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こんにちは、アウトドアが大好きなKIMIDORIです。釣りは氷上でのワカサギ釣りから船釣りまで幅広くやっており、キャンプも青森、岩手県内で四季問わずいろいろと楽しんでいます。
さて、冬も本番になっていますが、アウトドアは楽しんでいるでしょうか? 寒くなると、なかなか外に出たくなくなることもあるかとは思いますが、今回はそんな真冬におススメの釣りである「氷上ワカサギ釣り」についてご紹介したいと思います。魅力満点の冬のアウトドアですので、当記事をぜひ参考にチャレンジしてみてください。
氷上ワカサギ釣りとは?
氷上ワカサギ釣りは、氷が張った湖や川で氷の上からドリルなどで穴を開けて、その穴から仕掛を落として釣りを行います。氷の厚さが十分ないとできないので、冬の間でも限られた期間、そして限られた場所でしかできない釣りになります。
ワカサギ釣りは、氷が張っていない季節は桟橋やボートからの釣りだと思いますが、氷上の場合は主にアイスフィッシング用のテントを張り、その中で釣りを行います。もしくは天気のよい日だと、青空の下でテントなし(露天)でも楽しめます。
穴を開けて釣りをするのでポイント選びは重要。魚探などがあればよいポイントを探して選び、釣りを楽しむことができます。
氷上ワカサギ釣りの魅力
次に、冬に楽しめる氷上ワカサギ釣りの魅力についてお伝えしましょう。
釣って楽しい、食べて美味しい
ワカサギは小さな魚なので、道具や仕掛も小さく、アタリがとても繊細です。アタリが出ると竿先がチョンチョンと動くので、しっかりアワセれば、ちゃんと釣ることができます。群れでいる場合が多いので、1尾釣れだすと数尾が一度にヒットすることも…。たくさん釣れることも多いので、何尾釣れるか数えながら釣るのも楽しいですよ。
(私も過去爆釣した際は、1000尾以上釣れたこともありました)
釣具の仕掛はもちろんですが、ワカサギ専用のアイテムがいろいろと販売されており、専用の穂先や電動のリール、バケツやケースなどがあります。最初は初心者セットでも十分楽しめますが、専用の道具をそろえるのも魅力の一つです(私は、穂先やリールなどを自作して楽しんでいます)。
また、ワカサギは食べてもとても美味しい魚です。私がこれまで釣って料理したなかで、おススメは以下の通り。全て頭から骨まで丸ごと食べられます。
●天ぷら
メジャーですが、シンプルに美味しいのはコレです。わさび塩や抹茶塩など、塩や調味料をいろいろと試すのも楽しいですね。唐揚げでももちろん美味しく食べられます。
●南蛮漬け
甘味と酸味の両方を楽しめるタレにジュワっとしみたワカサギは最高です。天ぷらより少し手間はかかりますが、その分美味しさも十分。野菜も一緒に食べられるので、メインの1品としてもバッチリです。
●佃煮
ご飯のお供として最高です。また佃煮にすることで日持ちもよくなるので、美味しいワカサギが毎日食べられます。
爆釣して1日で食べきれない場合は。冷凍保存しておくと日持ちするワカサギ。小分けにしてジッパー付き保存袋などに入れておくと便利ですよ。
最高の景色と空間
釣りや食以外でおススメしたい氷上ワカサギ釣りの魅力は、私が初めて行った際に感動した、朝の暗がりでの景色です。場所にもよると思いますが、日が出る前の早朝に釣り場を訪れ、ライトを点けながらテントを設営したら釣りを始めます。その際に外で見た景色がコレです!
