My Recommendation(ショップのオススメ) 全国の釣具店スタッフ激白!
ハヤブサアイテム おすすめマンスリー

No.77 釣具のキャスティング 甲府店 江橋光広さんの場合

今月のおすすめアイテム

  • コンパクトロッド カンタンぶっこみサビキセット
  • 海戦アジ グミ付き シーガー 2本鈎2セット
  • 海戦アジ グミ付き シーガー 3本鈎2セット

「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第77回は山梨県甲府市にある「釣具のキャスティング甲府店」副店長の江橋光広さんのオススメ。海がない山梨県だが、県庁所在地の甲府市からだと駿河湾や相模湾はそれほど遠くない。場所にもよるがマイカーで高速道路を乗り継げば2時間前後で到着できる。年末から年明けの海は陸も沖もどちらかというと厳しい時期であるものの、駿河湾の漁港の防波堤などではアジをメインに五目釣り、相模湾や東京湾口の船釣りでは良型のアジがねらえる。

「来るもの拒まず」が楽しい!
手軽にブッ込みサビキができるオールインワン仕掛

関西ではほとんどなじみがないが東海~関東エリアでは「ブッ込みサビキ」という釣りが人気だ。下オモリ式のサビキ仕掛の上部にマキエカゴとフロート(ウキ)が付いていて、海底にブッ込んだ仕掛が水中で立つ仕組み。ということでボトム付近の魚を効率よくねらうことができる。釣り場にもよるが30cmを超すような大アジにイサキ、さらにはカサゴなど根魚やベラまで御用にできる。

暖かい時期は夜釣りも盛んだし、磯からねらうマニアックな人もいるが、年末から年明けは日中の防波堤で「来る物拒まず」の五目ねらいを楽しもう。そんなブッ込みサビキで江橋さんのおすすめがコンパクトロッド カンタンぶっこみサビキセットだ。

「この仕掛ならブッ込みサビキ、難しくありませんよ」と江橋副店長

定番ピンクスキン、ケイムラスキンにガラスビーズのキラメキをプラスした4本バリのサビキに下オモリ、上部のカゴ、フロートまでセットされており、リール竿の道糸を結ぶだけですぐに釣りができる……というのが江橋さんがプッシュしてくれた理由。

コンパクトロッド カンタンぶっこみサビキセット」なら道糸を結ぶだけ。下部のオモリと上部のフロート、カゴの浮力バランスも心配無用

さらに「この仕掛はコンパクトロッドに対応し全長が短いですから初心者でもトラブルが少なく楽に釣りができますよ」と江橋さん。上部のカゴにはアミエビや配合エサをミックスしたマキエを適度に入れ(詰めすぎはマキエが出にくくなる)沖に向かって投げ、仕掛を底まで沈めたら道糸を張らず緩めずで竿先や道糸の動きでアタリを取る(フロートは水中に沈んでいるので見えない)。ただし、あまりにも根掛かりが多い場所では効率が悪いので、サビキをするならノーマルに竿下をねらうか飛ばしサビキで中層以上をねらおう。

アピール力で差を付けろ!
「ビシアジ」ファン御用達の仕掛

東京湾口から相模湾で船からねらうアジといえば「ビシアジですよね。甲府からも相模湾方面に通う人が多いです」と江橋さん。ビシアジというのは片テンビンに「アンドンビシ」と呼ばれるオモリ付きのマキエカゴを付け、その下に吹き流し式2~3本バリの仕掛をセット。ハリには赤タン(短冊切りにして赤く染めたイカの切り身)やアオイソメを刺す。釣れるアジは20~25cmをレギュラーに30~40cmという大型まじり。とにかく人気の釣りなのだ。

「ビシアジで差を付けるならこれが一番です」と江橋さん

そんな「ビシアジ」で江橋さんのおすすめ仕掛が海戦アジ グミ付き シーガー 2本鈎2セット3本鈎2セットだ。その理由は「他社にはないハリにセットされた赤いグミが効くから」とのこと。とにかくアジへのアピール力バツグンでエサなしでも食ってくることが多いのだそう。グミなしの仕掛でアタリがないときでも釣果が安定しているという。

ハリにセットされた赤いグミがアジの食い気を誘発する「海戦アジ グミ付き シーガー 2本鈎2セット」と「同3本鈎2セット」で目指せ尺アジ! 大アジ!

ちなみに東京湾口で潮が速く水深50~80mのポイントではアンドンビシは120号が標準。同仕掛には2本バリと3本バリがあるが、この釣りに慣れていない人や手返し重視でねらう場合はトラブルが少ない2本バリがおすすめ。慣れた人で多点掛けをねらうなら3本バリがおすすめだ。

「釣具のキャスティング 甲府店」は山梨県というお土地柄で淡水の釣りはもちろん駿河湾や相模湾などのあらゆる海釣りもお任せ

釣具のキャスティング甲府店

住所:山梨県中巨摩郡昭和町西条5191
HP:https://castingnet.jp/