リーマンアングラー・イノォの「釣りたい、楽しみたい、伝えたい!」 梅雨シーズンの6月に堤防で楽しめる
関西のおススメ釣りモノ3選!

01_ 雨の水たまり(フリー素材・写真AC)
出典:写真AC

こんにちは! フィールドスタッフの井上(イノォ)です。早くも1年の前半が終了となる月になりましたね。
そう6月といえば梅雨! そして、この時期といえば厄介なのが長雨ですよね。週末を楽しみにするサラリーマンアングラーの私にとって、日頃たまったフラストレーションやストレスを釣りで発散! …するはずが、梅雨の長雨に悩まされ釣りに出かけられない週末が多いのもこの季節ならではです。しかし、それはアングラー側の話であり、海の魚は水温の上昇とともに高活性となる楽しいシーズンでもあります。

ということで今回は、私イノォなりの「梅雨(6月)の釣りを楽しもう!」という内容。釣りのジャンルを問わず釣りやすい魚をおススメ。雨の降らない週末をねらって、梅雨ならではのフィッシングライフを過ごしてみてはいかがでしょうか?

ナイトゲームでのターゲット!『梅雨メバル』

02_ B1_IMG_6333.JPG メバル釣果(並び)

メバルといえば「春を告げる魚」と言われ、春が最もよくデカメバルが釣れるシーズンとされています。しかし、梅雨シーズンこそがより高活性でアグレッシブな引きを楽しませてくれるうえ、数釣りも可能な時期。雨がシトシトと降り続いた後はよい釣りができるチャンス到来なのです!

ねらう場所としては「水温変化の少ない」ところが釣りやすい条件。例えば、シャローエリアではなく潮通しのよい深場に近いテトラ帯などがその傾向にあります。もちろん、この時期でもデカメバルをキャッチできるチャンスはあります。だだし、水温の上がるエリアでは小さなサイズが多くなってしまいますので、エリア選択には注意が必要です。そして、この6月までがメバリングのシーズンといわれ、7月に入ると徐々にシーズンオフとなりメバルは深場へ移動していきます。

03_ B1_IMG_6334.JPG メバル釣果

潮次第で爆発的な釣果も期待でき、もっとも熱いシーズンを迎える『梅雨メバル』。私も数年メバリングを楽しんでいますが、毎年この季節がとても楽しみです。ジグヘッド単体やプラグなど、いろいろなルアーでねらえますし、マズメ時に突き上げてくるバイトやガンガン叩く引きに魅了され、やめられない釣りの1つとなってしまいました(笑)。短いシーズンですが天候とにらめっこしながら、ぜひ『梅雨メバル』を楽しんでみてはいかがでしょうか? サイズは春に比べて少し劣りますが、ライトタックルで暴力的な引きが味わえるのもこのシーズンならではです。

いろいろな状況に対応可能なスプリットショットリグ!

中間シンカーリグといわれ、ジグヘッドリグでは演出しづらいナチュラルで柔らかいアクションが出せるのが特徴の「スプリットショットリグ」。食いが渋い際や、潮の流れや風の影響を受けやすいといった困難な状況に対処しやすいリグです。

04_ B1-1_IMG_6335.JPG スプリットショットリグとパーツ

その場の状況に応じていろいろな重さのオモリをスムーズに交換できるなど、臨機応変に対処できるこのリグは、波止の先端や外海向き、さらに潮流が速いエリアや水深の深いポイントでも有効です! ワームをセットしたジグヘッドから15~20㎝ほど離した位置にガン玉を打つだけで、仕掛(リグ)はとてもカンタン。スプリットショットリグに使用するシンカーはガン玉で、エサ釣り用のものが安価でおススメです。ちなみに、ゴムが貼ってあるタイプはラインを傷つけないのでとても重宝しますよ。
参考までに、私はメインラインPE0.3~0.4号にリーダーはフロロカーボン4~5ポンドと少し太めのラインを使用しています。またスプリットショットリグの場合、早アワセは禁物! アワセは大きなストロークでロッドを徐々に立ててスイープフッキング! が基本となります。