リーマンアングラー・イノォの「釣りたい、楽しみたい、伝えたい!」 納涼!遠足気分で釣りプラスα
泉佐野で「夜釣り&青空市場」をエンジョイ!

(※当記事は緊急事態宣言前に実釣されたものです)

こんにちは! フィールドスタッフの井上(イノォ)です。今年の夏はとくに暑く感じるように思います。日中の釣りとなると本当に辛いシーズンですが、釣りものによっては夏が本番というターゲットもおり、暑さばかりを避けて通れないのも事実です。でも、少しでも快適に釣りがしたいと思うのはみなさんも同じ、「ならば夏は夜釣り!」となってしまいますよね。

夜は日差しがないため暑さもマシになり、風が吹く日であればさらに涼しく思えるので、ついつい夏は手軽な夜のライトゲームを選んで、短時間ながらのんびり釣りをしてしまいます。
とはいえ、釣りだけじゃ物足りない! せっかくなので、欲張りに釣り以外にも楽しめることはないだろうか? と考えた挙げ句、あるマイスタイルを確立。「釣りも遠足気分」と発想を切り替えて、釣り終わりの朝にいろいろ楽しむのが近年の私の夏スタイルとなりました。

というわけで今回は、夏シーズンの釣りと遊びをご紹介いたします!

夏の夜釣りはお手軽に。
まずは釣りを楽しみたい!

01_ ケンサキイカ釣果

私の夏の夜釣りといえば身近な小型の回遊魚や根魚です。できるだけ手荷物を軽くして楽しんでいます。持ち物は小型のメタルジグ(1g~5g)、ウルトラライトジギングサビキ、ジグヘッド単体にワーム少々を持ち合わせて釣りに出掛けます。ターゲットは豆アジ、コサバ、根魚と、ジギングサビキで釣れる魚をひたすら楽しむが好みです。そして、ポイントによっては、この時期の夏の風物詩となるケンサキイカもいます。

明石エリアや淡路島エリアに向かうときに限り、ケンサキイカをねらうために小型のエギを持っていくのですが、持ち物はいたってお手軽。2号前後の小型サイズのエギでねらいます。(私が使用するエギは「超動餌木 乱舞SS」の1.75号と2号)
夏のショアケンサキはエギ単体を使うシンプルな釣りです。タックルもライトゲームで使用するロッドやリール、さらにラインもそのままで使えます。私はPEラインの0.2~0.4号にリーダーをいれて使っています。サイズは小さいですが、アタリも繊細で食べても美味しいのが魅力的。夏にぜひオススメの旬な釣りものです。

釣れるものがすべてターゲット!

02_ アジ

手軽さを重視するためターゲットは決めず釣れればなんでもOK。豆アジやコサバ、イワシといった回遊魚が回りだせば、飽きるまで釣りを続けてしまいます。とくに豆アジをルアー(ワームや小型ジグ)でねらう場合は小さなアタリに翻弄され、ムキになることもあります(笑)。
コレが私にとって本当に楽しいひとときでもあるんです。

03_ アジ釣果
04_ ネンブツダイ釣果
05_ カサゴ釣果

どうすれば、効率よく魚を掛けることができるのか? いろいろ考えながらやることで、新たな発見や「こうやればイイんだ!」などたくさんの経験を積むこともできます。もちろん、釣れないことがあるのも釣りなのですが、また通ってしまう魅力があり、ルアーでアジやサバ・イワシといった小型回遊魚をねらうことの醍醐味です。
しかし、小型の回遊魚をねらってどうにもならないときはターゲットを変更です。そう…癒しのターゲットであるカサゴをねらいます。愛嬌のある裏切らないターゲットとして、私は必ずねらって遊ばせていただきます。さまざまなターゲットから学ぶことはたくさんありますので、どんな魚でもこだわりません。

釣行時間は目安を決めて短めに

06_ 夕暮れの漁港

釣りは睡眠をとってから深夜に楽しむようにしています。釣行時間は約3~4時間ほどを目安にしているので、ときには海の状況や潮などの状態により釣果が出ないときも多々あります。ですが、そのようなときでも深追いせず、きっぱりと諦めるようにしています。

せっかく家を出てきたのだからほかも楽しみたい! 海の近くには、遊べる施設やその土地ならではの美味しい食べ物もあったりしますので、同行してくれる妻にも楽しんでもらえるように「遠足気分で釣りをする」のが多くなったわけです。ここ最近は遊ぶことが本当に大切だと感じています。
でも、もちろん釣りに集中したいときは1人で釣りに出掛けるのですが…(笑)。

