ダム湖で野池で川でバス釣りに熱中しているヤングアングラーの諸君、この寒い季節も元気にルアーぶん投げていますか? 何っ!? まったく釣れないので釣りはお休み? それはいけませんねえ。若いんだからフィールドに飛び出さなくっちゃ! ということで厳寒シーズンにおすすめの釣りを紹介しちゃいましょう! それがソルトのロックフィッシュ。いつも使っているバスタックルでねらえるんです!
フィールドとターゲット
おすすめは安全な親水護岸や釣り公園でメインはカサゴ
釣り場は港湾部の護岸や漁港の防波堤など、ある程度の水深があればどこでもロックフィッシュねらいの釣りは可能。ただし釣り禁止、立入禁止の場所では釣りをしないこと。これ絶対! 「ここ大丈夫なの?」と心配するような場所なら「釣りOK」と明記されている場所がベター。無料開放された親水護岸や釣り公園がそう。足場がよく手すりもあるので安全なのだ。もしお金に余裕があるのなら有料の釣り公園がもっとも安心だ。



ロックフィッシュというのは日本語でいうと根魚。つまり海底などの根、ストラクチャーに着いている魚たちのこと。その代表格でもっとも釣りやすいのがカサゴだ。関西でガシラ、中国地方でホゴ、九州ではアラカブなどと呼ばれている。サイズは大きいもので30cmを超えるが、こんな大物は非常にまれ、20cmをオーバーすればナイスサイズだ。カサゴ以外ではアイナメにクジメ。クロソイなどのソイ類。キジハタ(アコウ)などのハタ類なども釣れる。厳密にいうとロックフィッシュではないのかもしれないけれどメバルも似たようなポイントで釣れる。




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ポイントとストラクチャー
まずは波止際!続いて敷石の上!テトラの穴も!

根魚というぐらいだから、ねらうポイントは海底にある根? まずはそのとおりだが根魚が着くストラクチャーにはいろいろある。そのなかで、もっともイージーにねらえるのが防波堤の際。壁面スレスレの海底付近。続いて防波堤の基礎になっている敷石部分。この敷石の上から敷石が切れるブレイク部分も見逃せない。そして最初に出てきた海底にある根の周囲。この根のことを沈み根、シモリともいう。防波堤の継ぎ目にできた隙間やスリットも好ポイントだ。防波堤にテトラなど消波ブロックが入っていれば、その隙間の穴はカサゴなど根魚の絶好の住みかだ。ただしテトラの上で釣りをする場合は充分注意すること。特に濡れている部分に決して乗らないこと。足を滑らせて穴に落ち込んだら付着した貝類で手足が切ってしまうし、簡単には上がってこれない。

