人生で一度は体験してみたい!車中泊で巡る旅と釣り
【後編:九州一周の旅】

車中泊の旅中編までは本土の様子をご紹介させていただいた。
4月中旬に自宅の神奈川県を出発したものの、下道を走り道中に観光と釣りをしながら回ったことで、ようやく九州入りしたのは5月の上旬…。後編では、そんな九州での旅の様子を(やや駆け足で)ご覧いただこうと思う。

【大分県】車中泊の味方、道の駅に到着!

002 道の駅なかつ

ここまで思いのほか本州に時間を割いたため、急ぎ目で動くこととした九州旅。九州上陸後は北九州を通り越し、夜には大分県に到着。初日の夜は道の駅で仮眠をとることに。

道の駅は車中泊による宿泊ではなく仮眠スペースを推奨している場所が多い。なかには「仮眠禁止」の場所もあるため確認することが重要だ。そして仮眠を取る際は必ず鍵を確認し、貴重品が外から見えないようにすることで、車上荒らしなどの危険を回避するようにしよう。私の場合は全面に目隠しをして仮眠を取るようにしていた。
長期間の旅の場合は、そんな施設利用の詳細確認も含め、事前に道の駅を確認しておくことをオススメしたい。今回の旅では「九州 道の駅」で検索をかけると、九州全体の道の駅が出てきた。

003 駐車場
車中泊ベストシーズンは車両がたくさん

翌朝、道の駅を出発し湯布院に到着。湯布院温泉ランキングを検索し、人気の高い「山のホテル夢想園」に到着した。
この温泉は露天が2つあり、温泉から見渡す湯布院の景観が素晴らしかった。湯布院を訪れた際はぜひとも寄ってもらいたい。

004 山のホテル 夢想園
005 山のホテル 夢想園2
身体を癒しに湯布院へ

山のホテル 夢想園

住所:879-5103 大分県由布市湯布院町川南1243
TEL:0977-84-2171
HP:https://www.musouen.co.jp/

 

そのあと宮崎へ移住した知り合いに連絡をとり、翌日宮崎で待ち合わせすることとなったため、湯布院を早々に出発。高速なら3時間ほどであるが下道だと7時間かかることが判明し、山道を延々と走ることを覚悟して、なるべく日があるうちに山越えすることにしたわけだ。

【宮崎県】常夏のリゾート!

006 宮崎県
007 マンゴージュース
宮崎はいち早く夏を迎えていた

宮崎県に到着すると景観がガラッと変わった。街全体に所々ヤシの木が生えており、このエリアは一気に南国度が増していた。サーフィンの聖地としても有名な宮崎は、九州の中でも独特な文化と時間が流れているような気がする。

宮崎では知り合いが出迎えてくれた。旅先で会う知人は思いのほか嬉しいものだった。知人に連れられ近くの定食屋へ。すると、宮崎のサーフでねらえる釣りのターゲット「オオニベ」の定食がでてきた。宮崎恐るべし。
せっかくの宮崎なのでオオニベをねらいたかったが、わずかな滞在期間で結果が出せるほど甘い魚でないため、オオニベは改めてねらいに来ることとし、宮崎を観光することに。

※地元のアングラーに情報を聞くことができた「オオニベ」。ねらうには1ヵ月くらい毎日ポイントに通う覚悟でなければ厳しいとのことだ

008 オオニベ定食
オオニベ定食

訪れたのは宮崎市の市街地からほど近い、橋でつながった青島。半径1.5kmの島全体が境内となる「青島神社」を散策し、まだ続く旅の無事を祈りお参りをした。「鬼の洗濯板」などもある人気の観光スポットだけに、多くの人で賑わっていた。

※青島神社周辺ではイシダイなどの大物もいるらしく、このエリアはサーファーにも釣り人にも魅力的なポイントであるらしい

009 青島神社
010 青島
島全体が境内、青島神社

青島神社

住所:〒889-2162 宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号
TEL:0985-65-1262
HP:https://aoshima-jinja.jp/