カオリンの毎日スマイル計画☆ 夢の90cmマダイに会えるなんて!?
Wでオイシイ!福井タイラバ釣行&絶景観光

みなさん~こんにちは!カオリンです☆ 春といえば、ノッコミシーズン! ということで、大ダイねらいを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。私もその1人です♪
一昨年には、タイラバを始めて8年にして念願の80cmのマダイが釣れ、ようやく出会えた“ハチマル”に感無量だったことは今でも鮮明に覚えています(以前、記事でもご紹介しましたのでぜひご覧ください)。お陰で最近では、ずっと高い壁だった念願のハチマルをクリアできたことで、サイズへのこだわりから解放され、さらにタイラバという釣りを楽しめるようになりました。

タイラバで夢の大ダイをねらって!念願のハチマル!ついにゲットだぜ☆

16_ IMG_7210 大ダイ

とはいえ、まだまだ大ダイがねらえるシーズン。また大物に出会えるといいなと、今年もねらってきました。すると、なんと! 夢のまた夢のサイズだと思っていた90㎝のマダイに出会うことができたのです。
今回釣行した三国エリアでは70㎝オーバーを「大ダイ」、80㎝オーバーを「モンスター」、90㎝オーバーを「魔王」と呼んでいるのですが、まさか私のところに魔王が来てくれるなんて!!

決してかんたんではありませんでしたが、試行錯誤しながら釣らせてもらったその模様と、釣行後に少しだけ立ち寄った名所の模様を、今回はお届けします。

ノッコミシーズン!大ダイチャレンジ!

お世話になったのは、以前ハチマルに出会わせていただいた福井県三国のシーライオンさん。大ダイの濃いエリアであることや水口船長のモンスターにかける情熱が強く、今年も連日大ダイの釣果が上がっています。
当日も、「モンスターをねらうぞ!」という大ダイねらいのアングラーさんで満船でした!

船を走らせること1時間弱。水深は約75m。最初のうちは潮の流れが悪く釣り辛くて反応も薄かったのですが、魚探にはマダイらしき魚影がしっかり映っているようです。「もう少し水温が上がってきたら、今じっとしているマダイたちも口を使い出すはずだよ」という水口船長のアナウンス通り、しばらくするとあちこちでヒットが出始めました。
それからは一気に時合突入となり、上がってくるのは70㎝後半の大ダイやモンスターと、どれも大物ばかり。

ヒットは底の方で多いようでしたので、着底からの巻き上げを素早く行うようにしました。そして同様に、巻きスピードもいろいろと試して探っていると、もうすぐ着底というところで「ガツガツ!」とフォールで私にも待望のヒットが! ドラグ音も響いて、大ダイの期待大!
しかし喜んだのも束の間、あちこちでヒットしていたこともあり、オマツリで高切れしてしまいました…。ガックシ。

仕掛をセッティングし直している間も、船中では続々とヒットが続きます!
はやる気持ちを抑えながら再び投入し探っていると、ゴツゴツゴツ~とヒット! 先ほどより重量感はありませんでしたが、見えてきました本命の桜ダイ。71㎝の大ダイをキャッチしました。ようやく大ダイの仲間入りができホッとしましたが、この日のアベレージサイズが大きすぎて、71cmでも小さく見えてしまうから不思議です(笑)。

タイラバは「巻いて落とす」というシンプルな釣りではありますが、シンプルだからこそ状況に合わせたヘッドの重さや形状、ネクタイの形やカラー、トレーラーをどうセレクトしていくかがとっても大事ですよね。そのセレクトがハマって釣れたときが、この釣りの嬉しさでもあります。

03_ 愛用のタイラバ

今年の傾向を伺うと「(私が訪れた)一昨年は、船より遠くへタイラバを飛ばした方が当たっていたけど、対して今年はバーチカルに攻める方が反応がよい。ネクタイは波動を強く、シルエットはハッキリさせて長めが当たっている」とのこと。ベイトはイワシやイカだということも考慮しながら、カラーも選んでいきました。

04_ 口元のタイラバ

港の見える浅場でまさかの!?

