みなさんだいぶ涼しくなりましたね！ 陸から、船から魚釣りを楽しんでいますか～？ 私は先日久しぶりに遊漁船にて「落し込み」釣りを楽しんできましたー!! 今回はそのときの釣行レポートをお届けしたいと思います。
まずはエサとなるベイトフィッシュを釣る
久しぶりの船釣りは錦江湾（浜町）から出船する「遊漁船 龍神丸」さんにて。実に7ヵ月ぶりのタイラバをするつもりでしたが、菅村船長（通称マー船長）から「サビキを付けて落し込みしてもいいよ～」と言われたので、持っていたサビキ仕掛を付けて、先端には120号のタイラバをセット!! タイラバサビキ仕様にしてチャレンジしてみました。こちらではタイラバに高級魚「アマダイ」もよく釣れるので一応念のため…といったところです（笑）。
準備するものはいつものタイラバの道具にサビキ仕掛をプラスするだけなので、荷物も少なく楽チンです‼
タイラバサビキを早速サミングしながら海中に落すと～、サビキにプルプルっとベイトフィッシュ（エサになる小魚）が掛かったのが分かりました！ 「来た来た～！ その調子その調子～！」船の上が賑わいました。この日のベイトフィッシュはアジ。ちょっと大きめのアジはお土産用に持って帰ることにしました。
落し込み釣りでは、エサとなる小魚を素手で触ることなく釣りができます。サビキ仕掛に小魚を掛けたら、そのまま大物ねらいのタナに落とすだけ（場合によってはそのままステイ）。一旦、小魚をエサとして船に上げる必要がないため時間をロスすることなく、大きな魚をねらえるワケです。「手を汚さず」「時間をロスせず」こんな嬉しいことはありません！
タイラバサビキ仕掛で大物を待つ
エサとなるベイトフィッシュ（アジ）が仕掛に掛かったら、当日はそのままステイ。しばらくそのままにしておくと、アジが逃げ惑う感じで竿先が動きました！ さあ、いったいどんな魚がアジに食いつくのでしょうか？ マー船長によると、最近はハガツオ、ネイゴ、ヤズ、ブリ、カンパチ、ヒラメ、などが釣れているとのこと。期待が膨らみます!!
魚が付いてもまだまだジーっと我慢！
竿先がクンクンっと上下します！ 「もうアワセたいっ！」と何度も思いましたがマー船長が「まだまだ!!」と。続いて竿がかなり大きく上下に動きましたが、船長曰く、そういうときは魚の動きに任せておいて「グンっ」と竿が船底に入るくらいになれば、もうアワセても大丈夫だそうです。なかなか我慢のしどころです。
そして……、船長の「いまだー」との声と同時に思い切りアワセると、気持ちよ～く竿が曲がり、しっかりHIT！ 釣れたのは、丸々としたハガツオでしたー。そんなワケで、この日はタイラバサビキ仕様の「落し込み」でハガツオが2尾釣れ、とても嬉しかったです。
痛恨の…大物ゲットならず
それでも「落し込み」を楽しむなら今！
そして翌週、あの「落し込み」の竿がクンクン、ギュイーンと船底にまで曲がる快感が忘れられず、同じ港の「釣り船 まりや」さんにて、同じく「落し込み」で出船お願いしました！ （余談ですが、龍神丸の船長さんとまりやの船長さんはとても仲良しなんです）
さてさて今回は何が釣れるかな～？
この日はベイトがイワシとアジで、いい感じにベイトがつきました！ 早々に嬉しいヤズとハガツオが釣れてご機嫌なまま釣り続け、120mくらいの水深でベイト掛けて待っていると、「ドーン」と大きな魚が食いつきました。
かなり長い時間ドラグが出ては巻いて、巻けたと思ったらまた「ジジジーーッ」とドラグが出て、船長さんも「きっと大きいブリだね」と期待してくれていました。ドキドキしながらその大物と格闘しているそのとき、「ブチッ!!」なんとラインブレイクしてしまったのです！ その原因は私でした…。
実は、あまりにもドラグが出るので、リールを巻く手の反対の親指でベイトリールのスプール（糸を巻き取る部分）を強く止めてしまったのです。自分でもなぜそんなことをしてしまったのか……。やってはいけない当たり前のことをしてしまい、大物さんとはそれっきりでした。
残念な結末でしたが、また1つ学びました。ドラグが出るときは魚に任せて泳がせて、急にラインの出を止めたりしない。反省とともにリベンジすることを誓ったのでした。
しかしながら、釣果はヤズが2尾、ハガツオ、マダイも釣れたので大満足。その夜は4種類のお刺身盛り合わせを、お腹いっぱいいただくことができました。
意外と手荷物も少ない「落し込み」。落し込み釣りはエサ（生きたアジ・イワシ）を手で触ることがないので、女性が青物などの大物をかんたんにねらえる最高の釣りですね～!! だいぶ涼しくなり過ごしやすくなったので、今しかできない釣りにトライし続け、ぜひ今度こそは大きなブリを釣りたいと思います。
みなさんもドキドキする落し込み、楽しんでくださいね。
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