こんにちは!
毎日どえりゃ~暑いですね。「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です(名古屋弁にハマってます)。
これだけ暑いと海に入りたくなりますが、お盆を過ぎると出てくるのが……クラゲ! チクッとしたが最後、ミミズ腫れになったり場合によるとアレルギー症状が出てしまい大変なことになります。
今回はそんな「クラゲにもし刺された時の対処法」をご紹介します。
海水浴でよく見かけるミズクラゲ、実はあまり毒性は強くありません。
症状が出るのはアカクラゲやアンドンクラゲなどもっと小さなクラゲです。
クラゲの毒は触手に触れることでスイッチが入り毒針を飛ばします。 この毒針が皮膚に刺さり毒が体内に注入され、症状が出現するのです。
もしもクラゲに刺されたとき、まず覚えておいて欲しいのが「水道水で洗わない」ということです。
真水で洗うことによって刺胞を刺激してしまい、余計に症状が悪化してしまいます。
触手をお箸などで取り除き、海水で洗いましょう。
そして、ここからは刺されたクラゲの種類によって変わるのですが、基本的にクラゲの毒はタンパク質なのでお湯をかけると変形して毒は和らぐそうです。
また沖縄の海などでハブクラゲに刺された場合は「酢」をかけると効果的です。
ただしアカクラゲやカツオノエボシなどには逆効果なので、ハブクラゲだけとイメージしておいてください。
アカクラゲは刺糸が乾燥すると舞い上がってくしゃみが止まらなくなるため、別名「ハクションクラゲ」といわれます。
そしてカツオノエボシはクラゲではなくヒドロ虫の集まりです。
最後に言えるのは、海水浴するときはラッシュガードを着用したり、クラゲに刺されない日焼け止めなどを塗って身を守りましょう。
今年の夏も安全に海水浴を楽しんでくださいね~!
レポーターREPORTER
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
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