中盤からは水深55m前後のポイントへ移動。ここは港も見えている近場のポイントです。いつもは沖のポイントでねらっていたので「こんな近場でねらえるんですか?」と聞くと、「だいたい毎年4月中旬から5月中旬はこの浅場で大ダイがねらえる! 浅いからよく走って面白いよ!」とのこと。

釣り始めると、こちらでも続々とヒットし大ダイが上がりましたが、どういうわけか私は60cm、50㎝とサイズダウン…。美味しいサイズでありがたいものの、周りでこれだけ大ダイやモンスターが上がると、「やっぱり大物が釣りたい」と欲が出てくるものですねぇ(笑)。

そんな私に、こちらの常連さんでもある大澤さんから「だいぶ上まで巻き上げて、マダイの視界からタイラバを消したあと落とし直してみて」とアドバイスをもらいました。ずっと見えるところに仕掛があると見切られるので、視界から一旦消して落とし直すのが有効だそうです。

アドバイス通り一気に巻き上げて落とし直すと、着底からの巻き上げすぐに「ゴンゴンゴン!」とヒット! 巻き続けると反転して走ったのでアワセを入れましたが、重くて竿が上がりきらない! 「もう1回アワセときな」と大澤さん。「ハイー!」とありったけの力でもう一度アワセを入れ、やり取りスタートです。
水深は54mでしたが、言われていた通り浅場ということもあり走る走る~! ファーストランで一気に72mまで走られ内心ヒヤヒヤ。「これは大きいぞ! 慌てるな~頑張れ!」と水口船長も駆け付けてくれました。なかなか浮いてこず、ひたすら巻き続け……、ついにその大きな魚体がボーンと海面に浮き上がりました。

「えっ!? デカーイ!!!」

想像を超えた大きさに私自身が一番驚きましたが、これがなんと90㎝のマダイだったのです。夢のまた夢だと思っていた「魔王」を釣り上げることができ、(ハチマルのとき以来)再び膝乗せをさせていただきました。貫禄ありまくりの顔つきや体高の高さ、丸々としたコンディションのよい魚体。全てに見惚れてしまいました~。
この魔王は、記念に写真を撮ったあとリリースさせてもらったのですが、「ビューン!」と元気よく海に帰ってくれたので、きっと、さらに大きくなってくれるはずです。

06_ メモリアルフィッシュ
驚きのメモリアルフィッシュ! 魔王サイズのマダイ♪

シルエットはハッキリ!ベイトを意識してタイラバセレクト

タイラバのセッティングは、ヘッドが「フリースライド TGヘッド(ハヤブサ)」の220g・マミーグローレッド、ネクタイが「フリースライド ネクタイフックセット スパイラルカーリーショート(ハヤブサ)」の赤海老。
シルエットをハッキリさせ長めがイイということで、ヘッドやネクタイのカラーは赤系、トレーラーには長めのワームを。ベイトがイカということでカラーはグロー系をセレクトしました。

ところで、シーライオンさんでは70cm、80cm、90cmオーバーのマダイを釣るといただけるそれぞれのオリジナルステッカーがあるのですが、今回もステッカーをいただきましたよ♪ 初めての90(キューマル)ステッカーはキラキラ仕様でとっても豪華☆ また宝物が増えました♪

今回の釣行では、大ダイにモンスターも続々と上がって、もちろん全員が大ダイキャッチ! モンスターだけでも9枚上がるというポテンシャルの高さを見せてくれました。福井の海にはまだまだ大ダイが潜んでいそうですよ。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。

釣りのあとは、ふらっと観光も楽しんじゃおう♪

今回は午前便だったため、お昼には釣りが終わって時間もありました。そこで午後からは観光を楽しむことに。
福井へ釣りに来ることはちょくちょくあるのですが、なかなか観光をすることもなかったので、以前から行ってみたかった景勝地へ足を運んでみることにしました。

