My Recommendation（ショップのオススメ） 全国の釣具店スタッフ激白！
ハヤブサアイテム おすすめマンスリー

No.47 フィッシング・アウトドアショップ アイ・エヌ・ジー 神部哲郎さんの場合

「全国の釣具店スタッフ激白！ ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第47回は大分市内にある「フィッシング・アウトドアショップ アイ・エヌ・ジー」スタッフで仕掛担当の神部哲郎さんのおすすめ。7月、大分市周辺の防波堤や護岸などではチョイ投げのキス釣りが面白い。ピンギスもいるが平均20cmとサイズがよく釣果も10～30尾とまずまず。オフショアでは水温が安定する時期なのでボトムのホゴ（カサゴ）から中サバ、大サバ、ヤズ、ハマチ、ブリと多彩な釣果が期待できる。

キスは手前ほどよく釣れる！
だからチョイ投げセットが大人気

「運がよければ尺ギスも釣れますよ」と神部さんがいうのは本格的な投げ釣りの話ではない。20～30mも投げれば充分のチョイ投げの話だ。というのは大分市周辺の釣り場の特徴によるものだ。「実はキスが好む砂底は手前だけで、沖にいくほど海底に岩が多くなるからなんです」と神部さん。なるほど！　キスねらいに関しては遠投してもムダなだけ……ということだ。

そんなチョイ投げのキスねらいにオススメなのがオモリと仕掛が丸ごとセットになった「ライトショット　投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎」で、人気のヒミツを「とにかく道糸を結べばすぐに釣りができますし、テンビンが海中で立つのでエサのアピール度抜群！　初心者でも苦労せずに釣りができますから」と神部さん。ちなみに大分ではオモリ7号ぐらいがレギュラーだそう。

「ただ、7月の大分はクサフグが多いので、その対策も必要です」と神部さんがオススメしてくれたのが「投げ釣り+α　フグの歯対策 投げ五目」という、ハリのチモトに被せた透明パイプがフグの鋭い歯からハリスを守る仕掛。「フグが多い場合に備えて、この仕掛も持っていると完璧ですね」と太鼓判を押す神部さんだった。エサは地元でいう赤ゴカイ（関西でイシゴカイ、関東でジャリメ）もしくはアオイソメでOKだ。

ショートロッドでやるライト落し込みに最適
取り回しがよい4本バリ仕掛

7月、大分市周辺の遊漁船が目指すのは豊後水道。根魚から青物までの五目ねらいで、近年はタイラバロッドやジギングロッドを流用した「ライト落し込み」という釣りが盛んなのだとか。

「ライトな釣りですがブリなど大ものがヒットすることも結構ありますので……」と神部さん。豊後水道ではハリス12号のものが売れ筋で、それほど大ものが多くない近場のポイントでも10号が標準だそう。