この、暗がりにポツポツと浮かび上がるテントの幻想的な光には感動しました。ぜひ、頑張って早起きをして見てほしいおススメの光景です。
また、テントの中ではイスに座ったり、敷物を敷いてその上に座って釣るなど、いろいろなスタイルがあります。そして釣りをする以外にも、テーブルや道具を持ち込んで御飯やお菓子を食べたり、音楽や動画を聴いたり観たりしながら釣りを楽しめます。
そう…、ワカサギ釣りは、キャンプ要素もある最高のアウトドアなのです。
氷上ワカサギ釣りの楽しみ方
さてさて、そんな魅力たっぷりのワカサギ釣りですが、私なりの楽しみ方をご紹介します。
道具の紹介と釣りのステップ
私の使っている基本的な道具について参考にご紹介しましょう。小物以外はレンタルできるところが多いので、最初はレンタルして試してみるのがよいと思います。また、あると便利な小物類に関しては、ピンセットやハサミは先が細いものがおススメです。100円均一ショップで結構使えるものが販売されているので、最初はそれでも十分だと思います。
●テント:
ワンタッチのフィッシングテントが便利
●アイスドリル:
氷に穴を開けるのに必須(電動はとても楽)
●氷すくい:
開けた穴から氷を出すのに便利(穴に氷があると邪魔になる)
●タックル:
基本的には電動で、既製品のものか自作したものを使用
(電動リールは、100円均一ショップの電動消しゴムをベースに自作しています)
●ライン:
PEライン0.3号
●仕掛:
ハリは1~2号で5本か6本のもの
●エサ:
紅サシを半分にカットして使用
●ピンセット:
エサを付けるのにとても便利
●ハサミ:
エサや仕掛を切る際に必要
●仕掛ハンガー:
コレがあると絡まらずにエサ付けなどが可能
●バケツ(ハリ外し):
ハリ外し付きだと、釣れたあとかんたんにハリが外せるので便利
●カウンター:
何尾釣れたかカウント
道具紹介の次は、釣りの主な流れです。「受付 → ポイント選び(穴開け) → 設営 → 実釣 → 片付け(撤収)」といったステップで1日釣りを楽しみましょう。
最初の楽しみは「ポイント選び」です。ワカサギ釣りはポイント選びが重要で、同じ湖でもエリアが違うだけで釣果が全然違ってくることが多々あります。魚探を持っていれば数ヵ所氷に穴を開けて、確認しながら好ポイントを探すとよいでしょう。
(むやみやたらに穴を開けないことと、使わない穴は雪を被せて閉じることがマナーです)
また、魚探がなくても釣り場の管理人の方に教えてもらったり、レストハウスがあればそこで前日の釣果やポイントを確認するなど、情報収集することが大事です。私は魚探を持っていないので、管理人の方や常連の方に聞くようにしています。話をすることで仲良くなれたり、ポイント以外のことも聞けるのでコレも楽しみの一つです。
ポイントが決まったらドリルで穴を開けて「テントを設営」し、釣りの準備ができれば「実釣開始」です。
最初は、アタリの出るタナを探しながら誘ってみてください。「(底、中層、表層のそれぞれを)トントンッと竿を軽く上げ下げして数秒待つ」の繰り返しです。アタリはとても小さいので竿先を注視してください。竿先がチョンチョンっと動くのでそれにアワセて巻き上げれば、ターゲットのワカサギをゲットできます。
そして、釣れたワカサギは数をカウントしながら一旦バケツに入れておきましょう。バケツがいっぱいになるか、釣り終わりのタイミングでジッパー付き保存袋に入れておけば、持ち帰りが便利です。ワカサギは小さな魚ですが、ねらって釣り上げると楽しいですし、調子がよいと爆釣も期待できますよ。
テントでの食事も楽しみの一つ!
