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以前からずっとやってみたかったオフショアでの釣り。しかし、幼いころ小さな船に乗って船酔いしたことがあり、止まった船で長い時間揺られるのが怖くてなかなか踏み出すことができませんでした…。しかし今回、釣り仲間が一緒に行ってくれるということで、思い切って船釣りデビュー！ 出掛ける前から船酔い対策を万全にし、釣行時もドキドキ、ワクワクが入り混じった、私の初体験レポートをお届けしたいと思います。
船釣りをやってみたいけど不安…という方、ぜひご参考に。
船酔い対策を万全に！ポイントは3つ
初のオフショアということで一番気になっていたのが、やはり「船酔い」。船酔いしてしまうと釣りどころではなくなり、周りにも迷惑かけてしまううえ、帰りの運転もどうなることやら…。なので、事前に船酔いについて調べたり聞いたりと、結構気にしていました。
私が行った船酔い対策は、よくいわれている3つです。
1つ目は、前日に「なるべくしっかりとした睡眠をとる」こと。釣りとなると、前日の晩はなかなか寝付けないこともありますが、船酔いしないために、いつもより早く寝ることを心掛けました。また今回は午後便ということもあり朝はのんびり。実際には6時間ほど睡眠をとることができよかったと思います。
2つ目は食事。仲間からのアドバイスもあり「柑橘系を避ける」「消化のいいものを食べる」「少し物足りないくらいの量で食べるのをやめておく」ことなどに注意しました。
3つ目は「酔い止め薬」の服用。乗船の30分前に飲むのがよいそうですが、心配なら前日寝る前にも飲んでおくといいそうです。
といった具合に、事前にできることはちゃんと行い、少し早めに現地到着しました。
病は気から??
いよいよ出船時間になり、荷物を積み込みいざ出船！ ここでなんと、私にとっては衝撃の事実が！ 実は当日なかなかの風予報…で、予約してくれた仲間によると当初予定していた船が悪天候のため休船になってしまい、急遽、別の船を予約してくれたとのこと。ますます船が揺れるのではないかと緊張してしまいました。それでなくても、船酔いしてほかのお客さんに迷惑かけたら嫌だな～と考えていたんです。
ところが船に乗り込んでみると？？？ 仲間5人以外誰も乗ってこない。なんと乗合船が自然とチャーター便になってる～！ 実は直前にキャンセルがでて私たちだけになったとのこと。そのお陰でほかのお客さんのことを考えなくてよくなり、気持ちが少し楽になりました。
とはいえ、出船し船が走り出すと、ガッタン、ガッタン、やっぱり揺れます…。そんなときに仲間が、「大丈夫？」とか「なるべく遠くを見て、手元見んようにな～」とか楽しく話しかけてくれ、気を紛らわしてくれました。徐々に船酔いの緊張も和らぎ、リラックスできたような気がします。オフショアに慣れた仲間に感謝です。
終始、船は結構揺れていましたが、事前の対策と気を紛らわすことができたからか、この日はなんとか船酔いはせずに済みました。今回船酔いしなかったことが少し自信にもなったので、また今後もオフショアを楽しめそうな気がします。気の持ちようは大事ですね。
終わってみれば最高のデビュー戦
そして、いざ釣りが始まると、みんな真剣です！ 船長からの開始の合図とともに、指示されたタナをめがけてジグを落としシャクルと早々にヒット。さすがオフショア常連のみんなは上手い！ 負けじとシャクリ続けると私にもヒット！ 釣り始めて30分ほどで全員魚をキャッチできて気分も最高！
釣りが始まっていざ釣れだすと、船酔いのことなんて忘れて必死に釣っていました。
仲間5人だけの船ということもあり、気を遣うこともなく船の移動中はワイワイ話しながらの楽しい釣り。しかも、今回お世話になった船長はとても親切で、仲間同士でオマツリしてしまったときも手伝いにきてくれ、本当にお世話になりました！ そんな和気あいあいの雰囲気のなか、それぞれみんな順調に魚を追加し、結局終わってみれば総数115尾の大爆釣!! 無事にオフショアデビューを終えることができました。
今回は以前から船酔いの不安があったオフショアでしたが、みんなのアドバイスや気遣いに助けられ、最後まで楽しく快適な釣りをすることができました。まだ完全に不安がなくなったわけではありませんが、しっかりと対策をして何度かオフショアを経験し、船酔いを克服できれば、もっと釣りの幅も広がるハズ。機会があれば今後も船釣りにチャレンジしたいと思います。
みんなまた一緒に連れてってな～。
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レポーターREPORTER
大阪在住
子どものころから釣りが好きだったものの、社会人の間はブランクが…。令和になってから釣りを再開したリターンアングラー。大阪、和歌山、京都、兵庫をホームに季節に合わせて魚種を変え、1年を通じで釣りを楽しんでいる。
