旬のカレイ釣りと温泉とお食事!
北海道石狩市は楽しさ満載!

(※2019年5月31日に公開された記事に、必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年6月4日に再公開したものです)

初めまして。北海道石狩市在住の北條正史と申します。
私の住む石狩市は札幌市の隣町。そして私のホームグラウンドは、札幌市中心部から一番近い釣り場、石狩湾新港となります。

この石狩湾新港は砂地に建設されたことにより、多種のカレイ類が生息する好ポイント! そろそろ投げ釣りでカレイ類を狙えるシーズンということで、ちょびっと調査に! なんせ自宅から10分ほどで着く、超楽チン釣り場だからです^^

※2020.06.04現在、記事内の漁港は立ち入り禁止となっております。釣り場の状況・情報をご確認のうえ釣行をお願いします

札幌中心部から車で30分ほど!
都心型釣り場でカレイ5種目釣り達成!

01_石狩湾新港西防砂堤風景 (1)

札幌市中心部からはおおよそ20km、車で30分程度の距離。
この港は重要港湾に指定されており、たいへん広いものの、立入禁止エリアが多く釣りができる場所は限られています。また、釣りができる場所でも車両は入ることができず、駐車スペースからのアプローチも徒歩で数分~数十分かかる場所が多いといった状況です。

今回入った釣り場は、最も駐車スペースからのアプローチが長い西防砂堤。
徒歩で20分程かかりますが、石狩湾新港の中でも魚影の濃さはトップクラスの釣り場です。せっかくなので、春の陽気を感じながらのウォーキングを健康的に楽しみましょう!

02_石狩湾新港西防砂堤風景 (2)

この釣りに行ったのは4月下旬。例年だとカレイを釣るには若干早い時期と感じながらも、楽しみに出かけました。
夜明けからスタートし、朝マズメになってもアタリは少ない…。4月とはいえ北海道はまだまだ寒く、この日の最低気温はなんと2℃。冷たい空気に、なおさら活性の悪さを感じました…。たまに小さなアタリがちょこっとあるもののハリ掛かりせず…。
ところが、そんな厳しい状況が続いてしまうのかと思いきや、その後、ついにカレイ多種目のプチラッシュが始まりました!!

03_ソウハチガレイ

宗八 (標準和名:ソウハチ)
一夜干しの焼ガレイは断トツに旨い!

04_カワガレイ・マガレイ
右がマガレイ(左はヌマガレイ)

真ガレイ (標準和名:マガレイ)
小型は唐揚げに、大型は刺身が美味しい! 引きの強さはNo.1。

05_カワガレイW

川ガレイ (標準和名:ヌマガレイ)
この辺では年中釣れる代表格なカレイ。独特のニオイを放ち若干外道扱いされてしまう川ガレイですが、ニオイの元は皮のみ。皮を剥いで食べる刺身は実は超絶品。

06_クロガシラ

クロガシラ (標準和名:クロガシラガレイ)
重量感たっぷりで身の厚さはNo.1。 大型になると60cmにもなる。煮付けが美味しい!

07_砂ガレイ・カワガレイ
左の縁辺が黄色いのががスナガレイ(右はヌマガレイ)

砂ガレイ (標準和名:スナガレイ)
あまり大きくならず身も薄いので唐揚げがひじょうに美味し。が、大型になると刺身も絶品!

 

仕掛はシンプルで扱いやすい胴突仕掛を使用しました。誘いに有効な装飾がある、ハヤブサ「投げの達人 投匠カレイ 胴突式 2本鈎2セット」にアタリが連発!! なんと朝5時から8時までの3時間で、カレイ5種目釣りを達成できました!!
もっと釣れるのではないかと後ろ髪をひかれつつ…欲張ってはいけません。潔く釣りはこの辺でお開きとしました!

08_クロガシラ・カワガレイ・砂ガレイ・マガレイ
09_筆者釣果写真

石狩市の温泉「番屋の湯」にカピパラ!?

10_番屋の湯外観 (2)

石狩は釣り以外にも楽しめる施設がいっぱい! せっかくなので紹介しましょう!!

11_番屋の湯外観 (1)

石狩湾新港から北に10kmほど、石狩市弁天町にある「番屋の湯」は石狩市民はもちろん、札幌市民にも愛される憩いの場。太古の海水が育んだ「化石海水」といわれるお湯が、こんこんと湧き出る源泉100%の天然温泉。湯冷めしにくく、美肌効果もあるそうです。また、リニューアルされてからはお食事も充実! さらには謎のカピパラまでもが生息!? (後で見に行きましょう)

 

12_お食事処はまなす邸ばいきんぐ (1)

まずは、施設内のお食事処「はまなす亭」でランチをいただきます。
約30品目の料理が食べ放題! しかも、和洋中といったデザートまでそろった豊富なバイキング! 釣りで凍えた身体に石狩名物サケのアラ汁が染みわたりました~^^

13_お食事処はまなす邸ばいきんぐ (7)
14_お食事処はまなす邸ばいきんぐ (3)
15_お食事処はまなす邸ばいきんぐ (4)
16_お食事処はまなす邸ばいきんぐ (5)

そして空腹を満たした後は、もちろん温泉に浸かり至福の一時…。
さすがにお風呂場の撮影はできないため、詳しくはホームページをご覧ください。

 

さてお食事とお湯を楽しみましたがまだまだ帰れない。楽しみはもう一つ残っています♪

カピパラを見て心癒され~~。

17_カピパラ (2)
カピバラが気持ちよさそうに温泉に浸かっています
18_カピパラ (5)
番太郎(ばんたろう)くんと湯姫(ゆき)ちゃん

そのユニークな顔つきとしぐさに、思わず時間を忘れて見惚れてしまうほど! 天然湯の温かさとカピバラの愛らしさに、身も心も十分に温められました。

 

というわけで、石狩市では季節の釣りものはモチロン! まだまだ沢山の見どころがありますが今回はこの辺で!

 

番屋の湯

住所:〒061-3372 北海道石狩市弁天町51-2
HP:https://banya-no-yu.com/

 

レポーターREPORTER

北條 正史
プロフィール:北條 正史
1974年生まれ /北海道夕張市出身、札幌育ち、石狩市在住
オカッパリによる海釣りを好み、なかでも、投げ釣り、サビキ釣り、ロックフィッシュ、エギング、サーモンフィッシング、ワカサギ釣りを得意としている。ブログやSNSを通じ釣友たちとの釣行を楽しむ日々。
日本釣振興会北海道地区支部役員、小樽海上保安庁指定フィッシングセーフティーリーダーも務めている。