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世の中にはまだまだ知らない釣りがある?
新しい、そしてオモシロい釣りを探求している僕、オモシロウくん(Oくん)が、日々仕掛開発にいそしみ、さまざまな釣りに触れている仕掛の開発担当からユニークな釣り方を聞き出し、釣り好きのみんなにお届けする当「オモシロ釣り商会」。開発担当者だからこそ知っている情報を、あの手この手(?)で、つぶさに聞き出してみるよ!
そんな第9回の今回は、開発担当の有田さんから「スズメダイで大物をねらう泳がせ釣り」について教えてもらったヨ。

「泳がせ釣り」といえば、アジやイワシなどをエサにするのが一般的。でも、今回使うのは、釣り場でよく釣れる「スズメダイ」! 普段は“外道”や“エサ取り”として、やや雑に扱われることもあるゲスト魚を、大物をねらうためのエサにしちゃうんだとか。
本当に大物なんて釣れるの? そして、どんな魚がどうやって釣れるの? 有田さんに詳しく教えて~!
スズメダイをエサに「泳がせ釣り」?

Oくん:
「有田さん、今回は『スズメダイで大物をねらう泳がせ釣り』ってことだけど、そもそもどんな釣りなの?」
有田さん:
「いわゆる『泳がせ釣り』だね。サビキなんかで現場にいる小魚を釣って、その魚を生きたままエサにして大物をねらう釣り方だよ。一般的にはアジやイワシみたいな、フィッシュイーターが普段から食べている魚をエサにすることが多いんだけど、今回はスズメダイを使うんだ」

有田さん:
「スズメダイって、釣りをしているとよく掛かる魚だよね。『釣れてしまう魚』とか『エサ取り』っていうイメージを持たれることもあるけど、逆にそれをエサにして大物をねらってみようってワケ。手軽に確保できる小魚だし、現地調達できれば生きエサを運ぶ労力が減るうえに、お財布にも嬉しいよね。
それに、『まさかゲスト魚であるスズメダイで大物が釣れるなんて!?』っていう期待感もある。普段はゲストとして扱われる魚を、大物を呼ぶためのエサとして活用するところが、この釣りの面白さっていうワケ」
Oくん:
「なるほど! 『またスズメダイか……』じゃなくて、『よし、大物用のエサをゲット!』って考えればいいんだね!」


有田さん:
「そうそう。実際、今回はスズメダイのほかに、サンバソウやベラ、コッパグレなんかもエサにしてみたよ。
ただ、スズメダイはアジに比べると弱りやすい魚だから、そこは少し気を使うところ。釣ったエサを元気な状態でキープして、できるだけ長く泳がせられるようにするのも大事だね」
Oくん:
「スズメダイならではの注意点もあるんだね!」
有田さん:
「うん。そこを押さえておけば、あとは普通の泳がせ釣りと同じように、釣れた小魚を仕掛に掛けて大物をねらえるよ」
どんなトコロで釣る?

Oくん:
「じゃあ、実際にはどんな場所でこの釣りをするの?」
有田さん:
「基本的には、潮通しのいい場所がおすすめだね。沖堤防や沖磯なら、潮通しのよさという面ではさらにいいと思うよ。なぜ、潮通しのいい場所を選ぶかというと、大物がエサを捕食しやすい条件がそろいやすいから。潮が動く場所には小魚みたいなベイトが集まりやすくて、それを追ってフィッシュイーターも寄ってくるんだよね。
今回は、メインターゲットの『キジハタ(アコウ)』が好む、地磯そばのゴロタや藻場が絡むポイントをねらってみた。そういった好ポイントをねらいやすくて、なおかつ潮通しのいい『沖堤防』を舞台に選んでみたんだ」
Oくん:
「なるほど。キジハタをねらうなら、ゴロタや藻場が絡む場所にも注目するとイイんだね!」
有田さん:
「そうだね。ただ、今回はキジハタをメインターゲットにしたけど、泳がせ釣りは季節や場所によって、また違った魚がねらえる可能性がある。だから、その時期、その場所でどんな魚がいるのかを考えながら釣り場を選ぶのも面白いと思うよ」
タックルや仕掛はこんな感じ

Oくん:
「大物をねらうとなると、タックルも専用のものが必要なの?」
有田さん:
「いや、専用タックルじゃなくても大丈夫。エギングロッドやショアジギングロッドを流用できるよ。
ただ、大物が掛かる可能性があるから、ロッドはバットパワーがしっかりあるものを選びたいね。一方で、エサのスズメダイを元気に泳がせることも考慮して、穂先にはある程度のしなやかさも欲しいところ。今回、僕が使ったタックルは、こんな感じだよ」
【参考タックル】
●ロッド:
エギングロッド 8.3ft Hクラス
●リール:
スピニング 5000番
●道糸:
PE 3号
●リーダー:
フロロカーボン 6号
●仕掛:
「ちょいマジ堤防」シリーズ(ハヤブサ) 堤防ヒラメ五目セット /堤防キジハタ根魚五目セット /泳がせ・のませ五目胴突仕掛2段鈎
Oくん:
「エギングロッドを流用できるなら、手持ちのタックルでも始めやすそうだね!」
有田さん:
「そうだね。まずは手持ちのタックルを活用してみるのがいいと思うよ」
