「食わせ」を追求した【MAKOTO FISHING クックックサイゼ!】
集魚と摂餌を理解して釣果アップ!

PR:株式会社信商事

釣り師が目にする釣りエサやマキエでやはり気になる要素の1つは、「集魚力」あるいは「集魚効果」というフレーズ。こちらが大きいように感じます。しかしお魚さんを集めたあと、いかに食わせるかということが、釣りにおいては最重要であるのは言うまでもありません。
そんな「いかに食わせるか」を追求した画期的なアイテム【クックックサイゼ!】をご存じですか?

text&photo:長岡さん(株式会社信商事 取締役)

「集魚力」とはいうけれど…

いろいろな商品に「集魚」という言葉が多く用いられていることは、釣り師にとって大きな興味であり需要があることを裏付けていると感じています。
しかしながら、海中にある仕掛の周囲にお魚さんを集めることは、釣果を上げるためのプロセスとして必須であることに違いはありませんが、肝心なのは集まってきたお魚さんが仕掛に装餌したエサを食ってくれるかどうかということです。せっかくお魚さんを集めることができても、仕掛のエサを食べてくれないことには釣果を得ることができません…。

お魚さんが釣りエサのニオイに大変敏感であることはみなさんご存じかと思いますが、こうした嗅覚や視覚によって集まってくることを「誘引」と呼んでいます。したがって、集魚力が強いということは、「誘引効果が高い」ということになります。
一方お魚さんがエサを食べる行動を「摂餌(せつじ)」と呼んでいます。お魚さんが好んでよく食べるエサは「摂餌効果が高い」エサといえます。釣果を上げるためにはまず誘引(集魚)が必要で、それに続く摂餌(食べること)というプロセスを経なければならないのです。

嗅覚と味覚の違い

01_ 人の味蕾
ヒトの味蕾

ここでもう一度整理してみましょう。お魚さんの嗅覚や視覚によって最初に「誘引」が起こり、次に引き起こされる「摂餌」は味覚に大きく左右されます。この嗅覚と味覚はわれわれに置き換えるなら鼻で感じるニオイと、舌で感じる味の違いといったところです。
この嗅覚と味覚の違いは実はお魚さんたちも同様で、嗅覚は鼻で感知し、味覚は「味蕾(みらい)」という細胞にエサが接触することにより感知するのです。

味を知覚する細胞であるこの味蕾は、ヒトにおいては舌にのみ分布しています。言い換えるならヒトは舌以外の部位、たとえば鼻の頭とか頬に食べ物を接触させても味を感じることはありません。

ところがお魚さんの味蕾は、口腔以外の部位、ヒゲ・咽頭・食道・胃など種類によって異なりますが、広い範囲に分布しています。味蕾が口の周囲に分布しているお魚さんであれば、エサを食べる前にちょっと触れるだけで、そのエサが美味しいのかそうでないのかを判別することが可能なのです。

02_ 魚の味蕾
お魚さんの味蕾の分布

また、飲み込んだエサが食道を通って消化管に移動していく過程でも、その味を感知することができるお魚さん。魚が最初少しだけエサに触れてから吸い込む動作を頻繁に起こしているのは、こうした特性があるからなのです。
魚を釣るうえで、お魚さんの摂餌行動を知ることはとても重要です。

03_ オジサン
ヒゲに味蕾があるオジサン

お魚さんの味覚に訴える強力な助っ人登場!

今年6月にMAKOTO FISHINGより発売した「クックックサイゼ!」という商品はまさにこの摂餌行動にスイッチを入れるための液体です。単に集魚効果ではなく、先ほど説明した摂餌効果を高めるために開発されていて、原料は新鮮なイカの内臓を酵素によって分解、液状に加工した原液です。アミノ酸主体の多くの集魚剤は広範囲に速やかに拡散するというメリットが高い反面、釣りエサに展開した場合、投入とともにすぐ拡散してしまい持続性に乏しいという欠点があります。

一方「クックックサイゼ!」は酵素が生きているため、高い持続性を保つことができます。お魚さんが嗅覚として感じるニオイ物質はアミノ酸を始めとした多くの化学物質がありますが、味覚として感じる化学物質はグリシン、アラニン、イノシン酸をはじめとした6種類が報告されていて、ほぼ全ての魚種に共通しています。

04_ クックックサイゼ!
MAKOTOFISHINGより発売した「クックックサイゼ!」

これは海水魚、淡水魚を問わず高い効果を発揮することが確認できており、バス釣りでも抜群の効果を発揮します。「クックックサイゼ!」を水溶性のワームに染み込ませたもので試してみたところ、ラージマウスバスが果敢に食ってきました。

05_ ブラックバス
「クックックサイゼ!」に漬けたワームでバスがヒット!

特筆すべきは海上釣堀

海上釣堀においては、サシエに使用する冷凍のエビ魚の切り身を「クックックサイゼ!」に浸すことにより、抜群の効果が出ています。

冷凍のエビは浸してから一晩、冷蔵庫で保管すると中心部まで浸透しますが、釣り場で短時間でもしっかり浸透します。(魚の切り身はあまり長時間浸透させると酵素の働きで身が少し柔らかくなることがあります)
とくに効果が発揮されるのは、放流されてからずいぶん時間が経過したスレたお魚さんと、活性が低く口を使わないお魚さんたちです。「クックックサイゼ!」は携帯に便利なスパウト袋に入っているので、現場でもすぐに対応でき、ここ一番というときに手持ちのエサに振りかけて10分程度待ち使用すると、効果を発揮する便利アイテムです。

これからの季節は水温が下がりお魚さんの活性も徐々に鈍くなります。釣り堀だけでなく、船釣りや磯釣りにおいても、「クックックサイゼ!」に漬け込んだエサでじっくり大物のアタリを待つというのもいいかもしれません。

記事協力:株式会社信商事「MAKOTO FISHING」
参考:株式会社信商事プレスリリース