釣り以外の楽しみの一つが、テントでの食事です。キャンプをされる方は分かると思いますが、通常の野外や船での釣りとは違って、テント内はちょっとしたプライベート空間であり、テント内で過ごす時間はワクワクです。
そんなテントで食べるおススメかんたん飯は、ズバリ「カップ麺」。お湯を注ぐだけですが、氷上のテント内で食べるカップ麺はひと際美味しいのです。ほかにも私がやってみたもので、なべ焼きうどんやレトルトカレーも美味しかったですね。テント内でのコンロの使用や調理が可能な釣り場であれば、釣りたてのワカサギの天ぷらを作って食べるのも最高だと思います。ぜひ、釣り以外の魅力も味わってください。
あると便利なアイテム
楽しみ方の最後に、私がワカサギ釣りを始めて便利だと思ったアイテムをいくつか紹介しておきましょう。
●ヘッドライト
朝一から行く方は、日が出るまでは暗いので必須アイテムです。これがあると両手が使えて準備も捗ります。
●大型のソリ
意外と荷物が多くなるので、荷物をまとめて運ぶのにとても便利です。荷物が落ちないようにロープや網で固定するとなおよいでしょう。ファミリーで行く際は、お子さんも乗れて遊べるので一石二鳥ですよ。
●暖房器具
私がよく使っているのは、カセットコンロに乗せるヒーターアタッチメントです。あるのとないのでは全然寒さが違います。最近はカセットボンベが使える小型のガスストーブもあるのでコレもかなりおススメです。(※テント内での取り扱いには十分注意が必要です)
●テーブル
ちょっとした食べ物や荷物を載せておけます。
●ブルーシート
準備や後片付けに役立ちます。座敷スタイルで釣りをする場合は、ブルーシートにクッションやマットを敷いて座ることもできます。
●長靴
雪の中を歩いたり、天気がよいと雪氷が解けて足元が悪いので長靴は必須です。
氷上ワカサギ釣りができるスポット
青森県と岩手県で、私が行ったことのあるスポットを紹介します。
姉沼(青森県三沢市)
シーズン中に私がよく行くメインスポットが、青森県三沢市にある「姉沼」です。水深は沖でも15mくらいとあまり深くなく、エリアもある程度限られていますが、爆釣すると釣果は3桁超えも…。レンタルや仕掛、エサの販売もされているので、初心者でも気軽に楽しめます。
たまにキッチンカーも来ているので、釣りをしながら美味しいピザなどが食べられるかもしれません。シーズンは1月中旬~2月下旬となります。
姉沼ワカサギ釣り場
住所:〒033-0022 青森県三沢市三沢小山田8
TEL:090−3506−6608(青森フィッシングガイド)
HP:https://aomori-fishing-guide.com/(青森フィッシングガイド)
岩洞湖(岩手県盛岡市)
岩手県盛岡市にある「岩洞湖」は本州一の厳寒地であり、日本一美しい人造湖といわれている湖です。あまりの寒さに、開けた穴の表面がすぐに凍り始めた経験もあります。条件がそろえばダイヤモンドダストが見られるかも!?
水深は岸近くが5~10mほどで、沖だと15~25mくらいあります。エリアが広いので、いろいろなポイントを探して楽しめます。シーズンは1月中旬~3月下旬となります。
岩洞湖レストハウス
住所:〒028-2711 岩手県盛岡市薮川外山24-12
TEL:019-681-5039
HP:https://gandouko.wixsite.com/gandouko-resthouse
氷上ワカサギ釣り、いかがでしたか? 釣って楽しい、食べて美味しいワカサギですが、それを氷上でテントを張って楽しめるのは、1年のうちの限られた期間のみになります。きちんと防寒や準備をすればとても楽しいアクティビティだと思いますので、アウトドア好きの方は、ぜひ一度体験してみてください。ハマること間違いなしだと思いますよ!
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レポーターREPORTER
青森県在住
氷上ワカサギ釣りからオフショアでのジギング、テンヤ、ショアジギングやエリアトラウトなど幅広くやっています。キャンプも年中通して行っているアウトドア好きです。ブログやSNS、YouTubeを通じて釣りやキャンプの魅力をお伝えしたいと思い活動しています。
インスタグラム:
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