お魚大好き「かわちゃん」こと川田一輝さんがお届けする、ほのぼのイラストコーナー!
第25弾となる今回は、「イカ」にまつわるある言葉の由来についてのお話。 では、どうぞ~!
秋はエギンガーにとって待ちに待ったシーズン。
釣って楽しい、食べて美味しい! そんなイカですが…、
実は「イカサマ」という語源の由来になった話はご存知でしょうか?
詐欺・インチキ・うそつき・ペテンを意味する「イカサマ」という言葉…。今回はその由来の一つをご紹介しましょう!
——昔々、江戸時代。
借金の借用書など 大事な書類を書くときに、硯と墨ではなくイカの墨で書く人がいました。
彼らには考えがあったのです。
イカの墨で文字を書くと1年後に薄くなり、だんだん消えていくといわれていました。
「お金なんて借りてないよ!」
「うそつけ! ここに借用書が…あれ? 借用書の文字が消えた?」
イカの墨で書くとインチキで借金から逃げられることから、後に「イカサマ」と呼ばれたそうな…。
いろいろある語源の一節でありました。
※ちなみに海外ではイカ墨のインクをセピアと呼びます。その名残で、「色あせて茶色になったイカ墨インクの色=セピア色」と呼んでいるんですね。
イカのプチ情報、イカがだったでしょうか?
レポーターREPORTER
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
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