リーマンアングラー・イノォの「釣りたい、楽しみたい、伝えたい!」静岡へのぶらり旅!
沼津港深海水族館で未知の世界を探検!

深海生物の体の色は赤色が多い?

09_ カサゴ

深海に棲む魚や生物は赤色をしているものが多いですよね。赤には保護色の役割があり、最初は赤色なのですが水深が深くなるにつれて赤色の波長は吸収されやすくなるため、グレーや黒となり周りと同化してしまいます。赤い魚が多いのは保護色として役に立つからですね。つまり、赤色は深いところで黒色となり、背景(岩や海藻)に溶け込んで水中で見えにくくなるのです。
でも、そうなると赤色のジグは釣れない色になるのでは? と思われますが、そうでもありません。水中では動きとコントラスト(シルエット)が大切なのです。赤色は浅い水中では色のコントラストが強く、また水深が深くなり黒に近づいた際はシルエットがハッキリしてきます。しっかりとジグをアクションさせれば、水深に関係なく比較的発見されやすのでしょうね。メタルジグで赤いカラーが定番なのもそのためだと思われます。

10_ 赤い魚1
11_ 赤い魚2

「生きている化石」謎の魚シーラカンス

12_ シーラカンスミュージアム

生きている化石といわれ、この水族館のメインとなる「シーラカンス」。ここでは3体の剥製(はくせい)標本と2体の冷凍標本のシーラカンスが展示されています。

シーラカンスは、ワシントン条約のなかでももっとも規制の厳しく保護されている魚類だそうですが、正規の手続きのもと許可証が発行された標本個体だそうです。あと、世界初のシーラカンスの遊泳映像も見れますよ。本当に深海とはすごいと感じさせられる迫力でした。なにより、絶滅したと思われていたシーラカンスが3億5千万年前から現在まで生き続けていて、発見された奇跡は圧巻です。このシーラカンスが見れるのも沼津港深海水族館だけだそうですよ。
興味がある方は、ぜひ一度水族館を訪れてみてはいかがでしょうか?

13_ 冷凍標本のシーラカンス
14_ 剥製のシーラカンス
冷凍標本と剥製のシーラカンスはみ応え十分!

透明骨格標本

15_ ビワアンコウの骨格標本

まさしくアートといえる美しさ! 見入ってしまうほど時間をかけて楽しんでしまいました。なぜ、このようなことができるのだろう? どのようにするのか? と興味が湧いてきませんか?

透明骨格標本とは、肉を完全に透明化して硬い骨を赤く、軟骨を青く染めることで繊細な部分を観察することが可能になったといわれています。この標本製作は数ヵ月にも及ぶ時間がかかる大変な作業だそうです。本当にきれいなアート作品ですね。

16_ アカエイの骨格標本

ディープシーワールドで深海シューティング!

17_ シューティング解説ボード

水族館のすぐ隣にあるのが、アトラクションを楽しむことができる「ザ・ディープ・シー・ワールド(深海王国)」という有料アトラクションです(お1人様700円)。もちろん、私たちもチャレンジしてみました。

18_ ポッド

2人乗りの探検ポッドに乗り24種類の深海生物や古代生物の捕獲に行くアトラクションです。ポッド内に入ると高速レーザー銃でターゲットをねらいます。生物によっては的に数回レーザーで当てないと獲得できないものあります。なかには高速レーザーをバージョンアップできるポイントなど、いろいろな楽しみがありました。ダイオウイカやダンクルオステウスの捕獲は、ほとんどムリに近いと思いますけどね(笑)。
でも、久しぶりに夫婦でアトラクションを楽しめたこともあり、もう一度チャレンジしたいと思うほどの面白さでしたよ。

THE DEEP SEA WORLD 深海王国

住所:〒410-0845 静岡県沼津市千本港町89(港八十三番地内)
TEL:055-955-5990
HP:http://www.minato83.com/deepseaworld/

19_ ディープシーワールド入口

 
 

深海に興味を持ち始めて以来、どうしても行きたかった水族館の1つであり、連休を利用して満喫したぶらり旅。存分に楽しめました。

20_ チンアナゴ

出掛けるとついつい釣りがしたくなるところですが、釣りが好きだからこそ、いろいろと学ぶことも重要ですね。とくに水族館は、興味が湧きすぎて今回のように没頭してしまうところがまた面白いところです。釣りをするのも大事ですが「知識を得ることで釣り人の能力は上がる」をモットーに、今後も水族館巡りを続けていきたいと思います。
では、また面白い水族館を巡ったあとにお会いしましょう!

 

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レポーターREPORTER

井上 隆史
プロフィール:井上 隆史
休みの日も家でのんびり過ごせない昭和のアラフォー世代。人なつっこい笑顔と誰とでも仲良くなれる性格とは裏腹に、ライトソルトをメインにワカサギ釣りまでこなすマルチなハヤブサフィールドスタッフでもある。『イノォさん』の愛称で親しまれ、関西圏を中心に週末の釣りを存分に楽しむ生粋のサラリーマンアングラーだ。