こんにちは! モットーは「初心忘れるべからず」
「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。
先日久しぶりにサビキ釣りをしたんですが、小サバやイワシに混ざって型のいいアジが釣れてとっても楽しかったです。
船釣りや鮎の友釣りなど、いろんな釣りを経験しても、小さいころ家族で楽しんだサビキ釣りはやっぱり楽しいなと、初心を思い返しました。
ということで今日のテーマはこのさかな!
アジもいろいろ
アジの仲間は世界中の海に生息します。体側の側線上に、鋭い突起をもつ稜鱗(ぜいごやぜんごと呼ばれます)が発達しているのがアジの特徴。
そのなかでもサビキ釣りで釣れるのはマアジのことが多いです。
一言でアジといってもいろいろありまして……。
色や形もいろいろ
背ビレと尻ビレが京都銀行のCMになりそうなくらい、ながーーーーーいイトヒキアジ。
「青アジ」とも呼ばれるのに尻尾は赤いオアカムロアジなど色や形がいろいろ!
サイズもいろいろ
サイズもいろいろ!
10cmのマアジ(豆アジ)から150cm以上になるGTことロウニンアジまで! 同じアジ科のヒラマサは最大250cmという記録もあります。
大きいものはカモメや鳥を食べることもあるそうです! ひょえー!!
そんなアジの仲間に共通することは……!?
僕たちみんな「アジ」がよい!
「味(アジ)がいいからアジ」という名前の由来の一説があるほどどれも美味しいさかな。漢字も「参ってしまうほど美味しい」から鯵という説もあります。
(そのほか:旧暦の三月に美味しいからなど)
ただし暖かい海域にいる大型のアジはシガテラ毒※を溜め込んでいることも。大きなアジが釣れた場合は食べる際に気をつけてくださいね!
サビキ釣りのマアジから釣り人の夢ロウニンアジまで、今日はアジにまつわるいろいろなお話でした。じゃあまたね!
※「シガテラ」とは暖かい海域に生息している渦鞭毛藻というプランクトンが、食物連鎖によって大きな魚に溜まる毒のことです
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レポーターREPORTER
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
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