No.45 かめや釣具 富士店 正井和実さんの場合
今月のおすすめアイテム
- ジャックアイ シリーズ
- ジギングサビキ シリーズ
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第45回は「かめや釣具 富士店」スタッフ・正井和実さんのおすすめ。駿河湾の奧に位置する静岡県富士市にあるお店は、この4月19日で開店1周年を迎えたばかり。そんなお店のお客さんでもっとも多いのがジギングファンということで、今回のおすすめもメタルジグとジギングサビキ。GW明けには早くもイナダ、ワラサなど青物が回遊。湾奧に広がるサーフからキャストを繰り返すアングラーがズラリ。
(※といっても広大なサーフのこと、「3密」とは無縁の話だが、駿河湾の青物は逃げないので県外からの遠征はしばらく自粛をお願いしたい)
状況に合わせて釣り方をかんたんチェンジ!
ショアジギング用メタルジグ
「実はGW前に、まずブリクラスの大型が回遊するのが駿河湾の特徴なんです」と正井さん。お店がある富士市にも広大かつ波打ち際のすぐ先から急激に落ち込むドン深のサーフが広がり、地元での青物人気は相当のもでマニアックなアングラーが実に多いらしい。しかしGW明けになると40cm前後のイナダも回遊を始めるので、初心者でもグッと青物に近付くことができるシーズンがやって来るのだ。
釣り方はまずショアからのジギング。「100m前後はキャストする人が多いですが、群れが回遊し始めると20~30m沖でもヒットしますので、慣れていなくても大丈夫です」という正井さんのおすすめはショアジギング用メタルジグの「ジャックアイ シリーズ」だ。
同シリーズにはノーマルなジャークで食わせる「ハイパー ぶっ飛び目立ち屋ジグ ジャックアイエース」、フォールでアピールする「ぶっ飛びふらふらスロージグ ジャックアイ グロッキー」、ただ投げて巻くだけでヒットに持ち込める「カンタン巻くだけブレードジグ ジャックアイ マキマキ」と3タイプあり、状況に応じてシリーズ内で使い分けできるのが最大のメリットというのが正井さんのオススメ理由。
富士市周辺のサーフでは30~40gがレギュラーウェイト。一旦ボトムを取ってからリーリングを開始するのが基本だがナブラが立てばジグ着水直後からの早巻きで表層をねらうのが鉄則だ。
ジグ単体で食わないときに!
初心者でも釣りやすいジギングサビキ
「ただベイトがハク(ボラの稚魚)など小さい場合はメタルジグでは、なかなか食ってくれないときがあります」と正井さん。そんなシチュエーションで威力を発揮するのが「ジギングサビキ シリーズ」だ。
要はジグとラインの間に結ぶリーダーの代わりにサビキ仕掛を付けることで、ベイトよりシルエットが大きくヒットに持ち込めない魚でもサビキのハリに食い付かせることができるスグレモノ。
「特にハヤブサさんにはジグ付きセットがあるので初心者にも、おすすめしやすいんです」と正井さんがいうのは「堤防ジギングサビキセット 2本鈎」「同3本鈎」だ。なかでも40gのジグが付いたLサイズがおすすめ。
投げて底まで沈めたらリールを巻きながら持ち上げて、再びゆっくり落として手前まで引いてくるという、いわゆるサビキ釣りの基本動作でOKなので、ジギングに慣れていない人でも釣りやすい。イナダなど青物はもちろん、ポイント次第でセイゴなど他魚も食ってくるので楽しみだ。
かめや釣具 富士店
住所:静岡県富士市米之宮町30
HP:https://kameya-fishing.com/