ルアマガ+×HEATコラボ企画 釣りにサッカー、観光にグルメ!?
サッカー大国『清水』を遊び尽くす!

記事提供:㈱内外出版社【ルアマガ+】

まさかの事態……出船中止

一向がさわやかを満喫した直後、突如船宿から電話が。

船宿「すみません、ちょっと明日風が止みそうになくて、出船が出来ない状況です」

なんと、まさかの事態! 翌日のタイラバ釣行が強風により出船中止になってしまったのです。

O木「なんてこったぁ~、今日の試合と同じくドローの展開かぁ、ここまで来て……」

フクシゲ「いや、まだ試合は終わってないっス! せっかく清水に来たんだし、港でライトゲームしましょうよ! いけそうな場所の目星はついてます!」

O木「本当!? それなら夜の部で一矢報いてやりますか!」

すぐさま宿にチェックインし荷物を置き、夜釣りへ。実は昼間に立ち寄ったエスパルスドリームプラザの近くにある江尻埠頭では堤防釣りも可能(※場所は要確認しましょう!)。

準備を済まし、そそくさと動き始めるフクシゲ。実は見た目によらず、超ライトゲーマー(失礼w)。

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フクシゲ「自分は最近お気に入りのアジまっすぐ(ハヤブサ)に1.5inのピンテールワームでアジを狙うっス! アジまっすぐはフックにワームを刺さないで、フックの下にあるまっすぐキーパーでワームを刺すので暗い中でも簡単にセットできるんで超便利なんです♪」

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暫く探るも反応は得られず、小移動。

そしてベイトっ気が集まるポイントで、遂にフクシゲの竿が曲がります!

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フクシゲ「なんかキタっスよ!」

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正体は小カサゴ

フクシゲ「このサイズかぁ~、でもまだまだ反応はあるんで探りますよ!」

暫くすると小さなボイルが発生! 中々喰わしきれずいると、またしてもフクシゲの竿が曲がります!

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ボイルの正体はなんと小さいムツ

フクシゲ「プラグに変えたらなんとかヒットしました」

その後再度ワームに変え、またしてもヒット! 正体はなんと……タコ!

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フクシゲ「こんなのがいるんですね~、もっとタックル沢山用意しておけばよかったす!」

その後もフクシゲはカサゴを追加。12時を超えて反応がピタリと止まったので夜釣りの部はここで終了となった。

フクシゲ「いやぁ~、あんまり大きい魚釣れなかったですけど、テクニカルで楽しかったッス! あれ、O木さんなんか釣れました?」

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O木「俺は、完全なる敗北だよ……。僅差で清水に負けた感じだよ」

フクシゲ「僅差ではないですね(苦笑)。次回のタイラバで借りを返すしかないっス」

+α観光「すしミュージアム」へ

翌日、タイラバは出船中止になってしまったので、釣行後に行く予定だったもう一つの目的地へ。

場所は昨日昼間に訪れたエスパルスドリームプラザ

フクシゲ「あれ、昨日も来たじゃないッスか、ここ」

O木「甘いよ、フクちゃん。ここにはちびまる子ちゃんミュージアムと同じく、日本唯一のすしの博物館『清水すしミュージアム』があるんだよ!」

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フクシゲ「マジっスか! すしの歴史も学べるとは。おそるべし……エスパルスドリームプラザ……」

清水すしミュージアムはすしの歴史と文化を学べる日本唯一の博物館。すしの起源や、日本でのすしの変遷や日本各地の郷土寿司。またはすしを作るための道具の歴史など、すしに関する多岐に渡る資料が展示されています。

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実は現在の握りずしは、江戸時代後期に華屋与兵衛が編み出し、立ち食いから始まった超庶民的なファーストフード的な存在であったとか。そして握り寿司が全国に広がるきっかけがなんと関東大震災だったのです(初めて知った!)

すしだけでなく、日本の漁業の歴史や地元駿河湾の魚なども紹介。すし好きのみならず、魚好き=釣り人は絶対来るべきマストプレイス!

ちなみにすしミュージアムは、エスパルスプラザのグルメゾーン「清水すし横丁」の一角にあります。通常ならば入館料が大人500円なのですが、清水すし横丁のお店で飲食すると入館料がなんと半額に!

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ということでミュージアム見学に前に早めのランチで、おすしもちゃっかり頂きました♪ 清水港で上がった新鮮なネタのお寿司はサイコーでした!

O木「タイラバは次回に持越しになっちゃったけど、どうでしたか、清水の旅は?」

フクシゲ「タイラバが今回出来なかったのは残念でしたが、清水が釣りも釣り以外もこんなに満喫できる場所だったなんて驚きでした! 釣り人はもちろん、カップルでも家族連れでもメチャメチャ楽しめる場所ですね! タイラバリベンジ以外でもプライベートでもまた絶対来るっス!」

2日間に掛けて観光を十二分に堪能しながらも、マダイとの再戦を誓い、一行は清水を後にしました。