電気屋ババちゃんの「とりあえず釣りに行かんね」 本格的なシーズンインの前にイメトレ!
流行りのティップランエギングについて考察

暑かった夏が終わり、いよいよ秋。秋といえば釣りモノが多くなる季節ですが、近年の私のオススメは、巷で流行りのアオリイカを船からねらう「ティップランエギング」です。
九州ではまだまだ手探り状態な感じのティップランエギングですが、これがなかなか楽しいのです。今回は昨年までの傾向を踏まえ、対策しながらシーズンインを迎えたいと思っていますので、私自身がいろいろと感じたその魅力や釣り方についての考察をお伝えしたいと思います。

ティップランの魅力と掛けるまでのアプローチとは?

01_ 船上の景色

ティップランエギングとエギングの違いですが、エギングはシャローから10mくらいまでを探り、通常はゆったりとエギを見せて釣るイメージ(個人的に)。一方ティップランエギングは、10mより深い水深のポイントにティップラン専用のエギやエギにティップランシンカーを装着したものをダイレクトに素早く落とし、見切られないように釣っていく印象です。
そして意外にも、ティップランは釣りやすいのも魅力です。それほど大きなサイズは釣りにくいですが、エギに寄ってくるイカが多いのでバイトが多く、掛ける楽しみを味わえるのが魅力です。

魅力たっぷりのティップランをより楽しみたいと、いろいろと頭を悩ませませています。
まずはエギの重さを水深に合わせることです。水深20mくらいでしたらエギの重さを30gくらいから始めて、底が取りやすければ少しずつ軽くしていき 逆に底が取りづらければ少しずつ重くして、イカの反応のよいエギの重さを早く見つけていきます。そして、ある程度重さが決まると次はカラーを探していきます
最近の流行りカラーは紫色のようです。紫色から始めて反応がないなら青色や緑色といった流行りカラーに変えていくか、全く違う色(私ならマーブルや金テープ)に変えたりといった具合。極端なローテーションもアオリイカを飽きさせないためにオススメです。

02_ アオリイカ

次はエギを動かすためのアクションですが、エギとの距離が船に近いとき(船との角度が急なとき)は、まずダートアクションを3回入れてからポーズを5秒取り、バイトがなければ底を取り直します。このアクションを繰り返すなかで、少しずつエギが沖に向かって出ていくのでダートアクションの数を増やしていきます。ちなみに、ポーズの時間は船をポイントに着け直すタイミングで変えるようにするなど、自分にとって分かりやすいルーティーンにすれば覚えやすいでしょう。ポーズの時間を変えながらイカの反応をみて、最もよいポーズ時間を探してみてください。
日によってダートアクションの速さでも反応が変わるため、速くダート幅の短いアクションや少し遅めでダート幅の長いアクションなど、反応がないタイミングに試しながら、その日の最適なアクションを探し出していくのも楽しみです。

最高に気持ちいいフッキングのために、
私流のコツとポイント!

03_ アオリイカ釣果

ティップランのなかで私が1番楽しいと思う瞬間がフッキングです。エギを動かして誘い出して、エギを止めてイカが触った瞬間にフッキングを決める。決まったときの気持ちよさはなかなかほかの釣りでは味わえない快感です。
しっかりとエギを抱いてくれるときはかなり楽なのですが、イカが警戒心を抱いているときはバイトがひじょうに小さくなります。イカパンチをしてすぐに戻っていく場合もありますので、バイトはしっかりと取っていきたいものです。

凪の日であれば、波もなく船の揺れも少ないのでバイトも分かりやすいですが、少し波風が出てくるとバイトが少しぼやけてしまいます(アタリが取りづらい…)。少しでもアタリを分かりやすくするための対策として、「ロッドを軽く握る」という対策をしています。
強くロッドを握っているとロッドが波によって揺れてしまいます。エギがポーズ中に動いてしまうとイカを警戒させてしまうのです。私は少しでもポーズ中にエギに不用意な動きを出さないために、波に身体とロッドを同調させるように気を付けてロッドを軽く握り、ロッドティップをなるべく動かないようにしています。

04_ 釣りシーン

ポーズ中にイカが寄ってくると、慣れてくればロッドに「モヤモヤ」と水流の変化による違和感が伝わってきます。この「モヤモヤ」感が出ているときはかなり集中してバイトを取るようにしています。
とはいえ、慣れないうちは違和感を感じ取るのが難しいもの…。慣れるまでは少しの変化でもフッキングする癖をつけると、少しずつ成功するようになります。なんでもフッキングすると「恥ずかしい」と感じることもあるかと思いますが、「意外とこんな違和感がバイトだったんだ!」と気づくことでしょう。「フッキングミス=アクション」と考えるように私は勝手に決めています(笑)。
専用のタックルがあれば感じるバイトの量もかなり多くなりますよ。

フッキング後のやり取りですが、イカのサイズが小さいならば少し強引にやり取りしても上がってきます。イカのサイズが800gぐらいになってくると、フッキング後にラインが出ていくことも多いのでリールのドラグ設定を合わせていく必要があります。
私のドラグ設定の目安は、ダートアクション(シャクリ)を入れたときに少しドラグが「チッ」と出るような設定です。フッキングした瞬間に少し緩く感じるかもしれませんが、船が流れていくことも考えて少し緩めに出るくらいにしています。

05_ アオリイカ2

今の流行りのティップランエギングはまだまだ面白い釣り方や魅力があると感じています。また新たな発見があればいろいろとお伝えしていきたいですね。本格的にシーズンインを迎える前に、みなさんも思い思いの対策をしてみてください


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レポーターREPORTER

馬場 英教
プロフィール:馬場 英教
バスフィッシングやバストーナメントを楽しむ傍ら、海のルアーフィッシングである「エギング」に興味を持ち始めたのをきっかけに、がっつりソルトウォーターフィッシングの魅力にハマってしまったハヤブサフィールドスタッフ。バストーナメントを引退後、ショア・オフショアを問わずソルトウォーターフィッシングに傾倒しているプロアングラー。基本的に出たがりの恥ずかしがり屋で、吉本新喜劇が大好きな町の電気屋さん「ババデンキ」の店主でもある。