No.33 つり具のモトオ 元尾浩さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 船極ヒラメ・青物 ヒラメ 喰わせ遊動トリプル目玉集魚シンカー 舵型
- 小アジ専科 ツイストケイムラレインボー
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第33回は青森県東津軽郡平内町の「つり具のモトオ」社長の元尾浩さんのおすすめ。春が遅い津軽地方でも5月中旬になれば春爛漫! 陸奥湾内の釣りものもカラフル。一つテンヤでねらう乗っ込みマダイがスタートしたかと思えばノマセ釣りのヒラメも70cmクラスのビッグサイズがロッドを絞り込む。陸っぱりのサビキ釣りが本格シーズンを迎えるのは1ヵ月ほど先だが、いきなり20cm前後のアジや30cmクラスのサバで防波堤や護岸が大フィーバーすること間違いなし!
シンプルでノントラブル!
ヒラメのノマセ釣りならこのコンビ
「陸奥湾に大型の遊漁船は少なくてプレジャーボートもしくはレンタル手漕ぎボートでの釣りがメインです」と元尾さんがいうのがヒラメのノマセ釣り。「そんな事情でスペースの少ないボート上ではシンプルな仕掛がベストなんです」というのがイチオシの理由。そして実際にリピーターが多い人気商品でもあるのが『船極ヒラメ・青物 ヒラメ 喰わせ遊動トリプル』もしくは『同シングル』だ。
ヒラメの実績が高く人気ポイントなのが「つり具のモトオ」と同じ平内町にある夏泊半島の大島地区。釣れるヒラメは40~50cmをレギュラーサイズに大きいもので70cmクラスがまじり多い人で5、6尾というのがGW以降の釣果。ここでの仕掛は親バリ16、17号、ハリス6号程度が標準ということで同仕掛のレギュレーションがピッタリハマる。
基本的に根の荒いポイントを流し釣りするので根掛かりのリスクが高いが、使用するオモリである程度はリスクを軽減できる。それが『目玉集魚シンカー 舵型』だ。水を切る舵型なので潮流になじみやすく仕掛が安定するため根掛かりを大幅に回避してくれるのだ。ポイントの水深が20~30mなので25~50号を潮の速さなどに合わせて使い分ける。
エサは基本的に生きたイワシ。ほとんどの場合はレンタルボート店で購入できるが、手に入らなければ冷凍イワシや仕掛そのままにワームの代用もOKだ。
とにかく釣れる!掛かる!
陸奥湾のアジに人気ナンバーワン
北国の陸奥湾でサビキ釣りが本格化するのは6月下旬になってからと遅いが、いきなり20cm前後のアジが釣れるから楽しみにしている人も多い。そんな陸奥湾で人気のサビキ仕掛が『小アジ専科 ツイストケイムラレインボー』だ。その理由を元尾さんにたずねると「ケイムラが効くんですかね? 本当に一番釣れるんですよ」とのこと。とにかく、お店ではナンバーワンの人気サビキなのだという。
「釣れるアジもそこそこのサイズですし30cm以上のサバやイナダ(ブリの若魚)も混じりますから」という理由でハリスは1号でハリ6、7号というのが陸奥湾全体でのレギュラー。あまり細いハリスを使うと「アタリの数だけハリがなくなる」という事態になるので注意していただきたいとのことだ。
つり具のモトオ
住所:青森県東津軽郡平内町沼館沼館尻9-1
HP:https://motoo.shopinfo.jp/