知って得する!川田一輝のお魚あれこれ No.46 デンキウナギは自分も感電?

llust_川田一輝

こんにちは!
忍耐力を養うためにジムの体験を申し込んだのに、直前に行きたくなくなって電話で断った…。
「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。もう自分が恐ろしいです。

さて恐ろしいといえば、馬をも一撃で倒す電気ショック! デンキウナギ
間違って踏んでしまうと人間も感電し、溺れて死んでしまうアマゾンの最恐トラップですが、実はデンキウナギ自身も感電してた……って知ってました?

アマゾン川に棲むデンキウナギ

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結構大きくて最大2.5m!
ウナギといいつつウナギの仲間ではありません。

ケツアゴならぬ、肛門は顔の下?

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発電器官があるため、お尻はエラの下!
ほぼ顔の真下に、内臓も肛門もあるのです。

電圧なんと…○○V!?

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デンキウナギの発電器官は、筋肉の細胞が「発電板」という細胞に変化したもの。
発電器官は肛門から下、体の80%を占めます! そして、その電力なんと……800V超え!
間違って踏んでしまうと感電して、倒れたまま川で溺れ死んでしまうのです。あな恐ろしや!

じつは自分も感電してる

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デンキウナギ自身もちょっぴり感電してる。ただ体内に豊富に蓄えられた脂肪が絶縁体の役割を果たすため感電死することはありません。

 

他にも、デンキウナギは空気呼吸する魚で、エラがあるのに息継ぎをしないと死んでしまうという変な魚。
デンキウナギ……謎が多いぞ!

 

レポーターREPORTER

さかなのおにいさん かわちゃん
プロフィール:さかなのおにいさん かわちゃん
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
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