No.67 かめや釣具 高松屋島店 坂下輝さん&家森喜基さんの場合
今月のおすすめアイテム
- かんたん投げ釣りセット 立つ天秤 2本鈎
- カワハギ 超ショートハリス ハゲ鈎 3本2セット
- ジャックアイ マキマキ サゴシスペシャル
- ジャックアイ マキマキ スピン
- ジャックアイ エアジャーク
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第67回は香川県高松市内に昨年9月10日にオープンしたばかりの「かめや釣具 高松屋島店」スタッフ・坂下輝さんと家森喜基さんのおすすめ。3月の瀬戸内海、高松周辺の海はまだまだ水温も低くエサでねらう釣りものが少ない時期。しかし、もう1ヵ月もすれば投げ釣りのカレイが上向くはず。ルアーではショアからのジギングで、その名も「魚偏に春」のサワラねらいが楽しい。50~60cmのサゴシクラスから大きいもので1m級の立派なサワラもメタルジグにヒット! これにハマチもまじるから楽しみだ。
接岸カレイ待ってました!
かんたんチョイ投げでねらうならこの仕掛
「そうですね、いま高松周辺の防波堤でねらうとすれば胴突仕掛でメバルぐらいでしょうか?」という坂下さんにインタビューしたのが2月中旬。しかし、もう1ヵ月、2ヵ月すれば投げ釣りでカレイが釣れ始める。産卵を控えたカレイが浅い岸辺に、どんどん寄ってくるからだ。
ということで坂下さんのおすすめが誰にでも手軽に投げ釣りが楽しめる「かんたん投げ釣りセット 立つ天秤 2本鈎」だ。
「とにかく道糸を結ぶだけですぐ釣りができるのが何よりです」という坂下さん。さらに「スペアの仕掛もセットになっていますので、根掛かりやトラブルで仕掛を切ってしまっても心配ありません」と自らもチョイ投げするときは、この仕掛を愛用しているのだそう。「はい、この仕掛を2、3組持参しておけば、けっこう長い時間釣りが楽しめますよ」とのこと。
ただしハリがキスバリなので大型カレイには不向きだが、至近距離のチョイ投げで小型カレイをねらうならハリサイズ9号でオモリ7号のセットを選ぶのがよいだろう。仕掛全長が65cmと短くライトゲームロッドやバスロッドでも楽に投げることができるから「小さなお子さんでも大丈夫です」と坂下さん。エサはホンムシ……と言いたいところだが安価なアオイソメで充分だ。
掛かりが違う!
カワハギ釣るならやっぱり専用!
もうひとつ坂下さんのおすすめが「カワハギ 超ショートハリス ハゲ鈎 3本2セット」だ。実は坂下さん、同じ香川県の小豆島出身。地元では秋になると防波堤からカワハギやウマヅラハギをねらっていたそうだが、以前はメバル用の胴突仕掛を使っていたそう。
「でも、なかなかハリ掛かりしないんです」ということで試してみたのが専用仕掛の「カワハギ 超ショートハリス ハゲ鈎 3本2セット」だ。すると「掛かるわ! 掛かるわ!」で釣りが一変。
エサは通常は短く切ったアオイソメがベストだそうだが、周辺にサビキ釣りの人が多いときは、マキエのアミエビにカワハギも寄ってきているのでオキアミをエサにする方が食いがよいとのこと。
小豆島でも高松周辺でもカワハギがねらえるのは、まだまだ先。「秋になったらぜひ高松でもチャレンジしようと思っています」と眼を輝かせる坂下さんだった。
とにかくブレードが効く!
ショアジギングのサワラに威力絶大
「高松周辺には3月になるとベイトのイワシが接岸します。これを追ってサワラも回遊してくるんです」と家森さん。「これをねらわない手はない!」と瀬戸内アングラーが手にするのがメタルジグだ。
数あるメタルジグのなかで家森さんのおすすめが「ジャックアイ マキマキ サゴシスペシャル」「ジャックアイ マキマキ スピン」だ。
家森さんにその理由をたずねると「第一にブレードでしょうね」という答え。青物のなかでもサワラ、サゴシの興味を引くのにブレードは欠かせないのだとか。
カラーはベイトのイワシや、ときとしてサヨリにマッチするイワシカラーやシルバー系が最適なのだそう。高松周辺の防波堤や島嶼(とうしょ)部からのショアジギングならウェイトは30~40g。「ブレードはもちろんリア、フロント両フックも最初から付いていますのでパッケージから出してリーダーを結ぶだけで、すぐ釣りができます」という手軽さも家森さんのお気に入り。
「まだ先ですが秋になると鳴門海峡筋のオフショアジギングでメジロ、ブリをねらいます。そのときはコレの100~120gがいいです」と家森さんが手にするのが「ジャックアイ エアジャーク」だ。引き抵抗が小さいシンプルな形状で疲れず釣り続けられるのが何よりとのこと。
ということで春も秋も四国の瀬戸内海の青物は「ジャックアイ」シリーズのメタルジグで決まり!
かめや釣具 高松屋島店
住所:香川県高松市高松町3008-7
HP:https://kameya-fishing.com/