知って得する!川田一輝のお魚あれこれ No.86マンボウはフグの仲間!?繊細すぎて○○する

llust_川田一輝

こんにちは!
クリスマスの音楽を聴くと暗黒の男子校時代を思い出す、「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。クリスマスは家でお母さんとケーキ食べてました。

街に出ればどこもかしこもクリスマスムード。イルミネーションを見るたび、クリスマスソングを聴くたび、カップルを見るたび死にそうになってた日々を思い出します。
今回は当時の僕と同じくらい繊細(?)なさかな、マンボウをご紹介します!

マンボウ繊細なやつ

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マンボウを近くで見たことってありますか?
水族館でもときどき会えます(関西だと海遊館や志摩マリンランドにもいますね)。

意外と大きなさかなで、最大3m以上! 体重は2トン越えと、実は世界最大級の硬骨魚類ともいわれています。

そんなマンボウですが実は意外なさかなの仲間なんです。

フグの仲間

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全然見た目違うやん! と思うのですが、よく見るとエラの形や、腹ビレがなかったり、共通点がたくさんあります。とくにフグはぷくーっと膨らむために肋骨を持たないのですが、フグも肋骨がないんですよね。

そして「マンボウ最弱伝説」はご存知でしょうか?
まっすぐしか泳げなくて岩にぶつかって死ぬ、ジャンプしたら受身ができなくて死ぬ、太陽光が眩しすぎて死ぬ。
……これは全て大袈裟なんですが、繊細なことは事実です。

繊細

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人見知り(マンボウ見知り)をして食欲をなくしたり、目に寄生虫がついていてあまり見えなくてガラスにぶつかったり。そしてビニール袋をクラゲと間違えて食べて窒息したり…!
(海をみんなで綺麗に守っていこう! 「2048年問題」についてはコチラ
身体は大きいけれど、デリケートなさかななんです!

ただそんな繊細でデリケートなマンボウ、学名は……。

石臼

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学名の「Mola mola」は「石臼 石臼」
めっちゃタフそうな学名!!

見た目が丸くて似ている、などいろんな説がありますが、タフそうな名前と繊細な中身のギャップが可愛いですね。

 

傷つくことも多いけれど、くじけず雄大に泳ぐマンボウ。
僕らもマンボウにならって、カップルだらけのイルミネーションの下をどうどうと闊歩しましょう! We are タフネス!!

それでは! メリークリス鱒!

 

レポーターREPORTER

川田 一輝
プロフィール:川田 一輝
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態や海の大切さをイラストや歌で伝え、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビの釣り番組や水族館でさかなを解説したり、ラジオDJ・声優としても活躍中。
初の書籍「ツッコミたくなる おさかな図鑑」は重版。SNSのフォロワー数合計50000人以上(2021年現在)
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インスタグラム:@kawayanfishing (https://www.instagram.com/kawayanfishing/)