知って得する!川田一輝のお魚あれこれ No.135知りたくなかった!?サヨリの意外な事実

illust_川田一輝

こんにちは! 「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。

アナタは一番美しいさかなって何だと思いますか? カラフルな熱帯魚やヒレの長い深海魚、釣りたてのタチウオもギラギラして美しいですよね。
今日はそのなかでも見て美しい、食べて美味しいさかなをご紹介します。

サヨリの秘密…知ってる?

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サヨリはキュートなアゴ先、色に注目! サヨリなどはアゴ先が綺麗に発色していると新鮮ともいわれています。
刺身、寿司、天ぷら、塩焼き …上品な白身はどんな和食にしても最高です!

見た目も味もよい、そんなサヨリの意外な事実をイラストとともにお話ししていきましょー!

実はサンマの仲間!…キミもかいな!?

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サヨリはダツ目。
孵化直後は普通の見た目なんですが、2~3cmくらいに成長するとにゅーーーっと下アゴが伸びてきます。同じダツ目のサンマと共通していますね。

…あれ? 大きさも違う&淡水に棲むメダカはどこが仲間? と思うかもしれませんが卵に注目!
水草に絡むための付着毛(糸)が生えているところは同じダツ目の特徴なんです。

別名「海の貴婦人」といいますウフフ

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最大の特徴はすらっと羨ましいスタイル! 漢字はそのまんま「細魚」と書きます。

その見た目から「えんぴつ」と呼ばれたり、別名「海の貴婦人」と呼ばれるほど美しい魚なんですが…、実は普通の美人じゃないんです!!

ただし腹の中は…真っ黒~!!!

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別名「腹黒美人」。お腹を開くと…真っ黒!!
上品な白身やスラっとした見た目から想像できない「腹黒美人」と呼ばれています。

一体なぜ、お腹(腹膜)が黒いかというと一説では「腸に光を通さないため」。
消化管に取り込まれた藻や植物プランクトンが光合成を行って腸内で気泡を出さないように腹膜が光を遮ってるそうです。お腹が黒いのは身を守るためなんですね!

職場や学校でもし腹黒な人がいたら、心の中でサヨリちゃんと呼んであげましょう! ではまたね!

 

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レポーターREPORTER

川田 一輝
プロフィール:川田 一輝
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態や海の大切さをイラストや歌で伝え、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビの釣り番組や水族館でさかなを解説したり、ラジオDJ・声優としても活躍中。
初の書籍「ツッコミたくなる おさかな図鑑」は重版。SNSのフォロワー数合計50000人以上(2021年現在)
ツイッター:https://twitter.com/honmachi169
インスタグラム:@kawayanfishing (https://www.instagram.com/kawayanfishing/)