知って得する!川田一輝のお魚あれこれ No.102屋根より高いこいのぼり!何年生きるか知ってる?

illust_川田一輝

こんにちは!
趣味は「さかなのお絵かき」やってることは5歳の子どもと変わらない、「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。かけっこも好きです!

今日、5月5日はこどもの日。こどもの日とは「こどもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、親にも感謝する日」だそうです。
江戸時代から始まった風習で、こどもたちの健やかな成長を願って「こいのぼり」を揚げる日でもあります。もともとは武士が玄関にのぼりを飾っていたことから始まり、その後、民衆にも広まりました。

ということで、今日のさかなはこちら!

コイのぼりクイズ!

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縁起のよいコイのお話です。古くは中国の故事に「滝を登り切った鯉は竜になる」という立身出世を込めて、揚げられます。
コイは何年生きられるでしょう? その答えは最後に発表です!

そもそも人間とコイの歴史は長くて…。

2000年のお付き合い

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原産地は、黒海・カスピ海沿岸の中央アジアと中国です。
とくに中国では紀元前から飼育されていたといわれ、ペットになって早くも2000年が経っています。

ヨーロッパでは早くにガラス技術が生まれたため水槽が作られ、中国や日本では池で観賞魚を飼育していました。なので水槽で飼う熱帯魚は横から見た美しさを、池に泳いでるコイは上から見たときの美しさを重視します。
また鑑賞のためだけではなく、昔から食用としても愛されてきました。

ただここで注意!!

実は毒がある!?

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江戸時代は将軍様も食べていたという、栄養豊富で美味しいコイ。
ただし胆のうにはコイ毒と呼ばれる毒があり、食べると下痢や嘔吐、痙攣、麻痺、最悪の場合死に至ることもあるそうです。

そしてここで冒頭の「コイは何年生きる?」の正解発表です!
実はギネスブックに載ってる記録は…!?

ギネスブックに載ってる記録は226年

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なんと226年!!
1977年まで岐阜県の東白川村で7世代の家族に飼われたコイの「花子」は、226才という記録でギネスブックに載りました。

……ただしこれは諸説あり。
このときにウロコを用いて年齢判定したそうですが、この方法では魚体の成長過程でしか正確に判定できません。コイの場合は8~10年までしか正確に判定できず、正しい判定結果とはいえません。(月刊錦鯉より)

ただそれでも平均年齢は20~50年、長ければ70年ともいわれているので長寿には変わりなし! 立身出世、そして健康長寿を願って今日は青空を見上げましょう。

 

今日はこどもの日
すべての子どもたちがさかなを好きになってくれますように。そして釣り場や海を綺麗にする優しい心を養ってくれますように。そんな思いを込めて、これからもさかなのイラスト図鑑を描いていきます。
これからもよろしくねー!

 

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レポーターREPORTER

川田 一輝
プロフィール:川田 一輝
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態や海の大切さをイラストや歌で伝え、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビの釣り番組や水族館でさかなを解説したり、ラジオDJ・声優としても活躍中。
初の書籍「ツッコミたくなる おさかな図鑑」は重版。SNSのフォロワー数合計50000人以上(2021年現在)
ツイッター:https://twitter.com/honmachi169
インスタグラム:@kawayanfishing (https://www.instagram.com/kawayanfishing/)