小さなカニやエビが潜んでおり、これをねらって根魚が海底付近で待ち構えているのです。

オススメの時間帯は朝マヅメ夕マヅメ。少し薄暗い程度が根魚の警戒心も薄れて活発で釣れやすいですね。一方、昼間は岩陰に隠れてしまうので、ほかのポイントをねらった方がいいでしょう。

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壁に付着していた貝類

堤防ブロックの隙間

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堤防は巨大なブロックのかたまりが連続して並んで形成されています。その継ぎ目には隙間があり、根魚には最高の隠れ家となっているのです。1つでもいいポイントを見付けることができれば一気に釣果が伸ばせます。

オススメの時間帯はお昼。周囲が明るくなると、暗い環境を求めて周囲から根魚が集まってくるのでチャンスです。

堤防の上からねらえるテトラ周辺

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実は、堤防の周辺には波対策として海底にテトラポッドが沈められています。場所によっては干潮時に位置を確認することもできます。その隙間にはもちろん根魚が潜んでいます。
3mほどの少し長いサオがあると、周辺のテトラの隙間に仕掛を落とすことができるので扱いやすいです。

オススメの時間帯は昼夜問わずいつでも! 釣れる確率がひじょうに高いので、見付けたら積極的にねらってみてください。

実のところはいかに?
堤防の穴釣りポイントをくまなくチェックしてみた!

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先日、「渡船丸 金山」さんにお世話になり、前述のポイントを踏まえた堤防での穴釣りにチャレンジ。あらかじめ渡船の予約をし、沖堤・四日市一文字に渡りました。
時間帯は、早朝5時半に出港して朝マヅメの高活性な根魚ねらい。当日のエサはイカの短冊です。そして仕掛は、ハヤブサの「直撃 穴撃ちブラクリ ドロップストライク」、「直撃 インチク型ブラクリ ブラチク大鈎仕様」、「直撃 目玉ブラクリ 赤」を状況に応じて使い分けました。

潮に流されないよう重めのブラクリで「岸壁」をねらう!

まずは堤防の定番「岸壁」に沿って仕掛を落としました。堤防ブロックの継ぎ目付近は外海と内海が海底でつながっている場合が多く、エサが流れ出すのでねらい目です。潮に流されないよう、少し重めのドロップストライク8号でカサゴをねらいました。

仕掛を海に投入して海底付近で誘うとヒット。15cm程度の可愛いカサゴが釣れました。将来大きくなって帰ってきてくれるはず。海より広い心で20cm以下のカサゴはリリースしました。

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資源保護のため20cm以下はリリース

日が昇ったら、ストック量がハンパない「隙間」をねらう!

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日も昇り周囲が明るくなってきたので、今度は堤防の「隙間」をねらいました。堤防を歩き回り注意深く探すと、何ヵ所かポイントを見付けることができました。落下してくるエサを待ち受ける個体が多いので、フォールのアピール力が強いブラチクをセット。ゆっくりと落として誘います。

隙間の水深は5mあるのですが、いきなり水深1mでヒット。21cmの良型デカサゴが釣れました。そのあともアタリは止まらず入れ食い状態!! 隙間のサイズにもよりますが、相当の数がストックされていることが分かりました。

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安定の釣果が見込める「テトラ周辺」をねらう!

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最後は堤防の上から「テトラ周辺」の隙間をねらって仕掛を落としてみました。
水中が見えないときは竿先の感覚が頼りです。隙間の幅がランダムなので、根掛かりのリスクが少ない目玉ブラクリ4号を使用して落とし込むとヒット! 20cmのカサゴが釣れました。ただ、抱卵中だったのでリリース。将来たくさんの子どもが大きくなって帰ってきてくれることを願います。

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腹の膨れた抱卵個体。1回で3万尾程度の仔魚を産むそうです
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今回は「堤防における穴釣りで釣れる場所」についてお伝えしましたがいかがだったでしょうか。
時間帯によって根魚は移動するので、ねらうポイントを合わせることで釣果を伸ばせます。また、カサゴ以外にもキジハタタケノコメバル、クロソイなど、さまざまな根魚も釣れるので、エサも使い分ければさらに釣れる魚種の幅が広がります。
ぜひ身近な堤防で、自分だけのポイントを開拓してみてはいかがでしょうか?

また、今回の釣行の模様はYouTubeにもアップしているので、ぜひチェックしてみてください。


堤防の幅10㎝割れ目にブラクリ落としたら入れ食い状態!穴釣りが楽しすぎた!

YouTube「釣り師 HAZE KING」


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HAZEKING
プロフィール:HAZEKING
東海エリアを中心に活動する釣りユーチューバー HAZEKINGです。エリアトラウト、ハゼ釣り、海釣り、ロックフィッシュなど釣りジャンルは全部! 今も自身の新ジャンルを開拓しています。初めて魚を釣ったときの感動をみなさんと共有するためSNSをスタートし、HEATでは1人でも多くの方に釣りの魅力を伝え、「よし、明日釣りに行こう!」と思ってもらえるような記事を執筆したいと思います。
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