釣りも遠足気分!!
漁港の朝の楽しみ方

07_ 泉佐野漁協青空市場

とある夏の日。釣り終わりに訪れたのは、大阪府泉佐野市の泉佐野漁港内にある「泉佐野漁協青空市場」です。市場内には30店舗近い店がならび、新鮮な魚介類などをリーズナブルな値段で四季折々に販売しています。食べるところもあり、お寿司屋さんやレストランなど青空市場ならではのグルメを楽しむことできます。
また、青空市場近くには「りんくうプレジャータウンシークル」「りんくうプレミアムアウトレット」などといった施設もあります。釣りの帰りでもよいでしょうし、単に少し寄り道なんかでもよいと思いますので、お魚好きな方は、ぜひ青空市場へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

泉佐野漁協青空市場

住所:〒598-0051 大阪府泉佐野市新町2丁目5187番101
HP:http://www.aozora-ichiba.com/

 

新鮮な魚介類と旬の魚を見学!

08_ 売り場に並ぶ魚たち

さて、市場内に入ると、目の前に店舗が一直線にずらりと並んでいます。日ごろ見かけない魚や大阪湾の代表的な魚であるクロダイ(チヌ)など、本当にたくさんの魚介類が、しかも安価に並んでいました。魚を見ているだけでも、なぜかテンションがあがります(笑)。

知らないものはとくに興味が湧くのですが、ときには「この魚がこんなに安いなんて…」とショックを受けることも……。釣り人が高級魚と思っている魚も、青空市場では想像以上に安く売られていました。手間をかけて釣った魚の安さに驚かされながらも、「いやいや、この1尾に出会う楽しさは別物」と、言い聞かせている自分がいたりして(笑)。
それにしても並んでいる魚を見ているだけでも楽しいものです。ぜひ季節を変えてまた見に行きたいと思います。食べたことない魚介類にもチャレンジしてみたいですね。

09_ カニ
10_ 貝
11_ たくさんの種類の魚
12_ アジとエビ
13_ スキャンピー
14_ マグロやカツオ
ズラリと並ぶ魚介類! 見たことのないものも含め、どれもびっくりするほど安くて新鮮!!

できたてホヤホヤの天ぷらを食す!

市場を一直線に歩いて最後にあるお店がディスカウントフィッシュ「丸新水産」です。
ここは店前に出ているメニューから選んで、その場で天ぷらにしてくれます。少々時間はかかりますがボリューム満点で、できたてホヤホヤの天ぷらを食すことができます。

15_ 丸新水産
16_ メニュー

今回、私たちが選んだのは人気ナンバーワンのアナゴと、天ぷらといえば王道のキスです。海を眺めながら青空のもと、さっそくいただきました!
ころもはサクサクで塩や調味料をつけなくても味があります。もちろん中身はふわふわ。食べるうちに白ご飯が恋しくなりました(笑)。家に持って帰って白ご飯と一緒にいただくか迷いましたが、その美味しさのあまり(その場で食べる雰囲気も含めて)完食。リピート決定で十二分に満足したのでした~。

17_ 天ぷら

 

ここ最近は釣りに対して計画を立てるようになってきました。手軽な釣りに遊びもプラスして釣行するのがほとんどです。もちろん真剣に釣りがしたいときは集中して楽しむのですが、思い出作りも大切であり重要と思えるようになりましたし、魚が好きだから魚にまつわる施設や観光スポットに旅行に出掛けるようにもなりました。今後も出掛けた先での面白いことを釣りにプラスして、フィッシングライフを送りたいと思います。

「釣りは遊びだ!」をモットーに、みなさんと“面白い”や“楽しい”を共感できれば最高ですね。今後も新たな遊び方を模索しつつ……。では、またの機会に!

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、店舗・施設や遊漁船によって営業時間の変更や休業の可能性があります。お出掛けの際には公式HPにてご確認ください。また、事前に地域の情報を確認したうえで釣行の計画、万全の対策、ソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。

 

レポーターREPORTER

井上 隆史
プロフィール:井上 隆史
休みの日も家でのんびり過ごせない昭和のアラフォー世代。人なつっこい笑顔と誰とでも仲良くなれる性格とは裏腹に、ライトソルトをメインにワカサギ釣りまでこなすマルチなハヤブサフィールドスタッフでもある。『イノォさん』の愛称で親しまれ、関西圏を中心に週末の釣りを存分に楽しむ生粋のサラリーマンアングラーだ。