サチの「ゆる~く」お気楽釣り三昧 富山といえばホタルイカ
風物詩!ホタルイカすくい3度目の旅

うだるような夏……夏真っ盛り。くれぐれもみなさん、熱中症には気をつけて。
そんな季節の今!! 「ホタルイカって何時やねん!」なんて声が聞こえてきそう…??? 確かに、なんと時期外れな記事を書くのでしょうか?? でも私は大丈夫です。

全然気にしません!!

ということで、今年で3回目となる、緊急事態宣言前の春(まさか外出自粛になるなんて思わなかった…ころ)にチャレンジした富山でのホタルイカ掬(すく)いの模様をお届けします。

いざ行かん!ホタルイカすくい

いきなりですが、前年の結果はコチラの写真……(涙)。

01_IMG_1509 昨年の結果

ワァ! カゾエラレナイクライ イッパイ (棒読みでお願いします)。
サラリーマンの限られた休日が、ホタルイカの湧く日に合うかは、もう奇跡!

でも今年は、嬉しいことにすくえたのです(いきなり結果)!

02_IMG_1508 ホタルイカすくいシーン
03_IMG_1507 ホタルイカすくいシーン
04_IMG_1169 今年の結果

爆湧きや~~~ん!
って思ったら、地元の子(富山っコ)には「小湧きやね」って、なんとも厳しい…。

爆湧きはこうなるようです↓↓↓

05_IMG_1522 ホタルイカ爆湧き
06_ IMG_1523 ホタルイカ爆湧き

美しい!!!!

来シーズンこそは!!!! っと意気込んで、無事に(?)ホタルイカすくいは終了です。
※ちなみに、砂浜に打ち上げられたホタルイカは砂を噛んで食べられません

ホタルイカについてのエトセトラ

地元の方から見れば「小湧き」だった…(?)私たちのホタルイカすくい。またの機会に向けて、ホタルイカのアレコレをお勉強。次回のチャレンジにつなげましょう!

まずは敵を知れ!ホタルイカを知る

ホタルイカのことをもっと知るために、「ホタルイカミュージアム」に行ってみました。

07_ IMG_1504 ホタルイカミュージアム

ホタルイカすくいは海岸沿いの浅い場所。なのに生息しているのは水深200mより深い海。あんなに小さなホタルイカさんは、産卵のために深海からの長い旅をしてくるのです。
母なる愛は偉大です。なのでホタルイカすくいでGETできるのは全部メス。もう、こんなん知ってしまったら、可哀想ですくえへんやん(いや…すくうけど)。

と、こんな風にホタルイカについて学べます。

 

条件が合わず、ホタルイカすくいができなくても、こちらで泳ぐ、光る、実物のホタルイカに会えますよ。

08_ IMG_1503 ホタルイカに会える
09_ IMG_1506 ホタルイカに会える

敵を食してみる(?)

さっきの可哀想な気持ちはどこ行ったのか?? 夜まではまだまだ長いのです。
まずは地元のホタルイカを食してみましょう。

Let’s 地産地消!!

ホタルイカ、酢味噌でいただくのが一般的ですが、私のお気に入りは天ぷらです。こんなのが船に乗らずに網で獲れるとは!
まさに、富山湾の奇跡!!

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13_ IMG_1173 ホタルイカの酢味噌と天ぷら料理

ホタルイカすくいの準備!
ギアやウェアを紹介

ホタルイカすくいの現場は夜の海。暗くて視界が悪いため、準備はしっかり整えて挑みましょう。何よりも「安全第一」です!

14_ IMG_1494 ホタルイカすくいの準備イラスト /溝部祥子

あとは日頃の行い、運任せ!

土日の海岸沿いはホタルイカよりも人が爆湧き。車を駐車できるのかも運です!!!

必要なのは情報と運!
釣具屋、市場などで「何処で湧きそうかな~?」なんて情報を仕入れてみたり、ツイッターなどなどネットの情報をチェックしてみましょう。

15_ IMG_1497 ホタルイカすくいシーン

 

といったところで、ホタルイカすくいの旅レポートはおひらき。

全国でも珍しい、この「ホタルイカの身投げ」といわれる現象。数少ないタイミングに出会えるかどうかは、まさに富山湾の奇跡!! ぜひ一度体験してみては?
(※ただし、くれぐれも禁止区間での路上駐車や夜間の騒音、ゴミの廃棄などには気を付けるよう、十分に配慮してくださいね)

 

レポーターREPORTER

溝部 祥子
プロフィール:溝部 祥子
滋賀県大津市在住
「キャッチ&イート&Beer」をスタイルとする釣り好き会社員。カセ釣りを得意とし、油絵が趣味という多彩でややマニアック(?)なおうし座。