No.98 上州屋 草加店 加藤裕一さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 船極ヒラメ 固定式トリプル 2本鈎2セット
- 船極ヒラメ 固定式シングル 2本鈎2セット
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第98回は埼玉県草加市にある「上州屋 草加店」の加藤裕一さんのおすすめ。9月になると千葉県の外房方面から太平洋岸を北に向かって順次解禁されるのが船からねらうヒラメ。解禁直後は数釣りがメインで1kg前後(約60cm)を中心に多い人で10~15尾というから、特大クラスは出ないものの、なかなか楽しい釣りが楽しめそうだ。
スッポ抜けずバラシが少ない
ヒラメねらいのノマセ釣り基本仕掛
「下(孫)バリがトリプルフック仕様で、掛かったヒラメがスッポ抜けることなくバラシが少なくなるので、船らかノマセ釣りでねらう場合はこの仕掛が基本です」と加藤さんが言うのが「船極ヒラメ 固定式トリプル 2本鈎2セット」だ。外房や常磐方面で釣りをする場合の80~90%はこの仕掛でよいという。
解禁当初で大型が少なく60cm前後の魚が多い場合はハリス6号のものを選ぶ。この仕掛なら上(親)バリが17号、下(孫)バリが8号になっている。エサはマイワシを使用するがハリのセット方法は上(親)バリを口の上側から貫通させ下側に抜く。下(孫)バリは背ビレの真ん中あたりか肛門付近に浅く刺す。
季節が進み大型が多くなれば
シングルフックタイプで対応
ヒラメ釣りの解禁直後は60cm前後の中型がメインだった外房や常磐方面も、季節が進むにつれ70cm、80cmと徐々に大型が釣れる確率が高くなってくる。ときにはその重量と引きの強さで、トリプルフックだとのばされてバラしてしまうことがあるそうだ。
そこで「そんなとき頼りになるのが……」と加藤さんが言うのがシングルフックタイプの「船極ヒラメ 固定式シングル 2本鈎2セット」だ。
トリプルフックにくらべフッキングはしにくくなるが、一旦掛かってしまえばシングルフックのほうが強度的には上なので、80cmという大ヒラメが暴れてもハリ自体が伸ばされることが少ないのだそう。
ちなみに大型ヒラメをねらう場合、ハリスは7~8号、上(親)バリ18号、下(孫)バリ13号ぐらいがおすすめだ。オモリは昔ながらのノーマルタックルなら80~100号、近年流行のライトタックル(遊漁船で許可されている場合)なら60~80号が標準だ。
上州屋 草加店
住所:埼玉県草加市旭町1-4-33
HP:http://www.johshuya.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/jsysoka/