シーライオンさんからも近く、車で約15分で到着したのは「東尋坊(とうじんぼう)」。三国の観光スポットである東尋坊はドラマの舞台になっていることもあり、なんとなく知ってはいましたが、改めて調べてみると、

東尋坊は福井県坂井市三国町にあり、約1㎞にわたって海岸線に広がる大規模な柱状節理です。そのあまりの規模の大きさから「世界三大奇勝」のひとつに数えられ、地質学的に貴重な場所となっています。そのため、東尋坊は国の天然記念物に指定されており、「日本の地質百選」や「日本の夕陽百選」にも選出されている日本有数の名勝となっています。

出典:福井で有名な東尋坊とは?東尋坊の楽しみ方をご紹介!!|特集|【公式】福井県 観光/旅行サイト | ふくいドットコム

ということで、国の名勝であり天然記念物に指定されているのですね。

「実際に見るとやっぱり迫力があるのかな?」とワクワクしながら、駐車場から東尋坊商店街を進んでいくと、切り立つ断崖絶壁と雄大な海の景色が見えてきました!

この東尋坊、崖ギリギリまで行くことができるのですが、さすがにギリギリまで行くには足がすくむ高さ。迫力満天です! 目の前には観光遊覧船が通って行くのも見えました。海からこの絶壁を見上げるのもまた迫力がありそうですね。観光遊覧船は約30分かけて東尋坊の周辺を周遊してくれるそうですよ。
それにしても見渡す限り、青い海! やっぱり海は広いな~なんて、素晴らしい絶景に癒されました

東尋坊

住所:〒913-0064 福井県坂井市三国町安島64-1
TEL:0776-82-5515
HP:https://kanko-sakai.com/tojinbo/

福井名物をいただいて満足!

そして、お次は商店街を散策。観光客も多く賑わっていましたよ。
せっかくなので福井名物をランチにいただきました。

14_ 東尋坊の商店街

私がいただいたのは、「焼きサバ寿司定食」「越前そば」
サバ寿司は私が住む三重県でもよく見かけますが、焼きサバ寿司はあまり見かけないお料理。食べてみると、ジューシーで香ばしいサバと酢飯がよく合いました。しかも、地元の漁港から届いたという甘エビは新鮮なのはもちろん、甘くてプリプリでした。そして越前そばは、蕎麦の風味がしっかりと感じられ、大根おろしと相まってさっぱりといただけました。

食後には通りをブラブラ。
お土産物屋さんも海の幸からお菓子、雑貨とバリエーションも豊富で見ているだけでも面白いですね。店先では新鮮な魚介類が焼かれているお店も多く、醤油の香ばしい香りに食欲をそそられました。

11-1_ 店内1
11-2_ 店内2
11-3_ 店内3

食材や菓子類、雑貨と豊富な店内

12-1_ 店先
12-2_ カフェ

店先で焼かれている魚介類やオシャレなカフェも食欲を刺激しますね~

東尋坊の景色を窓辺から楽しめるオシャレなカフェもありましたよ。お茶をしながらゆっくり堪能するのもいいですね。

今回は釣りに加えて観光もでき、福井を満喫できました。なにより夢の90cmマダイに出会え、またメモリアルデーとなったことが何より。豊かな海の恵みに感謝ですね。
また福井へ釣行する際はほかのスポットへも観光しつつ、大物を引き続きねらいたいと思います。

それでは、みなさんが毎日笑顔でハッピーに過ごせますように☆


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レポーターREPORTER

萩原 香
プロフィール:萩原 香
三重テレビ「フィッシングポイント」レポーター /三重県在住
好きな釣りは、イカメタル・タイラバ・ジギング・太刀魚テンヤ・磯グレなどなど、それぞれ面白さがあって釣りはなんでも好きです♪ 釣った魚を美味しく食べることも大好き! 釣りを始めてからお魚もさばけるようになりましたよ♪